ラベル 2011/04/20-「電力不足」は誇大広告? の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2011年6月12日日曜日

日本における過剰な発電設備

引用ここから


原子力を進めてきた人たちは、電気は貯めておけないので、一番たくさん使う時にあわせて発電所を準備しておく必要があると言います。しかし実際には、右の図に示すように、ごく少数の例外的な年を除けば、最大電力需要量が火力・水力発電所の合計でまかなえなかったことはありません。そうすると今度は、水力は渇水の場合には使えないとか、定期検査で使えない発電所があるなどと言って、原発を廃止すれば電気の供給が足りなくなると国や電力会社は主張します。しかし、極端な電力使用のピークが生じるのは一年のうち真夏の数日、そのまた数時間でしかありません。かりにその時にわずかの不足が生じるというのであれば、そのようなことはささいな問題です。工場の操業時間の調整、エアコンの温度設定の調整で充分に乗りきれます。今であれば、原子力を即刻廃絶しても、困ることは何もありません。ただし、今後も電力使用を拡大しようとするならば、現在の発電所で足りなくなるのは当然です。原子力発電が最悪の選択肢だとしても、火力、水力にしても環境に多様な悪影響を与えます。


引用ここまで

原文は、「Date Box 原子力発電の基礎」サイトの中の
「日本における過剰な発電設備」
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kid/npower/maxdmnd.htm
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の
「電力不足」は誇大広告?
大阪府知事と関西電力
などの参考記事にさせていただきました。

中部電力「余力わずか」のウソ(後編)

前編はこちら


後編
引用ここから



■「電力供給計画」は役人向けの作文だ

 とはいえ、たしかに真夏のピーク時に発電設備を100%使えるという保証はないのだから、「これだけは絶対に使えます」という最低限がこの数字なのだろう、と好意的に解釈することもできないわけではない。

 だが、筆者はこの「電力供給計画」というものは、電力会社が経産省に提出するためだけに作った、ただの作文なのではないかと疑っている。
 中部電力は菅首相の要請を受けて浜岡を停止するにあたって、下図のような修正した電力供給計画(http://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release/press/__icsFiles/afieldfile/2011/05/09/hamaoka2.pdf)を発表した。


 上の方で見たように、はじめ中部電力は、原発3機ぶんを含めて2999万キロワットの供給力があるとしていた。それが原発停止ぶんと、東電や九電などへの応援のため、供給力は2535万キロワットにまで低下するとしている(上図の「表1」)。

 おや? おかしいんじゃないか?

 毎日新聞の記事にあるように、原発3機ぶんを引いても77万キロワットの余裕があるんじゃなかったっけ? ならば東電などへの融通を75万キロワットとすると、それを引いても、2万キロワット余るんじゃないか? なのにこの表では25万キロワットの不足(▲)としている。わずか2万キロワットとはいえ「足りている」のと、「不足する」のとでは印象が大違いだ。

 浜岡3機ぶんの電力は361.7万キロワットだ。(今年2月から浜岡5号機の出力が変更になっている)。つまり応援供給はいくらかというと、2999万-2535万-361.7万=102.3万キロワットとなる。この数字を覚えておいてほしい。

 次に上の表の下の段を見てみると、「応援融通の停止分(75万kW+他)+武豊3号分を上乗せした」結果、2535万キロワットが2649万キロワットになったという。この「+他」というのがいくらか分からないので計算してみよう。武豊3号の出力(http://www.chuden.co.jp/energy/ene_energy/thermal/the_chuden/the_taketoyo/index.html)は37.5万キロワットだ。つまり2535+75+他+37.5=2649だから、他=1.5万キロワット、となる。ということは、停止する応援融通ぶんというのは、75万+1.5万=76.5万キロワットだけという計算になる。

 やっぱりおかしいんじゃないか?  上の表によれば応援融通は102.3万キロワットのはずだった。だから、ホントは応援融通をすべて中止したのなら2999万-原発361.7万+武豊3号 37.5万=2674.8万キロワットとなって、予想最大電力である2560万キロワットに対して114.8万キロワット、つまり原発1基ぶんほども余裕があるはずなのだ。簡単な計算だ。応援融通を最初からなかったことにして、原発ぶんを引いて武豊火力3号ぶんを足せばいいだけなんだから。

  それが上の表の下段では89万キロワットしか余裕がないと言っているのは、取りやめた76.5万キロワット以外に、102.3万-76.5万=25.8万 キロワットほどの応援融通は行なう、ということなんじゃないだろうか。最大限好意的に解釈しても、そう考えないと上の表はつじつまが合わない。

 でも、やっぱりおかしいんじゃないか? 新聞社の報道によると、「全面停止に伴い、東京電力や九州電力などに対して行っている電力の供給支援は打ち切る。」(読売)(http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866922/news/20110509-OYT1T00870.htm)とはっきり書いてあるのだから。どうなってるんだろう?

 とても細かい話をしてしまったが、中部電力の二つめの「供給計画」は、原発がないと電力が足らなくなるという印象を与えるために、非常に姑息な数字の操作をしていると考えざるをえない。

 上の表では、原発停止と応援融通75万キロワットだけで、すでに不足が出るような印象操作したうえで、下の表では、応援融通を「すべて」打ち切って、新たに火力発電所まで立ち上げて、それでもようやく89万キロワットしか余裕がないような印象操作をしている。

  実際はそうじゃなくて、応援融通は102.3万キロワット。そのうちキャンセルするのは76.5万キロワットだけで、残り25.8万キロワットはやっぱり 外部に応援融通する、だから89万キロワットしか余裕がない。応援融通をすべて打ち切れば114.8万キロワットも余裕があるというのが本当のはず。一般人は細かい数字の検証なんかしないとでも思っているのだろうか?

 こういうのを見ると、好き放題数字をいじって作文をしてるという印象を受ける。


■原発はアテにならないと中部電力も思っている?

 「電力供給計画」がいい加減な作文だと考える根拠はまだある。

  「電力供給計画」は毎年、電力会社から経産省に提出する文書だということは上に書いた。なのに電力会社が公開してるのはその年のぶんだけで、以前のものは 削除されてしまっていることも書いた。だけど資源エネルギー庁のサイトでは過去のぶんも公開されている。その資料を使って、中部電力が過去どういう数値を 書いて提出していたのか、実績はどうだったのか、それを浜岡原発の稼働状況と一緒に示したのが下のチャートだ。
原子炉の稼働状況については中部電力のプレスリリースから、電力供給計画と実績については経産省・資源エネルギー庁の文書(http://www.enecho.meti.go.jp/policy/electricpower-supply.htm)からpigeon11914が作図した。

 この図の見方を説明しておこう。黄色い帯は毎年の8月をあらわす。灰色の部分は定期点検中のため、赤はなんらかの予定外のトラブルのために原子炉が営業運転をしていなかった期間をあらわしている。

  経産省に提出する計画では、最大電力は8月に発生すると仮定されている。だから最大供給力とは、8月に供給できる電力のことだ。その予定値と実績値を下の 欄に示した。その上の欄は3月に計画を提出する時点で予測された8月の原発稼働数、カッコ内は実際に最大電力が発生した時に稼働していた原子炉数(実績) だ。
 1号機、2号機は2004年以降実質的に稼働不可能とみなされて計画には含まれていなかったとみていいだろう。

 さて、「電力供給計画」が実質のない形式的な作文だと言える理由はこうだ。
  2004年には8月に稼働可能な原子炉が2機と予測できていて、その時の(8月の)予測供給力は2898万kW、ところが翌2005年は5号機がデビュー する予定になっていて、予測稼働機数は3機に増えたのに予測供給力はかえって減っていて2854万kW。さらにその翌年2006年は予測稼働数は2機に 減っているのに供給力はなぜか2890万kWに増えている。

 このように見てゆくと、最大電力を迎える夏に稼働可能な原子炉が2機だろう が3機だろうが、おかまいなしに2900万kWから3000万kWあたりの数値を、徐々に増やして提出していることがわかる。ちなみに、2004年以降、 原発の数も出力も変わっていないし、水力発電も変わっていない。火力発電所は2008年に153万kW増えているから、2008年以降の供給力がやや増加 しているのはそのためかもしれないが、その時期にも、稼働可能な原発の機数が3,2,2,3と推移しているのに、供給力はそれとは無関係に、というよりもむしろ逆行するように2993,3011,3040,2999と推移している。

  ようするに、原発1機ぶん+α程度の出力低下は余裕で火力でカバーできるし、実際にしてきた、ということだろう。原発は電気事業法によって、前の定期点検 がすんで13ヶ月を超えない時に次の定期点検をしなくてはならないというきまりがあった。そのため、最大電力が発生する8月にだって止めて定期点検するば あいもあるし、それを避けるつもりでスケジュールを組んであっても、定期点検が長びけば予定がずれてしまうこともある。それ以外にも、じっさいに調べてみ ると浜岡原発は想像以上にトラブルを起こしており、まったくアテにならない発電所であることが分かった。よく指摘されるように2009年の8.11駿河湾 地震の時には全機停止している。これでは中部電力としても浜岡はアテにできなかったのではないだろうか。全機停止しても大丈夫なように、火力のバックアッ プ体制を取って来たとみるのが妥当だろう。

 あらかじめ原発が一機停止することが分かっていればその時は火力の体制を増強し、そうでない 時には火力を休止させたり点検の時期に当てたり、ということはしているに違いない。しかし火力発電所のばあいは原発ほど厳密な定期点検の縛りがなく、また 数が多いことはトラブルのリスクを分散できるだけでなく、定期点検の時期を分散することも可能だろう。

 「電力供給計画」が単なる作文である根拠はまだある。そもそも、これらの数値のうちで、客観的に実測可能で動かせない数字は、「各年の最大電力」だけなのだ。供給力の方は予測だけでなく実績も含めて、実はチェックのしようがない。 最大電力に不足しないようにさえなっていれば、それ以上にどれだけの余力があったかは、技術的にだけでなく論理的にも測定不可能なのだ。だから、電力会社 が経産省に供給計画を提出する時に留意しているのは(1)予測される最大電力以上であること。(2)許認可を受けている発電設備の容量内に納まること。こ の2つの下限と上限の間に入ってさえいればいいのである。誰もそれ以上、その値が正しいかどうか、事前にも事後にもチェックしようがないのだから。そし て、そういう場合に出してくる数値は「絶対にボロが出ない手堅い数値」であろうから、その数値でギリギリ足りているということは、実際にはものすごく余裕 があるということになる。


■実際の発電設備の余裕は

 以上見てきたように、「電力供給計画」で足りていると言う以上、それは実際にはかなりの余裕を持って足りていると見ていい。

 では、冒頭にあげたグラフどおり、火力+水力の約3200万キロワットはフルに使えるとみていいのだろうか? 実際問題として最大電力に近い設備が必要になるのは真夏の昼間の数時間、それも数日だけであることが分かっている。このことについては近く別に稿を設けて検証する予定だが、 あらかじめ最大電力になりそうな時期にすべての火力発電所を待機させておくことはべつに難しいことではないだろうから、中部電力エリアの火力発電所12ヶ 所ぶん、2391万キロワットは大丈夫だろう。むしろ懸念があるとすれば水力である。水力発電所は渇水の時期には定格出力を出すことはできないからだ。た だし、中部電力はうちわけを公表していないが、水力発電所には一般水力と揚水水力があり、全国平均で見ると揚水式が55%となっている。揚水発電所は原則として渇水の影響を受けない。放 水した水を下流の川に流してしまう一般水力と違い、下の池に落とした水は何度でもリサイクルして上の池に汲み上げることができるので、最初に十分な量の水 さえ確保できていれば100%の出力を出せるのが揚水発電所の利点なのだ。だから、中部電力の水力のうち半分が揚水式だとすればそのぶんは100%アテに できることになる。残り半分の一般水力にしても、ゼロということはないだろう。フルパワーの半分程度見込めるとすれば、水力の合計の75%程度はピーク時の供給力としてアテにできると いう計算になる。中部電力エリアの水力発電の容量は753万キロワットだから、その75%、約500万キロワットを見込むことができて、火力と合わせて 2891万キロワットとなる。これは中部電力が経産省に提出している、原発込みの2900~3000万キロワットに近い値であり、それだけあれば十分なは ずだ。

 中部電力の電力は足りている。だからそのために関西電力の止まっている原発を起動する必要などないのだ。



引用ここまで

原文は、ブログ『pigeon1914の脱原発ブログ』の中の
「中部電力「余力わずか」のウソ」
http://pigeon1914.blog.fc2.com/blog-entry-1.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の「「電力不足」は誇大広告? 」の参考記事にさせていただきました。

中部電力「余力わずか」のウソ(前編)

前編

引用ここから


中部電力「余力わずか」のウソ
Posted by pigeon1914


■原子力発電をやめたら日本の電力は足りないのか?

 答えはどちらかなのだから話は簡単なはずだ。なのに原発推進派の側からはいっこうに具体的な数字が出てこない。本当に原子力をやめると日本の電力が足りないのなら、原発推進派こそが「これだけ足りなくなる」という数字を出すべきではないだろうか。

 いっぽう、原発を全廃すべきだという論者、たとえば京大原子炉実験所の小出裕章氏(http://hiroakikoide.wordpress.com)などは、原子力がなくても電力は足りているということを具体的な数値(http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kid/npower/maxdmnd.htm)を挙げて示している。このブログに載せる最初の記事ではそのことを検証する予定だった。

  しかし5月6日の菅首相の要請を受けて、中部電力が5月13,14日、実際に浜岡の全機停止を行なった。そのため予定を変更して、取り急ぎ浜岡のことを書 くことにした。というのも、浜岡停止はもちろん筆者も評価しているが、そのことを口実に使った「原発は必要だキャンペーン」が始まっているからだ。

 具体的には、

「中部電力を応援するには関西電力の電力も不足している、だから現在停止している福井の原発5機の再稼働(http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/surprise/20110510-OYT8T00390.htm?from=tw)を」

 あるいは、

「中部電力からの応援がないと玄海原発2、3号機運転再開を延期している九州電力エリアの電力が足りない(http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/240874)

 といったものだ。そこで予定を前倒しにして、中部電力・浜岡原子力発電所を停止したら本当に電力がギリギリになるのか? ということに限ってデータを検討することにした。

■中部電力の発電能力は実際にはいくら?

 中部電力エリアの電力設備容量と最大電力の関係を、「電力業界共同データベース検索システム」(http://www5.fepc.or.jp/)のデータを使って、グラフに示したのが下の図になる。


 一見して分かるように、最大電力のグラフはここ10年以上火力+水力の合計を上回ったことがなく、原子力発電を停止したとしても何の問題もないはずだ。

 ところが新聞社の報道を見てみると、たとえば朝日新聞はこう報じている。

「中部電は今夏の電力需要のピークで、2560万キロワットの電気が必要と試算。浜岡原発が3基(計362万キロワット)とも動いていれば2999万キロワットの発電ができるが、浜岡がすべて止まると供給の余裕は77万キロワットだけだ。」

朝日新聞
(http://www.asahi.com/national/update/0506/NGY201105060024.html?ref=reca)

 毎日新聞もよく似た記事だ。
「中でも、夏場の電力供給問題は深刻で、合計出力が約360万キロワットの浜岡原発の3基を全面停止すると、想定される夏のピーク時の最大消費電力(2560万キロワット)に対する供給余力は3%程度まで落ち込む。」

毎日新聞
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110507-00000076-mai-soci)

  原発が3機とも動いていれば2999万キロワット…? 上のグラフを見ると2009年度の発電設備容量は3500万キロワット近く(3494万キロワッ ト)あり、原発を止めてもまだ250万キロワット程度の余裕があるはずなのに、なぜ中部電力は大幅に少なめな発表しているのだろう?

 この2999万キロワットという数字の出どころは、電力会社が毎年3月までに経産省に報告する「電力供給計画」というものらしい。中部電力のサイトのここ("http://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release/press/3152622_6926.html)の下の方に、「添付資料1:平成23年度「電力供給計画」概要」(http://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release/press/__icsFiles/afieldfile/2011/03/23/032303.pdf)というPDFファイルがあって、その中にこの数字がある(下図の(A))。


 この2999万kWという数字には、原子力、火力、水力といったうちわけが一切書かれていないことに注意。

 発電方法ごとのうちわけは上図の(B)の「電源設備構成」というところにある通りだが、こちらは合計が3500万キロワットある! 筆者の上のグラフと同じだ。いったいどちらが正しいのだ?

  平成23年度の供給計画があるのだから平成22年や21年のぶんもあるはずと思って中部電力のプレスリリースを調べてみたが、削除してしまったのか同社の サイトで見ることができるのは平成23年ぶんだけだった。経産省(資源エネルギー庁)には電力会社ごとの数値の載っている資料(http://www.enecho.meti.go.jp/policy/electricpower-supply.htm)があった(平成16年からの分だけだが)。しかし、いかにもコソコソと、なるべく注目を集めないようにやりとりされている印象を受ける。

 もっとおかしなことがある。筆者は3.11以来、多くの電力統計を調べていたが、この浜岡の件を調べるまで「電力供給計画」などというものがあることを知らなかった。そして供給力が3500万キロワットではなく2999万キロワットであるという、こうした数字は、同社の株主説明会の資料(http://www.chuden.co.jp/corporate/ir/ir_siryo/setsumeikai/__icsFiles/afieldfile/2011/05/11/20110511-2_1.pdf)にもないし、中部電力の「2010年度版アニュアルレポート」(http://www.chuden.co.jp/resource/corporate/annual_2010_15.pdf)にもない。載っているのは誇らしげな3500万kWの方ばかりだ。上でとりあげた「電力業界共同データベース検索システム」(http://www5.fepc.or.jp/)にもそんな項目はない。経産省[編]の『エネルギー白書2010』(http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/index.htm)にも載っていない。資源エネルギー庁監修の電力統計、電気事業便覧にも載っていない(全国合計のデータだけは目立たない後ろの方にその年のぶんだけひっそりと掲載されている)。だから、議論しようにも、その統計がほとんど見られないようになっているのだ!

 経産省に提出したこれらの数字がそれほど重要なら、どうして自社のWebサイトに、毎年のぶんを堂々と載せないのだろう? あるいは「電気事業便覧」のような電力統計に堂々と載せないのだろう。なぜこそこそと隠すんだろう。予測値・計画値にすぎないというのは言い訳にならない。前年ぶんについては実績値も発表しているからだ。



引用ここまで
後編はこちら

原文は、ブログ『pigeon1914の脱原発ブログ』の中の
「中部電力「余力わずか」のウソ」
http://pigeon1914.blog.fc2.com/blog-entry-1.html
です。
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ひなげし陽気』の中の「「電力不足」は誇大広告? 」の参考記事にさせていただきました。

2011年5月21日土曜日

計画停電は原発がなければ電力不足になると思い込ませるための「計略停電」であるという疑惑の検証のために

引用ここから


計画停電は原発がなければ電力不足になると思い込ませるための「計略停電」であるという疑惑の検証のために
Posted by sgwiefjafd on March 18.2011 newsを考え直す

 日本の電力は原発がなくても火力を中心として十分にまかなうことができる。これは当たり前で、必要な数の火力発電所を設置し、それを稼働すれば良いだけだ。別に火力水力などだけでは足りないから原発が導入されているわけではないし、原発の方が総消費エネルギー消費量が減らせるから原発が導入されているわけでもない。原発は大量のエネルギーを必要とするので全く省エネにはならない。上記以外にも原発は無限の害しかない。無限なので書くのが面倒くさすぎるから書かない。ではなぜ原発が推進されているのか??
 私は、原発は「百害あって一利しか無い」と思っている。その一利が問題であり、そのために原発が推進されているのである。問題の一利とは、電力会社、原子炉メーカー、御用学者、官僚、マスメディアなどの原発利益集団が原発を推進することによって得られる利益である。
  2011年3月11日に発生した津波による原発事故の後に行われた計画停電は、これらの組織が「原発がなければ電力をまかなえない」ということを庶民に植え付けようとして、停電をして不便な思いをさせたものである可能性もあるかもしれない。そこで、それを検証するために参考になる、twitterに寄せられたウェブサイトのリンクをまとめた。

●東京電力ウェブサイト「東北地方太平洋沖地震における当社設備への影響について」
  http://www.tepco.co.jp/cc/press/11031617-j.html
○データで検証「計画停電・東京電力総発電量」
  http://blogs.yahoo.co.jp/semidalion/44831507.html
○データで検証「東京電力:供給能力検証」
  http://p.tl/leed
○ロイター「日本、原子力発電不足分補う石油火力発電の余剰ある=IEA」
  http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20049520110315

・植草一秀氏「計画停電は火力発電フル稼働を前提としているか」
  http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-fc95.html
・「twitterで見つけたつぶやき」
  http://twitter.com/#!/kurararan/status/47661862959063040
・小出裕章氏「原子力発電は不要なのでは?:水力発電所は25.8%しか稼動していない('98年値)」
  http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=236513
・小出裕章氏「過剰な発電所と無力な原子力」
  http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/dent-05.pdf
・基礎知識の動画「源八おじさんとタマ」
  http://www.youtube.com/watch?v=OzGnBFNU1bI
・基礎知識「原発止めたら、電気が足りない?」
  http://bit.ly/dTS26C


引用ここまで

原文は、ブログ『Wings216―社会に関する雑記』の中の
【計画停電は原発がなければ電力不足になると思い込ませるための「計略停電」であるという疑惑の検証のために】
http://rigoloblog.blog106.fc2.com/blog-entry-23.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の「電力不足」は誇大広告?」の参考記事にさせていただきました。

2011年5月20日金曜日

「原発は必要悪」ウソだった?“全停止”でも大丈夫なワケ

引用ここから


「原発は必要悪」ウソだった?“全停止”でも大丈夫なワケ
2011.05.20

 収束の見えない東京電力福島第1原発の事故を受け、国内54基の原発がすべて停止する可能性が出てきた。各地で稼働中の原発は来年3月までに全基が定期検査に入り、一時的に運転を止めるが、その後の再稼働に対する住民の反発は必至。つまり、いったん止めたら二度と動かせなくなるというのだ。日本の原発がすべて止まったら、どうなるのか? 太陽光や風力などの自然エネルギーで代替できるのか?

 福島第1原発事故の再来を未然に防ぐため、政府は中部電力に浜岡原発の停止を要請。中部電は稼働中の4、5号機を13日から14日にかけて停止した。

 すべての原子炉が停止し、静まりかえった浜岡原発。同じ光景が列島各地で見られるようになるかもしれない。

 現在稼働中の原発は来年3月までの間に順次、定期検査に入る。再稼働を前提とした検査ではあるが、現実には各電力会社は地元住民の不安や反対に配慮し、再稼働できずにいる。九州電力は4月下旬を予定していた玄海原発2、3号機の再稼働を見合わせているほか、北海道電力や関西電力でも検査終了後の原発が営業運転に移れないでいる。他の地元住民からも「すべて止めるべき」との声が上がっており、一度止めたら再稼働は困難な状況なのだ。

 電気事業連合会(電事連)によると、国内の原発は54基、合計出力は4884・7万キロワットに達する。かりに、このすべてが止まったら、日本の電力状況はどうなるのか?

 電事連がまとめた昨年度の電力生産量のうち、最も多い火力は49%、次いで原子力が27%、水力は7%を占めている。原発を止めて何の対策もしなければ、現在の生活から約3割の電力が消えることになる。

 その代替手段として、太陽光や風力など、いま注目のクリーンエネルギーに全電源の3割もの量を転換できるのだろうか。まず風力から検証してみよう。

 巨大な風車を設置した内陸部の一部地域では、住民から「騒音で頭痛がする」といった苦情が寄せられた。そこで検討されたのが海上への設置。茨城県神栖市の風力発電所「ウインド・パワーかみす」では、海岸線から沖合50メートルに直径80メートル(支柱の高さ80メートル)の風車を設置した。運営する小松崎都市開発(水戸市)は「7基を250−300メートル間隔で2キロメートルに渡って設置しました。1基あたり2000キロワット、合計出力は1万4000キロワット」(担当者)という。

 この風車で原発4884・7万キロワット分をまかなうとすると、どれだけの海岸線が必要か。試算すると、総延長は6978キロメートル。青森県の下北半島最北部から太平洋岸に設置していった場合、東京や紀伊半島を経て兵庫県に達する。とても現実的ではない。

 太陽光はどうか。東京電力によると、100万キロワットを発電するのに必要な太陽光パネルの面積は67平方キロメートル。原発の発電能力すべてを置き換えた場合、3272平方キロメートル分が必要になる。これは東京都(2187平方キロメートル)をくまなく覆い、さらに大阪府(1896平方キロメートル)の半分以上を使う計算だ。

 水力発電はどうだろう。新潟県と福島県にまたがる奥只見ダムの奥只見発電所は、国内最大56万キロワットの出力を誇るが、原発の代替にはこの規模のダムが実に87個も必要となる。それ以前に、「コンクリートから人へ」と八ツ場ダム(群馬県)の建設を止めた民主党政権に、ダム乱造の判断はできないだろう。

 そもそも、これらの試算はコストを度外視したものだ。経済産業省によると、発電原価(1キロワット時あたり)は原子力が4・8−6・2円と最も安い。火力では石油が10−17・3円、石炭は5−6・5円、液化天然ガス(LNG)が5・8−7・1円。水力は8・2−13・3円。クリーンエネルギーでは風力は10−14円だが、太陽光はパネル設置に費用がかさむため、46円とダントツに高い。

 結局、危険を承知で原発を使うしかないのだろうか。だが、京都大原子炉実験所の小出裕章助教は「原発が必要悪と思わされているのは、まったくのウソ」と指摘する。

 「原発の稼働率は60−70%で、他の発電手段よりも高いですが、これは一度動かすと止めるのが難しい性質のためです。実は、最も発電能力の高い火力の稼働率は48%にとどまっている。つまり、原発の発電量をすべて火力に置き換えても、なお火力には約3割の余裕がある。原発からは即刻、抜けられるのです」

 最大6000万キロワットといわれる夏場のピークについても、「火力と水力だけで足りる。夏のピークは真夏の数日、しかも午後の数時間だけのこと。ピンチになったとしても節電で十分にしのげる」というのだ。

 火力発電にはコストに加えて二酸化炭素排出の問題がつきまとうが、少なくとも原発停止で日本の3分の1がいきなり真っ暗になるということはないようだ。原発停止で足りなくなる分を石油の火力でしのぎ、その間にLNGやクリーンエネルギーの発電規模を上げていくのが現実的な策なのかもしれない。


引用ここまで

原文は、ZAKZAKニュースサイトの
【「原発は必要悪」ウソだった?“全停止”でも大丈夫なワケ】
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110520/dms1105201629028-n1.htm
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の「変わりつつあるメディアの原発報道」「「電力不足」は誇大広告?」の参考記事にさせていただきました。

2011年5月6日金曜日

九電原発:3基停止で夏場の電力は…説得力欠く九電説明

引用ここから


九電原発:3基停止で夏場の電力は…説得力欠く九電説明

 九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)が10日から定期検査入りし、福島第1原発事故の影響で再稼働できない玄海原発(佐賀県玄海町)の2基を含め、九電の原発6基中3基が止まる異例の事態となった。再稼働に不安の声がある中、九電は3基停止状態で夏場を迎えると電力不足が生じ、大口利用者に節電要請する可能性を示唆する。一方で、電力供給計画上はピーク時も3.5%のゆとりがある。夏場の電力はどうなるのか。

 「停電を長期間にわたって起こすことは絶対避けるべきだ」。9日、九電の眞部利應(としお)社長は岸本英雄・玄海町長と面談後の会見で、停止中の玄海原発2、3号機の6月中の運転再開の必要性を強調した。

 九電は、今夏の電力ピークを1669万キロワットと見込む。これに対し、計画供給量は1978万キロワットで、18.5%の供給予備率がある。仮に3基(最大出力計262万キロワット)が運転再開できない場合、予備率は3.5%に下がる。数字上はピークを乗り切れるように見えるが、九電は「異常な猛暑などに対応するため、予備率は8~10%あることが適切だ」と説明する。

 さらに九電によると、原発3基分の発電量を補うには火力発電所をフル稼働させなければならず、燃料の石油やLNG(液化天然ガス)の追加調達が不可欠。「7月上旬までの燃料は確保したが、その後のメドは立っていない」と言い、追加調達できなければ電力供給は約1300万キロワットに落ち込み、需要見通しと比べ20~25%足りなくなる試算だ。

 ところが、化石燃料の国際流通に詳しい石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の野神隆之・上席エコノミストは「各国とも原油在庫がかなりあり、石油もLNGも足りている。電力会社が急場しのぎで調達しなければならなくなって不安を抱いているのだろうが、市場でかき集められないことはない」と指摘する。

 原発依存率が約4割に達する九電は、電力他社に比べ化石燃料の購入実績が少なく、売買交渉で不利に働く面もある。野神氏は「石油、LNGともに価格は上昇しており、電力会社にとっては負担となるだろう」と背景を推測する。

 原発政策に詳しい吉岡斉・九大副学長(科学史)は「九電は燃料を調達できないという根拠をもっと示す必要がある。そしてまず市民に節電を呼び掛けるべきだ。電力不足とだけ言い募っても、原発3基の運転を再開させるための脅し文句にしか聞こえない」と指摘している。【阿部周一、太田圭介】

毎日新聞 2011年5月11日 1時47分(最終更新 5月11日 2時00分)


引用ここまで

原文は、毎日新聞ニュースサイトの
「九電原発:3基停止で夏場の電力は…説得力欠く九電説明」
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110511k0000m040156000c.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の「「電力不足」は誇大広告?」の参考記事にさせていただきました。

2011年4月21日木曜日

風力・太陽光エネが原発を逆転 福島事故で差は拡大へ

引用ここから


【放射能漏れ】
風力・太陽光エネが原発を逆転 福島事故で差は拡大へ
2011.4.16 10:34

 2010年の世界の発電容量は、風力や太陽光などの再生可能エネルギーが原発を初めて逆転したとする世界の原子力産業に関する報告書を米シンクタンク「ワールドウオッチ研究所」が15日までにまとめた。

 原発は、安全規制が厳しくなったことや建設費用の増加で1980年代後半から伸び悩み、2010年の発電容量は3億7500万キロワット。一方、再生可能エネルギーは地球温暖化対策で注目されて急激に増加し、風力と太陽、バイオマス、小規模水力の合計は3億8100万キロワットになり、初めて原発を上回った。

 報告書は、福島第1原発事故の影響で廃炉になる原発が多くなり、新設も大幅には増えず、再生可能エネルギーとの差はさらに開くとみている。(共同)


* 危険は10万年後まで…放射性廃棄物扱う映画が大人気
  http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110416/ent11041607000000-n1.htm



引用ここまで

原文は、MSN産経ニュースサイトの中の
「風力・太陽光エネが原発を逆転 福島事故で差は拡大へ」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110416/dst11041610380011-n1.htm
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の
孫さんに期待
「電力不足」は誇大広告?
などの参考記事にさせていただきました。

東電が不足“煽る”本当のワケ 検証・夏の電力は足りる!

引用ここから


東電が不足“煽る”本当のワケ 検証・夏の電力は足りる!
2011.04.21

 東京電力福島第1原発事故の長期化を受け、政府は電力需要がピークとなる今夏、電気事業法に基づく使用制限を発動する見通しだ。大口需要者には25%の節電を義務づけ、一般家庭も最大20%の節電が求められる。早々と真夏のオフィスの室温“28度シバリ”を決めた企業も多い。だが、例年通りの電力使用でも夏に電気が不足することはないのではないか、との疑念が持ち上がっている。過去の“実績”や計算上からも明らかなのだが…。

 東電の藤本孝副社長は20日、夏の電力供給力を最大5500万キロワット程度に引き上げることを目指す意向を表明した。

 すでに姉崎、袖ケ浦、千葉の火力発電所の発電施設増強などによって5200万キロワットの電力を確保していたが、「揚水発電」機能を持つ水力発電所の稼働を前提に、最大5500万キロワットに“上方修正”した。これは、夜間の余剰電力でダムの下部に設置した貯水池の水をダム上部にくみ上げて貯水。電力需要が高まる昼間に落とすことでタービンを回し、電力不足を補うという仕組みだ。

 「(東電は)自前の揚水設備による発電能力650万キロワット、完成済みながら未認可の発電能力300万キロワット、電源開発による100万キロワットの最大1050万キロワットもの揚水発電能力を有しています。ただし、これは貯水池の水量などの自然条件によってブレることから、水力発電による電力供給量には含んでいません」(東電社員)

 揚水発電は、発電機を最大出力に到達させたり、逆にゼロに落とすまでの時間をごく短時間で済ませられるため、他の発電所や送電線などの事故が発生し、電気が不足したときに緊急に発電することも重要な役目という。まさに、いまが出番ということだ。

 ちなみに、酷暑に見舞われた昨夏の東電管内の最大電力需要は7月23日の5999万キロワットだが、東電が今年7月末に想定する電力需要は最大5500万キロワット。すでに、この水準の電力は確保されていることになる。しかも、この揚水発電を抜きにしても、計算上は電力不足を十分に回避できるのだ。

 東電は21日午前9時現在、震災の影響で広野火力発電所2、4号機、常陸那珂火力発電所1号機を停止中。これらの出力と、福島第1、第2原発、停止中の柏崎刈羽原発2、3、4号機の出力を足すと合計1499・6万キロワット分が止まっていることになる。

 東電の公式データによると、2009年度末の発電実績の合計は7769・2万キロワット(他社受電分を含む)。そこから1499・6万キロワットを引くと、最大6269・6万キロワットの供給力があるはずなのだ。

 そんな計算結果を見ると、本当にこの夏に電気が足りなくなるのか、ますます疑念は深まる。しかし、東電本社はこれらの疑問に対し、「計算上の数値はあくまで最大出力で、運用上この通りに稼働できるわけではありません」(同)と語るのみ。こうした計算をされるのがイヤなのか、東電はこれまでホームページで公開していた発電設備ごとの出力表を削除している。

 ■02年に17基すべて止めて乗り切った実績も

 運用が数値通りにいかないのは確かにその通りだろうが、計算上の最大出力6269・6万キロワットは、ピーク時の想定需要5500万キロワットに対し、769・6万キロワットも余裕がある。この数字は、福島第1、第2原発全体の総出力909・6万キロワットに迫る出力だ。この状態で、「真夏の電力不足」「電力使用制限」と言われても説得力はない。仮に柏崎刈羽原発をすべて停止しても、5788・4万キロワットは得られる計算なのだ。

 それでも、電力が不足するというのなら、東電がこれまで公開していた最大出力の数字は一体何だったのか。

 さらに興味深い証言がある。経済ジャーナリストの荻原博子氏は「東電は、原発のデータ改ざん事件で17基すべてを止めた2003年に最大需要5736万キロワットを乗りきった実績がある。この夏、電力が不足することはあり得ない」というのだ。

 「政府と東電は、巨額の賠償責任が生じる大規模停電を避けるために、必要以上に節電意識を喚起しているのでしょう。原発の有用性をアピールする側面もあると思われますが、こうした“あおり”行為は、大口需要者の自家発電切り替えを促進するだけ。『やっぱり原発は必要だ』という世論はなりません」

 それでも東電は、今夏に予定していた柏崎刈羽1、7号機(稼働中)の定期点検を「電力確保のため」に延期するという。オオカミ少年ならぬ“オオカミ節電”のにおいを感じるのは小紙だけだろうか。

 もちろん、エコロジーなどの観点からも節電自体は決して悪いことではない。だが、必要以上の節電は経済活動を停滞させる。暑いオフィスで働くサラリーマンの生産性は下がり、実直にクーラーの使用を控えた高齢者や小児、病気の人たちが体調に異変をきたさないともかぎらない。昨年夏に相次いだ熱中症死の悪夢も頭をよぎる。東電と政府は一刻も早く、本当に必要な「節電量」を公開すべきだ。


引用ここまで

原文は、zakzakニュースサイトの中の
「東電が不足“煽る”本当のワケ 検証・夏の電力は足りる!」
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110421/dms1104211647022-n1.htm
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の「電力不足」は誇大広告?」の参考記事にさせていただきました。

2011年4月20日水曜日

なんだよ 電力いくらでもあるじゃないか

日刊ゲンダイ 2011年(平成23年4月18日)04/16発行
引用ここから


なんだよ 電力いくらでもあるじゃないか

東電5200万KWまで上積み

「打ち出の小槌」じゃないが、発表のたびに、東京電力の最大供給電力の数値が上積みされている。 きのう(15日)、東電は7月末の電力供給見通しを5200万㌔㍗へ上方修正した。これは〝大朗報〟だ。「やればできるじゃないか」である。
福島原発事故からこれまで、東電の発表などによると、供給能力は3100万㌔㍗(3月12日)、3750万㌔㍗(23日)、3800万㌔㍗(29日)、 3900万㌔㍗(4月4日)、3950万㌔㍗(6日)と、順調に上昇してきた。きのうのピーク時の供給量は4000万㌔㍗だった。
そして今回、大震災で被災した火力発電所の復旧や定期検査で止まっていた設備の再稼働に加え、千葉県内のガスタービン機器の新設、夜間にくみ上げた水で日中に発電する掛水発電の活用が可能になったことなどにより、5200万㌔㍗の確保が現実になったと公表したのである。
「東電の想定する夏の最大電力需要は5500万㌔㍗。この調子だと、大企業などが節電すれば、一般家庭は計画停電なしで夏を乗り切れそうです」(経済ジヤーナリスト・山本伸氏)
もともと国際エネルギー機関(IEA)は、「日本は、原子力発電不足分を補う石油火力発電の余剰がある」との見解を示していた。そのニュースは、ロイター電で世界に報じられていた。福島原発抜きでも、やれないことはないのだ。東電としては、「原発不要論」が実証されるのは嫌だろうが、ここは国民生活第一で考えるしかない。


引用ここまで

引用元は、阿修羅♪掲示板の中の
【日本で唯一,真実を報道する新聞! (飯山一郎HP) | なんだよ 電力いくらでもあるじゃないか (日刊ゲンダイ)】
http://www.asyura2.com/11/senkyo111/msg/743.html
です。
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ひなげし陽気』の中の

「電力不足」は誇大広告?
「電力不足」は誇大広告?(2012年度版)
の参考記事にさせていただきました。

柏崎刈羽原発が止まったとき電気は足りていた

引用ここから

●この章の内容●
   1,原発が止まったら、電気が足りない?
   2,いちばん電気を多く使うとき。
   3,原発の電気が3分の1になるわけ。
   4,あまった電気を「捨てる」とき。
   5,電力会社は、せつでんしてるの?
   6,オール電化住宅の落としあな。
   7,ホントの省エネ・節電は?


原発止めたら、電気が足りない?(1)


Q:原子力発電所が全部止まったら、
    電気が足りなくなるってほんと?

A:そんなにかんたんな話ではないようね。じっさいに2007年7月16日、新潟県中越沖地震ちゅうえつおきじしんで世界最大の原子力発電所が故障こしょうしたの。東京電力の柏崎刈羽原発かしわざきかりは げんぱつというところだけれど、それいらいそこの7つの原子炉はしばらく全部止まっていたの。そこで発電できる電気は、800万キロワットアワーという大きさで、東京電力全体の約5分の1もの電力を、そこだけで発電していたのよ。
 この事故のために電気が足りなくなって、停電ていでんがおきたという話はありません。    (2010.10現在、1・6・7号機運転再開)


柏崎刈羽原発と、地震で起きたパイプのずれ



Q:よく、「電気の3分の1は原子力?」っていわれてるね?

A:それはね、原発は止めずにずっとうごかしつづけていても、ほかの発電所はとめてしまうからなのよ。右下のグラフは、一日のうちの電気の使用量の変化をあらわしたグラフです。電気は作ってためておくことができないから、使う分だけ作らなければならないの。
 だからこのグラフは、発電した電気の量をあらわしてもいるのよ。
 このグラフから、電力会社がどんなふうに電気をつくっているかわかるんだけど、気づいたことはある?
 グラフの①~③のところをよくみてね





引用ここまで

原文は、『よくわかる原子力 原子力教育を考える会』サイトの中の
【 よくわかる原子力 キッズページ 「原発止めたら、電気が足りない?(1)」 】
http://www.nuketext.org/kids/Denryokufusoku/Denryokufusoku1.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の「「電力不足」は誇大広告?」の参考記事にさせていただきました。