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2011年11月19日土曜日

福島原発2号機は揺れで損傷か 専門家が解析

引用ここから


福島原発2号機は揺れで損傷か 専門家が解析

写真
福島第1原発2号機=4月(東京電力提供)


 東京電力福島第1原発2号機で、原子炉格納容器下部の圧力抑制プールが地震の揺れで早期に損傷したか、劣化した可能性が高いとする解析結果を19日までに、原子力安全の専門家がまとめた。

 東電は、地震による原子炉の明らかな損傷はなく、津波による電源喪失が事故原因との立場。揺れで損傷していれば、福島第1と同様に従来の耐震基準が適用されている他の原発への影響も必至だ。東電や政府の事故調査・検証委員会の調査結果が注目される。

 解析したのは日本原子力研究開発機構の元研究者で、社会技術システム安全研究所(茨城県ひたちなか市)の田辺文也所長。

2011/11/19 22:26 【共同通信】


引用ここまで

原文は、47NEWS サイトの中の
【福島原発2号機は揺れで損傷か 専門家が解析】
http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011111901000630.html
です。
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ひなげし陽気』の中の「東電の進退
の参考記事にさせていただきました。

2011年10月18日火曜日

なぜ? 放射能汚染がれきをこっそり強引に全国拡散

引用ここから


なぜ? 放射能汚染がれきをこっそり強引に全国拡散
2011年10月18日 22:00

がれき受け入れを市民に公開しない

東日本大震災で発生したがれきの処理について、住民には情報を知らせず、各地の自治体に引き受けさせる動きがある。

愛知県では環境省からの依頼を受け、県内の各市町村に対してがれき受け入れについて可能な量などを調査。結果を21日までに報告する予定だが、この結果を住民には公表しないという。

福島を最終処分場にしない!

福島県を始め、宮城、岩手など東北各県には、震災により膨大な量のがれきが発生した。復興には早期の処分が必要だが、処理施設そのものがダメージを受けていることもあり、処分は進んでいない。

また、がれきの放射能汚染も心配される中、細野環境相は就任早々から「痛みを分かち合う」として全国の自治体に受け入れを要請した。

がれきの高レベル汚染が心配されるため、原則現地処理をうたっている福島県のがれきについても、「福島を最終処分場にしない」と語っており、全国に汚染がれきをひろめる方針は一貫している。

なにがなんでも受け入れを強制?

愛知県では今年4月にもがれき受け入れについて調査を行おうとしたが、住民の反対に遭って断念している。今回は環境省から再調査の依頼を受け、調査を実施したもの。

ただ、調査票には受け入れ状況について、下記の選択肢しかない。
A:既に受け入れを実施している
B:被災地への職員派遣や検討会議の設置等の具体的な検討を行っている
C:被災地への職員派遣や検討会議の設置等は行っていないが、受入れに向けた検討を行っている
「受け入れられない」という項目は存在しない。

東大の児玉教授も「当該地処理が鉄則」

処理が必要な汚染物はがれきだけではない。除染を行った地域では、取り除いた土砂の処理が必要となる。

また、福島第一原発で作業員が使い捨てにしている防護服なども、膨大な量の「汚染物」として行き場を失っている。

そんな中、全国にがれきや汚染物を広めることに意味はない。放射線の専門家である東京大学の児玉教授もNHKの番組内で「当該地処理が鉄則」としている。

外部リンク

◆SAVE CHILD
http://savechild.net/archives/8842.html

◆中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011101590090305.html


# 除染は無駄 ウクライナの専門家が柿澤議員に(10月18日)
# 子どもに見せたい懐かしのアニメ 8位に「ドラゴンボール」(10月15日)
# 東電vs政府 泥仕合で出てくるものは?(10月15日)
# まるでガンダム! 日立建機の双腕式油圧ショベル(10月15日)
# 結局いつになる? 消費税増税したいが選挙が恐い(10月15日)



引用ここまで

原文は、『税金と保険の情報サイト』の中の
【なぜ? 放射能汚染がれきをこっそり強引に全国拡散】
http://www.tax-hoken.com/news_Og65arAr2.html
です。
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ひなげし陽気』の中の「東電の進退
の参考記事にさせていただきました。

野田首相視察:「除染しきれっかな」…詰め寄る仮設住民

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野田首相視察:「除染しきれっかな」…詰め寄る仮設住民

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仮設住宅の説明を受けた後、住民からの質問に答える野田佳彦首相(右)。手前左から2人目は、佐藤伸子さん=福島県大玉村で2011年10月18日午後1時32分(代表撮影)


 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から7カ月余の18日に福島県内を視察した野田佳彦首相に対し、同県大玉村の仮設住宅に避難している高齢女性が「(故郷に)帰れないんでしょ」と詰め寄った。原発事故で全住民避難を余儀なくされた富岡町の無職、佐藤伸子さん(75)。「原発さえなければ稲を刈ってわら干ししてるころ。そんな暮らしが子々孫々続いたはず」。今まで「当たり前」だった生活を突然失った戸惑いが、首相への問いかけにつながった。

 佐藤さんの自宅は原発から約8キロ南。米作りの傍らタバコを育てたり牛を飼い、息子夫婦と孫に囲まれ穏やかに暮らしてきた。震災翌日に避難指示が出た際は息子夫婦を先に逃がし、自分は牛の世話のためにとどまった。だが、防護服を着た男性に促され町を出た。大玉村の仮設住宅は6カ所目の避難先だ。

 畑仕事もできない無為の日々。風呂では足も伸ばせない。仮設住宅暮らしへの不満は尽きないが、それより生まれ育った土地へ戻れるのか。野田首相を前に思わず言葉が口をついた。「除染しきれっかな。本当にもう、不安でしょうがない」「10キロ圏内には帰れないんでしょ」。首相は「いや、それはまだ確定しておりません」と応じるほかなかった。

 帰宅を望む一方、「コメ作ってもベコ(牛)飼っても、誰も買ってくれねえ」。今は補償さえまとまれば、戻れなくても仕方がないと思い始めている。先の見えない暮らしに、帰郷への思いは揺らぐ。【川崎桂吾】

毎日新聞 2011年10月18日 20時42分(最終更新 10月18日 21時41分)

* 野田首相:福島市の除染作業を視察
* 野田首相:「ぶら下がり取材」拒否…伝わらぬ肉声
* 中曽根元首相:「低姿勢なら長期政権」…野田首相に助言
* 野田内閣:6閣僚ら資金パーティー 「自粛」骨抜きに
* 世論調査:復興増税「反対」58% 野田内閣支持50%



引用ここまで

原文は、毎日新聞 ニュースサイトの中の
【野田首相視察:「除染しきれっかな」…詰め寄る仮設住民】
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111019k0000m040085000c.html
です。
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ひなげし陽気』の中の「東電の進退
の参考記事にさせていただきました。

想定超の津波50年に10% 東電の主張揺らぐ可能性

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想定超の津波50年に10% 東電の主張揺らぐ可能性

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福島第1原発5号機近くで撮影された津波。防波堤を破壊しタンクに迫る様子が確認できる=3月11日(東京電力提供)


東京電力が2006年に、想定を超える津波が福島第1原発を襲う確率を新手法で算出、50年間に最大10%との結果を得ていたことについて、東電内の原子力専門家が「想定を超える大津波が襲う確率が格段に高くなったことを示しており、対策を取るべきだった」と18日までに共同通信に語った。

 政府の原子力専門家の間でも同様の見方が出ている。東電はこの確率算出について「試行的な解析で、大きな津波の発生確率は十分小さい」(社内事故調査委員会の報告書案)としているが、東電内部でも異論が出ていることで「今回の津波は想定外」との東電の主張が揺らぐ可能性がある。
2011/10/18 20:04 【共同通信】


引用ここまで

原文は、47NEWS サイトの中の
【想定超の津波50年に10% 東電の主張揺らぐ可能性】
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011101801000847.html
です。
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ひなげし陽気』の中の「東電の進退
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原発対応おかしいゾ!国民より“戦犯”東電&銀行優遇の噴飯

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原発対応おかしいゾ!国民より“戦犯”東電&銀行優遇の噴飯
2011.10.18

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泣くは被災者、国民か。東電と銀行には甘い第三者委員会


 東京電力と銀行は守られ、国民は電気代値上げ地獄…。福島第1原発事故の賠償問題ではこんな構図が鮮明となっている。政府の第三者委員会は東電の財務状況については「資産超過」とする一方、「金融機関への債権放棄の要請は困難」と指摘、銀行に“傷”を負わせないことを保証した格好だ。結局ツケは国民に回ることになるが、本当にそれでいいのか!?

 原発事故賠償の財源確保に向け、東電の資産査定を行う「経営・財務調査委員会」が野田佳彦首相に提出した報告書では、3年以内に7074億円の資産売却が必要と結論付ける一方、東電は資産超過と結論づけた。

 さらに同委員会は、東電の損害賠償額について、向こう2年で計4・5兆円と試算、1−4号機の廃炉費用を1兆1500億円と見積もった。

 リストラについては10年間で2兆5455億円のコスト削減と、3年以内の7074億円の資産売却が必要としたが、賠償総額には遠く及ばない。

 となると、電気代値上げは避けられない情勢だ。報告書でも、「電気料金の値上げなしで原発再稼働もなければ、今後10年間で約8兆6000億円の資金不足が発生する」と、国民を脅すような文言まで盛り込まれている。

 だが、東電に計約4兆円の債権を有する金融機関は守られている。第三者委は東電の財務状況を「資産超過」と認定。下河辺和彦委員長は金融機関の債権放棄について「債務超過でない状態での要請は法的に整合性が付かない」と釈明した。

 経済ジャーナリストの荻原博子氏は「東電の存続、ひいては金融機関の債権保護が大前提の報告書であり、貸借対照表で資産超過になるのも既定路線。報告書の『ただし書き』を見れば一目瞭然」と断じる。

 「ただし書き」では、損害賠償の資金は、原子力災害賠償支援機構が東電に援助するため、東電の連結純資産には今後計上すべき賠償の引当金は反映をさせない前提となっている。

 荻原氏は「帳簿上は東電ではなく支援機構が賠償することになり、どうしたって債務超過になり得ない」と指摘する。

 仮に債務超過と認定されれば、金融機関の債権は放棄を余儀なくされ、利用者が負担すべき電気料金の値上げ幅も少なくて済む。ただし、東電の破綻も避けられず、被災者の賠償金よりも金融機関の債権回収が優先される可能性は高い。

 荻原氏は「そのために、原子力損害賠償法(原賠法)を改正するのが政府・民主党の役目。原発事故で守られるべき優先順位は被災者、東電利用者、金融機関、株主の順のはずだが、政府も委員会も利用者と金融機関の順序を逆に捉えている」とただす。

 嘉悦大教授の高橋洋一氏は「原子力損害賠償支援機構法がある限り、東電は救済される。東電が法的整理されれば、株主や債権者は大きな損失をかぶり、東電の経営者だけでなく労働者も雇用や年金カットなどの荒療治が行われる」と指摘、経産省や銀行主導で作られたとされる損害賠償の枠組みが元凶とする。

 復興増税や消費税増税など国民にツケを回すのが好きな野田政権には、東電の法的整理など期待できないか。


引用ここまで

原文は、ZAKZAK ニュースサイトの中の
【原発対応おかしいゾ!国民より“戦犯”東電&銀行優遇の噴飯】
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111018/dms1110181136006-n1.htm
です。
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ひなげし陽気』の中の「東電の進退
の参考記事にさせていただきました。

東日本大震災:福島第1原発事故 東電、7000億円支援申請へ 賠償金、政府に求め

引用ここから


東日本大震災:福島第1原発事故 東電、7000億円支援申請へ 賠償金、政府に求め

 東京電力は福島第1原発事故の賠償金支払いのため、政府の原子力損害賠償支援機構に7000億円前後の資金援助を申請する方向で調整に入ったことが分かった。賠償が東電の経営を圧迫するのは確実だが、政府支援が得られれば資金繰りのめどが立ち、債務超過を回避できることになる。

 東電と機構は11月上旬までに財政支援の前提となる緊急特別事業計画を策定し、当面の資産売却やコスト削減などのリストラ策とともに申請額を盛り込むことになる。

 枝野幸男経済産業相の認可が得られれば、機構は政府からの交付国債を現金化して支援する。東電は将来、特別負担金の形で機構に返済する仕組みになっている。

 東電の資産査定などを行った経営・財務調査委員会は賠償額を2年間で4・5兆円と試算した。しかし、現時点で賠償額がどの程度になるかは定まっておらず、現時点で見込める避難による精神的損害や中小企業の営業損害などの賠償額を見積もった。東電と機構で詰めの作業を急いでいるが、政府内には東電の経営効率化を求める声も強く、7000億円から切りつめを要求される可能性もある。

 東電は11年4~6月期の単独決算で約4000億円の賠償費用を見積もり、特別損失に計上。純資産は6月末時点で7100億円あるが、11月に発表する4~9月期決算で賠償費用を追加する見通し。

 一方、福島第1原発1~4号機の廃炉費用などについては今後の検討が必要なため、緊急特別事業計画には盛り込まず、来年春に策定する総合特別事業計画に盛り込む。

毎日新聞 2011年10月18日 東京夕刊

* 福島第1原発:改定工程表 地下ダム工事、今月末に着手へ
* 福島第1原発:改定工程表 冷温停止の判断あいまいなまま
* 福島第1原発:支援機構が損賠申請を支援へ
* 福島第1原発:東電 ステップ2終了後の安定化計画を提出
* 福島第1原発:東電が初の賠償本払い JA茨城県5連に


引用ここまで

原文は、毎日新聞 ニュースサイトの中の
【東日本大震災:福島第1原発事故 東電、7000億円支援申請へ 賠償金、政府に求め】
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20111018dde001040025000c.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の「東電の進退
の参考記事にさせていただきました。

7000億円の支援要請へ=原発事故賠償で政府に−東電

引用ここから


7000億円の支援要請へ=原発事故賠償で政府に−東電

 東京電力が、福島第1原発事故の賠償支払いのため、政府の原子力損害賠償支援機構に7000億円前後の資金援助を要請する方向で検討していることが18日、明らかになった。11月上旬までに機構と共同で策定する緊急特別事業計画に盛り込みたい考えだ。
 計画には、政府の第三者委員会「東電に関する経営・財務調査委員会」の報告書に基づくコスト削減や資産売却などリストラ策も入れる。枝野幸男経済産業相の認可を経て資金援助が決まれば、東電は2011年9月中間決算では債務超過を回避できる見通し。(2011/10/18-11:18)


引用ここまで

原文は、時事通信 ニュースサイトの中の
【7000億円の支援要請へ=原発事故賠償で政府に−東電】
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco&k=2011101800202
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の「東電の進退
の参考記事にさせていただきました。

「放射線の原因は5m以内にある」南相馬の医師が語る、除染活動の実情

引用ここから


「放射線の原因は5m以内にある」南相馬の医師が語る、除染活動の実情
2011年10月17日23時30分

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坪倉正治氏


坪倉医師:南相馬市は現在0.3から0.4マイクロシーベルト/時。人口は元々7万人だったが、4月あたまに1万人まで減って、現在は4万人程度まで回復しました。南相馬は元々合併市、小高区、原町区、鹿島区が合併されて出来た市。それが同心円で3つに区切られ、海側は津波の被害が大きく、船がまだ陸に置いてある。山に向かって行くとどんどん放射線量は上がっていきます。山の上になると飯館村になって、村の中で3〜4マイクロシーベルト/時。飯館村の南側になると、10〜12、3マイクロシーベルト/時。東京の120倍くらいの線量です。

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陸に打ち上げられた漁船(2011年6月 南相馬市 撮影:野原誠治)


南相馬市でも「放射線関係ないでしょ」という人たちがいる

南相馬市は(原発から)20キロ、30キロの線と、南側、市街地、山側で、9分割されたようになっている。合併市ということもあるが、場所ごと、人ごとにも考えていること、やらなくてはいけないこと、困っていることが違う。海側に行くと(言われるのは)ヘドロのことばかり、放射線の説明会をしても、「僕たちは関係ないでしょ」という反応が多い。実際、海側に行くと0.1マイクロシーベルトとかになり、(たとえば)千葉県柏市よりも低い。山側に上がると、農作物をどうするか、今年作ったお米をどうすればいいのかという話に急激に変わる。街中だと、小さな子どもを持つ親御さんが多いので、(放射線を)どうするかという話になります。

屋根の洗浄でケガ人も

産婦人科医の高橋亨平先生を中心に活動しています。高橋先生は進行癌を持っている。除染の手順は、線量を細かく測り、建物の地図を作り、土をはいでいく。土を捨てるために庭の一番端に大きな穴を掘っても、すぐに満杯になってしまう。土を捨てる場所がない。高圧洗浄は非常に有効で、β線は5分の1になる。ただ、洗った水をどうするかがまったく解決されていない。屋根の洗浄も、屋根の種類や汚れ方によって、全く手順も効果も違ってくる。「表土を剥げばいいんでしょ」と言うが、表土を剥ぐのは一番簡単な練習問題。平らなところをザッとやるのは簡単。

余談ですが、屋根の洗浄は非常に危険。病院に屋根から落ちて救急車から運ばれてくる人が何人もいます。誰がやるべきなのか、早く決めなければいけないが、現場では早く線量を下げたいので、どんどん自分たちでやってしまい、事故が起きる。これが現状です。

放射性物質は飛んできて、あちこちの場所に沈着しています。たとえば、草木の線量が高いので、切るとします。僕の経験では、雑草を刈り取ると、線量は(逆に)上がってしまう。草木の下の土にセシウムが沢山あるので、雑草の下の土を除去しないと線量は下がらないのです。

除染は手作業

除染の基本動作は
・土をはぐ
・水で洗う
・草を抜く
基本的にはこの3つしかありません。薬剤や、何らかの方法はあるのでしょうが、実際に南相馬市でやれているのはこの3つのみです。鋤と鍬と水があれば出来るので、近代兵器は必要ありません。この3つをどう組み合わせるかという話になります。

実際に、除染のポイントというのは、とにかくありとあらゆる所を計測すること。この1点に尽きると思います。どういう風に除染すればいいのか、どう内部被曝を減らせばいいのか、いろいろな問題がありますが、計測ポイントを増やし、計測回数を増やさなければ、何も解決策は生まれない。この点に尽きると思います。今我々は、5cm、1m、2m、それぞれの場所で計測をしています。

例えば、雨どいの数値が高い、水のたまる側溝が高いと言われています。それを取り除くとどうなるか。周り5mの数値に影響するんです。ガンマ線は100m飛びます、200m飛びますと言いますが、数値が高いということは、5m以内に原因がある。そこを徹底的に探すんです。その繰り返しで0.1マイクロシーベルト/時、下げれば1年で1ミリシーベルト下がる。これを繰り返すしかない。大切なのは線量計を一般市民も含め、使いこなすこと。これが現場で求められている状況です。

土を剥ぐ深さについて、5cm 剥げばいいか、10cm剥げばいいかという議論がありますが、これはあまり意味のない議論で、土は、掘れば掘るほど下がるんです。「何cm掘りたいんですか」ではなく、「何シーベルト下げたいんですか」なんです。粘土質の土は浅く掘っても効果がありますが、砂地は深くまで浸透しているのでかなり掘らなくてはいけない。場所によってぜんぜん違うんです。ただ、難しいのが、掘った跡がでこぼこになってしまう。台風なんかが来ると、そのでこぼこに放射線物質が再びたまってしまう。屋根とか壁も種類によって違う。

除染について、今我々が考えているのは、南相馬市全体でガサっとやれれば、それはいいかも知れませんが、現実的にはとても簡単に出来る話ではないと思います。少なくとも自分の周り半径何mという範囲をいかに綺麗にするかというのが今の段階です。

幼稚園、小学校、中学校の校庭は、機械が入って除染することができますが、建物の中、家屋などについては、事細かに測定、除染をしなくてはならない。家の中の線量をいかに下げるか。そのために庭を除染する。庭の線量を下げるためではなく、庭に近い部屋の中をきれいにするために除染する。そういう考えで除染をしています。

家の中1階だけでも15箇所〜20箇所計る。そうしないと、安心してもらえない。家の周りを除染すると、窓側の部屋の数値は下がるが、家の中央の部屋の線量は下がらない。原因を5m以内で探さなければいけない。

保育園の除染もしました。20m×15mくらいの敷地で、800箇所ぐらい計りました。それくらいやらないと、除染の効果はわからない。そして場所によって除染の方法を決めていきます。

保育園の隣には家もあります。そばには川もあって、川は県の管轄で、県に話をしようとすると、「1ヶ月待ってください」と言われて、1ヵ月経ってもぜんぜん返事がない。

隣の家と庭の草木を刈りました、しかし線量は上がりました。そこで下の土を剥ぎましょうとなった。土を剥いだら建物が傾いてしまう場所もある。じゃあどうする、立ち入り禁止にするかと、保護者と相談する。

この前、福島のある地区で、通学路の線量を下げるために放射線の高い雨どいの土を掃除して、その土を雨どいの横に並べておいたら、通学路の線量は上がったというのがありました。当たり前です。その土をどこに持っていくのか、考えておかなければいけない。

土を捨てる場所を探すのが大変です。保育園では、駐車場を借りて埋めました。その駐車場のとなりのアパートに、一軒一軒園長が頭を下げて説明に回ったんです。「処理はしっかりしますので、子供を守るために埋めさせてください。線量も測って、ちゃんとやりますのでよろしくお願いします」と。

それと同時に、当院(南相馬市立総合病院:原発に最も近い総合病院)にはホールボディカウンターが2台あります。鳥取から1台借りています。現在4000人の検査が終わりました。日本の半分をやっています。ただ、小さい子どもは(計測の)2分間じっとしてはいられません。いろんな検査をするのも、限界があります。人体のチェックも大切ですが、今は、口から入る食べ物をしっかり検査して、これ以上体に放射性物質を入れないのが効果的です。

今後の体への影響も、除染も、食べ物に関しても、できるだけ細かく測ること、その精度を上げていくことが、今後のキーになってくると思います。

ノーカット講演動画

動画


引用ここまで

原文は、BLOGOS ニュースサイトの中の
【「放射線の原因は5m以内にある」南相馬の医師が語る、除染活動の実情】
http://news.livedoor.com/article/detail/5944992/
http://news.livedoor.com/article/detail/5944992/?p=2
http://news.livedoor.com/article/detail/5944992/?p=3
です。
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ひなげし陽気』の中の
セシウム除染
東電の進退
などの参考記事にさせていただきました。