ラベル 2012/02/25-食品基準値の見直し...お米と牛肉はそのまま の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 2012/02/25-食品基準値の見直し...お米と牛肉はそのまま の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2012年2月25日土曜日

県 牧草利用自粛を畜産農家に再要請へ

引用ここから


県 牧草利用自粛を畜産農家に再要請へ

 食品の放射性物質規制が4月から大幅強化されるのに伴い、県は、県南部など10市町の畜産農家に対し、牧草利用の自粛を再度求める方針を決めた。

 厚生労働省はこれまで、牧草や稲わらなどの粗飼料について1キロ・グラム当たり300ベクレルの暫定基準値を設けていたが、4月からは同100ベクレルに規制が強化される。これを受け、県は、昨年の調査で牧草から高い値の放射性セシウムが検出された10市町で、牧草の利用自粛を求めるとともに、春からは牧草の放射性物質検査も再開する方針だ。

 一方、稲わらについては、昨秋集めた稲わらを検査した結果、問題がなかったことから、利用自粛は求めず、春に集める稲わらの検査も継続して実施する考えだ。

 県畜産課によると、県は東京電力福島第一原発事故後、県全域の畜産農家に牧草の利用自粛を要請。検査で基準値を超える放射性物質が検出された地域では、その後、3回続けて検査で基準値を下回るまで、牧草を利用しないよう求めていた。最後まで残っていた栗原市の一部でも昨年9月中旬、自粛が解除された。

(2012年2月24日 読売新聞)

関連記事・情報          Powered by popIn
* 【福島原発】玄米の規制値超セシウム、福島・渡利地区からも(2011年12月22日 20:44)
* 【社会】福島県、今年作付けした農家3割強を再検査(2011年11月30日 20:49)
* 【社会】長野県佐久市の野生キノコからセシウム検出(2011年10月26日 22:24)
* 【社会】福島沿岸部での漁の自粛、11月も継続(2011年10月25日 14:32)
* 【社会】岩手県産牛2頭、国の規制値上回るセシウム検出(2011年9月8日 13:41)



引用ここまで

原文は、読売新聞 ニュースサイトの中の
【県 牧草利用自粛を畜産農家に再要請へ】
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20120224-OYT8T00097.htm
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の「食品基準値の見直し...お米と牛肉はそのまま
の参考記事にさせていただきました。

食品の放射能、より低い値で出荷停止 4月の新基準決定

引用ここから


2012年2月24日17時1分
食品の放射能、より低い値で出荷停止 4月の新基準決定

 食品に含まれる放射性物質の新たな基準が24日、決まった。厚生労働省の薬事・食品衛生審議会が了承した。4月から原則適用される。

 新基準案は昨年12月に同審議会の部会で了承された。今回はその上部組織にあたる親会で、新基準案をそのまま認めた。小宮山洋子厚労相に答申する。

 新基準は、放射性セシウムを基本とする。「一般食品」で1キロ当たり100ベクレル、「乳児用食品」と「牛乳」が50ベクレル、「飲料水」は10ベクレル。これまでの暫定基準よりも4分の1〜20分の1の厳しい値となった。コメや牛肉など一部の食品を除いて、4月1日から出荷停止を決める目安となる。

購読されている方は、続きをご覧いただけます

関連リンク
* 食品セシウム基準厳格化「反対を」 審議会前会長が要請(2/17)
* 食品の放射能基準は厳しすぎ…文科省審議会、異例の注文(2/16)
* 栃木産シイタケに基準超すセシウム 都内スーパーで販売(2/4)
* 食品の放射線新基準「厳しすぎる」 文科省審議会(2/2)
* 特集:東日本大震災



引用ここまで

原文は、朝日新聞 ニュースサイトの中の
【食品の放射能、より低い値で出荷停止 4月の新基準決定】
http://www.asahi.com/national/update/0224/TKY201202240397.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の「食品基準値の見直し...お米と牛肉はそのまま
の参考記事にさせていただきました。

食品中セシウム 厳格基準を正式決定

引用ここから


【社会】

食品中セシウム 厳格基準を正式決定
2012年2月24日 夕刊

図表
食品中の放射性セシウムの新基準値


 食品中の放射性セシウムの新基準値を話し合う厚生労働省の薬事・食品衛生審議会が二十四日開かれ、魚や野菜など「一般食品」の一キログラム当たり一〇〇ベクレルなど、現行の暫定規制値から四分の一〜二十分の一に大幅に厳格化する内容が正式に決まった。コメや牛肉、加工食品など一部を除き四月一日から適用する。

 新基準値は一般食品のほか、「牛乳」と、粉ミルクや市販のベビーフードなど新設する「乳児用食品」が一キログラム当たり五〇ベクレル、「飲料水」が同一〇ベクレル。

 暫定規制値は「野菜類」「穀類」「肉・卵・魚・その他」が同五〇〇ベクレル、「牛乳・乳製品」「飲料水」が同二〇〇ベクレル。

 厚労省は、市場や消費者の混乱を避けるため一部食品に経過措置を設けた。コメは、二〇一一年産は暫定値とし、一二年産の収穫・流通が始まる時期に合わせて十月一日から新基準値とする。牛肉も冷凍保存されているものがあるため、十月一日から適用する。

 加工食品は三月三十一日までに製造、加工、輸入されたものは賞味期限まで現行の暫定規制値を適用。四月一日以降に製造、加工、輸入されたものは新基準値とする。

 茶や乾物などの基準値適用のルールも決めた。茶は原材料の状態では基準値の適用対象とせず、茶葉をお湯に入れた状態でセシウムの濃度を検査し、飲料水の基準値を適用する。乾燥シイタケなどは、原材料と、水戻しした状態の両方で調べ、一般食品として扱う。

 審議会では、厚労省が、子どもへの内部被ばくの健康影響を特に配慮した点や、新基準値の算出根拠をあらためて説明。昨年十〜十二月に各自治体などが行った検査で、新基準値を超えた食品は福島県で9・25%、福島県以外では1・13%だったことも報告した。

 新基準値をめぐっては、厚労省の諮問を受けた文部科学省の放射線審議会が二月十六日、了承する答申を出したが、乳児用食品などについて「厳しすぎる」と異例の注文も付けていた。


引用ここまで

原文は、東京新聞 ニュースサイトの中の
【食品中セシウム 厳格基準を正式決定】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012022402000188.html?ref=rank
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の「食品基準値の見直し...お米と牛肉はそのまま
の参考記事にさせていただきました。

食品のセシウム新基準値を正式決定 大幅厳格化、4月から適用

引用ここから


ライフ

【放射能漏れ】
食品のセシウム新基準値を正式決定 大幅厳格化、4月から適用
2012.2.24 13:03

 食品中の放射性セシウムの新基準値を話し合う厚生労働省の薬事・食品衛生審議会が24日開かれ、魚や野菜など「一般食品」の1キログラム当たり100ベクレルなど、現行の暫定基準値から4分の1~20分の1に大幅に厳格化する内容が正式に決まった。コメや牛肉、加工食品など一部を除き4月1日から適用する。

 新基準値は一般食品のほか、「牛乳」と、粉ミルクや市販のベビーフードなど新設する「乳児用食品」が1キログラム当たり50ベクレル、「飲料水」が同10ベクレル。暫定基準値は「野菜類」「穀類」「肉・卵・魚・その他」が同500ベクレル、「牛乳・乳製品」「飲料水」が同200ベクレル。

 厚労省は、市場や消費者の混乱を避けるため一部食品に経過措置を設けた。コメは、2011年産は暫定値とし、12年産の収穫・流通が始まる時期に合わせて10月1日から新基準値とする。牛肉も冷凍保存されているものがあるため、10月1日から適用する。

関連ニュース
* 【これで安全?安心? セシウム新基準】(下)乳児用区別に誤解と不安
* 【放射能漏れ】福島第1原発沖で千倍のセシウム 昨年6月、米研究所調査 汚染は…
* 【放射能漏れ】岩手の乾燥シイタケ、セシウム基準超 4市町に自主回収要請
* 【放射能漏れ】牛用飼料、キロ当たり100ベクレルへ改訂 セシウム暫定許容値



引用ここまで

原文は、MSN産経 ニュースサイトの中の
【食品のセシウム新基準値を正式決定 大幅厳格化、4月から適用】
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120224/trd12022413050012-n1.htm
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の「食品基準値の見直し...お米と牛肉はそのまま
の参考記事にさせていただきました。

食品放射性物質 新基準値を了承

引用ここから


食品放射性物質 新基準値を了承

2月24日 12時25分

動画ニュース

食品に含まれる放射性セシウムの基準について、厚生労働省の審議会は、「一般食品」は、現在の暫定基準値より大幅に厳しい1キログラム当たり100ベクレルなどとする新たな基準値を正式に了承し、4月から適用されることになりました。

食品に含まれる放射性セシウムの新たな基準値について、厚生労働省は、「一般食品」は、現在の暫定基準値の5分の1に当たる1キログラム当たり100ベクレル、「乳児用食品」と「牛乳」は50ベクレル、そして、「飲料水」は10ベクレルとする案をまとめています。
この基準を巡って、文部科学省の放射線審議会は、先週、基準そのものは了承したものの、乳児用食品と牛乳については、一般食品と区別しなくても子どもに対する安全性は十分確保できるという見解をまとめています。
これについて、24日、開かれた厚生労働省の審議会では、「乳児に、より厳しい基準を設けることは、消費者の安心につながるので適当だ」という意見が出されたほか、「新たな基準の下で、都道府県などの検査がきちんと行われるよう体制を整備すべきだ」といった意見が出され、新たな基準値は正式に了承されました。
これを受けて厚生労働省は、米と牛肉と大豆については、一定期間、経過措置を設けたうえで、4月から新たな基準を適用することにしています。

[関連ニュース]   自動検索
・ 食品の放射性物質 検査機器を寄付 (2月22日)

[関連リンク]
* ◇  ここに注目! 「どうする福島のコメ作り」 解説委員室ブログ (2月17日)
* ◇  "食品放射性物質 新基準見直しを" NHK生活情報ブログ (1月29日)
* ◇  安全を守れるか 食品の放射能検査 クローズアップ現代 (10月3日)



引用ここまで

原文は、NHK ニュースサイトの中の
【食品放射性物質 新基準値を了承】
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120224/t10013256951000.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の「食品基準値の見直し...お米と牛肉はそのまま
の参考記事にさせていただきました。

食品のセシウム規制値、4月から厳格化 厚労省

引用ここから


食品のセシウム規制値、4月から厳格化 厚労省
2012/2/24 11:15

 食品に含まれる放射性セシウムの新基準値について、厚生労働省は24日、昨年3月に策定した暫定規制値を見直し、4分の1~20分の1に引き下げることを決めた。野菜など「一般食品」は1キログラム当たり100ベクレル、「牛乳」と新設する「乳児用食品」は同50ベクレル、「飲料水」は最も厳しく同10 ベクレルとする。一部を除き4月1日から適用する。

図表
食品中の放射性セシウムの暫定基準値と新基準値(単位は1キログラムあたりのベクレル)
(注)乳製品のうち乳飲料以外(チーズなど)は一般食品に分類

 24日の同省薬事・食品衛生審議会で了承した。同省が諮問した文部科学省の放射線審議会も16日に「厳しすぎる」との意見を添えながら新基準値を「妥当」と答申。食品からの被曝(ひばく)の上限値は暫定規制値の年5ミリシーベルトから年1ミリシーベルトになる。

 一部食品は混乱を避けるため経過措置を設定。コメは9月末まで暫定規制値を適用、新基準値は12年産の収穫・流通が始まる10月1日から適用する。牛肉も10月1日から、大豆は来年1月1日から新基準値を適用する。

 加工食品は3月31日までに製造、加工、輸入されたものは賞味期限まで暫定規制値を適用。4月1日以降に製造、加工、輸入されたものは新基準値とする。コメ、牛肉、大豆を原料とする加工食品はそれぞれの経過措置に合わせる。

 茶葉はお湯に入れた状態で検査して飲料水の新基準値を適用する。乾燥シイタケなど水戻しする食品は食用の実態を踏まえ、原材料と、水戻しした状態で調べ一般食品として扱う。

[関連キーワード> 厚生労働省、厚労省、飲料水、一般食品、加工食品

*牛乳、メーカーも放射性物質検査へ 結果を公表 (2012/1/18 3:30)
*放射線、飲食店も独自対策 機器導入や食材 (2012/1/11 3:30) [有料会員限定]
*放射性セシウム 乾燥シイタケ規制値超え (2012/2/10 3:30)
*「食の安全」に揺れる 食糧基地フクシマの実情 (2011/11/7 7:01) [有料会員限定]

*特集「放射能 広がる影響」



引用ここまで

原文は、日経新聞 ニュースサイトの中の
【食品のセシウム規制値、4月から厳格化 厚労省 】
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E0E6E2E3968DE0E6E2E0E0E2E3E09F9FE2E2E2E2
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の「食品基準値の見直し...お米と牛肉はそのまま
の参考記事にさせていただきました。

放射性物質:食品セシウム新基準 4月厳格化に苦悩深く

引用ここから


放射性物質:食品セシウム新基準 4月厳格化に苦悩深く

写真
子育て中の母親が参加した、牛乳や野菜、加工食品などに含まれる放射性物質の測定会=群馬県で2012年1月、増田勝彦撮影


 食品に含まれる放射性物質の基準が厳しくなる。作る人、口にする人、届ける人。原発事故に翻弄(ほんろう)されてきた人々が、改めて苦悩を深めている。

 ◇生産者の試練終わらず

 福島県郡山市の住宅地にある農産物直売所「鈴木農場」。1月下旬、2~3畳ほどのスペースに大玉のキャベツや白菜が並んでいた。25年営業を続ける農家の鈴木光一さん(49)は、長さ約30センチの「御前人参(ごぜんにんじん)」を手につぶやいた。「味は誰にも負けない」

 03年から毎年1品種ずつ、味にこだわった野菜のブランド化に取り組んできた。中でも2本198円の御前人参は、最大のヒットだった。新作のカボチャに取りかかろうとしていた矢先、東方約65キロにある福島第1原発で事故が起きた。

 手塩にかけた作物の検査で、暫定規制値を超える放射性物質は検出されなかった。しかし、東京で農業関係者との懇親会の際、「あえて福島県産は選べない」と言われた。他県の農家から「来ないか」と誘いもあったが、「原発事故に負けたくない」と断った。

 新基準値で、福島県産野菜は一層厳しくなるかもしれない。それに立ち向かおうと、鈴木さんは「おいしさの数値化」に挑んでいる。パッケージにQRコードをつけて、放射性物質の数値とともに栄養価や甘みなども数字で示す試み。農業試験場やNPO、大学など支援してくれる団体を探している。

 子供の摂取量が多い牛乳の新基準値は、一般食品より厳しい1キロあたり50ベクレルになる。

 雪印メグミルク(東京都新宿区)は、検査で問題のなかった原乳だけを扱う。北海道や東北など東日本各地産の原乳を混ぜて工場で製品化するため、生産者に「牛の飼料は自家製でなく、安全なものを購入して」と要請している。

 日本乳業協会は今月末から、東日本の牛乳製造工場で製品検査を行い、結果をホームページなどで公表することを決めた。雪印メグミルクの日和佐信子取締役は「基準値より低くても少しでも放射性物質が検出されれば大きな影響がある」と懸念する。

 ◇「ゼロ」求める消費者

 「『放射能ゼロを目指す』と明記して」。東京都内で1月、政府が開いた新基準値の説明会。5歳、3歳、2歳の3人の娘を連れ参加した「NO!放射能 江東こども守る会」代表の石川あや子さん(34)は訴えた。

 同会は地域の放射線量を独自に測り、データを示して自治体に詳細な調査や除染を求めている。石川さん自身も野菜は九州などから取り寄せる。政府は影響が分からないグレーゾーンも「シロ」と言い切っているように感じるからだ。

 「基準値はできるだけ低く設定してもらいたい。子供と妊婦を守るため予防原則に基づく対策を進め、少しでも危険があれば知らせてほしい」と願う。

 千葉県船橋市の女性(40)も放射線の影響がなさそうな産地の食品を選んでいる。万が一、自分の子に何かあったとしても、その時にできる最善の努力をしたと説明したい。「産地で選んで買っているなんて大きな声では言えない。でも、そんな母親は多いと思う」

 リスクコミュニケーションを研究する「リテラジャパン」の西澤真理子代表取締役は「いくら基準値以下は安全だと言っても、納得できない市民は絶対にいる。もっと専門家が市民の中に入って具体的に説明すべきだ」と指摘している。

 ◇独自基準で安心確保

 流通大手「イオン」は昨年11月、「放射能ゼロ宣言」をした。昨年3月から専門機関に依頼して6000点以上の食品を自主検査し、1キロあたり50ベクレルの「イオン基準」以上を検出した33点は取引を停止した。ゼロ宣言以降は、検出限界値以下の食品しか販売しない。クリアすれば、福島県産のコメも明記して店頭に並べる。

 食品管理を統括する近澤靖英執行役は「科学的な『安全』だけでは一般の人は納得しない。十分な情報提供による信頼関係があって『安心』につながる。それは生産者の保護にもなる」と言う。

 長野県松本市は小中学校の給食に1キロあたり40ベクレル以下の独自基準を設けた。4カ所の給食センターで昨年10月から毎日、食材の放射性物質の検査を行う。

 菅谷(すげのや)昭市長はベラルーシに5年半滞在し、チェルノブイリ原発事故の汚染地域で子供の甲状腺がん治療など医療支援を行った経験を持つ。ベラルーシの医師から、近年、子供の免疫力が低下し未熟児が増加していると聞いた。

 「内部被ばくとの関係は科学的に証明されていないが、現実に起こっていること。日本でも未成年は汚染された物を口にしない方がいい。残念だが、日本は汚染国になってしまったことを受け止めるしかない」

 一方で行政としては生産者を守ることも考えなければならない。「40歳を過ぎた人は放射線感受性が低く、基準値以下なら食べてもいい」とも訴える。

毎日新聞 2012年2月19日 10時13分(最終更新 2月19日 11時39分)

* 【食品中の放射性物質】Ge半導体検出器とは?具体的な検査方法は?
* 【特集】1月公開の福島第1原発の写真と映像
* 【放射性物質でコメ混乱】福島産作付け制限計画 国、産地にらみ合い収束遠く
* 【質問なるほドリ】農地の除染ってどうするの?
* 【福島第1原発事故】残った砕石から高濃度セシウム…浪江
* 【放射性物質】食品セシウム新基準 検査機器精度不足に苦慮


引用ここまで

原文は、毎日新聞 ニュースサイトの中の
【放射性物質:食品セシウム新基準 4月厳格化に苦悩深く】
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120219k0000e040103000c.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の「食品基準値の見直し...お米と牛肉はそのまま
の参考記事にさせていただきました。

放射性物質:食品セシウム新基準 検査機器精度不足に苦慮

引用ここから


放射性物質:食品セシウム新基準 検査機器精度不足に苦慮

写真
食品の検査に使われる茅ケ崎市役所の放射性物質測定器


 食品に含まれる放射性物質の新基準値が4月から適用されることで、全国にある検査機器の多くが改良や使用法の変更を迫られている。新基準値は現行の暫定規制値より厳しくなるが、これまでの機器や使用法では検出精度が不足するためだ。検査を担う都道府県は財政面などから苦慮しており、福島第1原発事故が生んだ新たな「食」のリスクに対応する困難さが浮かんだ。

 「予算がなく機器の買い直しはできない。今あるものを有効活用するしかない」。茨城県の担当者は嘆く。

 食品の放射性物質検査は、主に(1)ゲルマニウム(Ge)半導体検出器(2)ヨウ化ナトリウム(NaI)シンチレーション検出器--の2種類が用いられている。「Ge」は食品1キロあたりで数ベクレル単位まで精密に測定できるが価格は1000万~2000万円。「NaI」は通常の測定下限値が数十ベクレルと精度は下がる一方、価格は300万円前後だ。

 昨年12月時点で、国と都道府県が使っている検査機器は「Ge」216台に対し「NaI」227台。昨年3月から今年1月までに全国で10万738件の検査が実施され、内訳は「Ge」5万7381件、「NaI」4万3357件だった。

 新基準値は野菜や穀類、肉、魚などの一般食品について放射性セシウムを1キロあたり100ベクレルとし、暫定規制値の500ベクレルから大幅に厳しくなる。検査では結果の信頼性確保のために測定下限値を基準値の10分の1とするのが原則とされ、新基準値に対応するには10ベクレルまで測れる能力が必要だ。これだと、ほとんどの「NaI」が対応できない。

 茨城県生活衛生課は今、「Ge」1台で週15~20検体の水道水、「NaI」5台で週500~600頭の牛肉を検査している。牛肉の全頭検査が始まった昨年8月は機器の納入が間に合わず、「Ge」1台を2カ月間、24時間フル稼働させた。「職員は寝ずの番で夏休みもなく測定を続けた。新基準値になると同じことをしなければならないのか」。担当者は不安を募らせる。

 厚生労働省は新基準値に合わせ、「NaI」の測定下限値を1キロ当たり25ベクレル以下に緩める方針を打ち出した。ただ、検査機器メーカー「日立アロカメディカル」(東京都三鷹市)は「それでも測定時間を現在の10~15分から60~70分にしなければならない」と説明する。時間短縮には対象物を入れる容器の形を変え感度を上げる改良などが必要という。

 宮城県は「NaI」の改良などで対応する予定だが、総額約1300万円かかる見込み。担当者は「『Ge』を持つ民間企業に検査を委託するのも手だが1検体数万円かかる。国から改良費の補助が出るとありがたいが」と、ため息をついた。

【関連記事】
* 【食品中の放射性物質】Ge半導体検出器とは?具体的な検査方法は?
* 【特集】1月公開の福島第1原発の写真と映像
* 【放射性物質でコメ混乱】福島産作付け制限計画 国、産地にらみ合い収束遠く
* 【質問なるほドリ】農地の除染ってどうするの?
* 【福島第1原発事故】残った砕石から高濃度セシウム…浪江
* 【放射性物質】食品セシウム新基準 4月厳格化に苦悩深く


毎日新聞 2012年2月19日 10時09分(最終更新 2月19日 11時40分)


引用ここまで

原文は、毎日新聞 ニュースサイトの中の
【放射性物質:食品セシウム新基準 検査機器精度不足に苦慮】
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/radioactive/news/20120219k0000e040102000c.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の「食品基準値の見直し...お米と牛肉はそのまま
の参考記事にさせていただきました。

質問なるほドリ:食品中の放射性物質、どうやって検査するの?=回答・斎藤有香

引用ここから


質問なるほドリ:食品中の放射性物質、どうやって検査するの?=回答・斎藤有香

写真
ゲルマニウム半導体検出器


 <NEWS NAVIGATOR>

 ◇各県で実施後、国へ報告 精密測定にはGe検出器使用

 なるほドリ 食品に含まれる放射性物質の基準が厳しくなるんだってね。ところで、どうやって検査しているの?

 記者 各都道府県が食品衛生法に従って、出荷される食品の放射性物質を検査し、結果を厚生労働省に報告しています。出荷時期に応じて週1回程度、自前の検査機器を使うか、民間の検査機関に委託して行います。千葉県の場合、毎週20~30種類の野菜を産地から取り寄せ、外部の専門分析機関に送って調べます。サンプルは1種類につき2キロ必要で、県が農家から買い取っています。

 Q 検査機器はどんなもの?

 A 国は食品の放射性セシウム検査法として、精密に測れるゲルマニウム(Ge)半導体検出器の使用を規定しています。ただ、野菜や穀物、肉、魚などは、検査対象が多いので、簡易型のヨウ化ナトリウム(NaI)シンチレーション検出器も認めています。まずNaI検出器で大まかな検査をして食品をふるいにかけ、問題がありそうなものを精度の高いGe検出器で調べるという考え方です。より基準の厳しい飲料水や牛乳・乳製品は、Ge検出器で検査することになっています。

 Q なんか難しいね。

 A どちらも食品を1~2センチ角に刻んで機器の容器に隙間(すきま)なく詰め、放射線が検出部分に当たって発する光を分析し、放射性物質の量を測ります。一度に検査する量が多いほど検出感度が上がります。検出器を囲むように検査したいものを詰めるマリネリ容器という形式もあり、より性能は高くなります。表面だけを調べるサーベイメーターという1台数十万円の機械もあります。

 Q これまでどのくらい検査したのかな。

 A 厚労省によると、飲料水を除き、1月末までに全国で10万738件の検査が行われ、牛肉が6万5964件と65%を占めます。ほかは野菜類1万7012件、水産物6156件、コメなど穀類5379件など。今の流通基準である暫定規制値(牛乳・乳製品は1キロあたり200ベクレル、それ以外の食品は500ベクレル)を超えたのは1087件でした。

 Q 基準を超えたら?

 A その食品は在庫管理単位ごとに回収、廃棄されます。さらに、基準を超えた食品の生産地の状況を踏まえ、国の要請を受けて各都道府県が県全域か一定の区域で出荷停止などを指示します。4月からは基準が厳しくなるので、出荷制限を受ける食品は増えると予想されます。(リスク取材班)

==============

 なるほドリコーナーへの質問をお寄せください。〒100-8051(住所不要)毎日新聞「質問なるほドリ」係 naruhodori@mainichi.co.jp

【関連記事】
* 東日本大震災:県内の放射性物質と放射線量 /埼玉
* 東日本大震災:放射性物質汚染の汚泥搬入巡り、環境団体ら東電などに安全要請 /千葉
* 震災ファイル:県営下水処理場の汚泥から放射性物質 /群馬
* 東日本大震災:福島第1原発事故 避難準備区域、地下飲用水から放射性物質出ず
* 放射性物質汚染対処特別措置法


毎日新聞 2012年2月19日 東京朝刊


引用ここまで

原文は、毎日新聞 ニュースサイトの中の
【質問なるほドリ:食品中の放射性物質、どうやって検査するの?=回答・斎藤有香】
http://mainichi.jp/select/wadai/naruhodori/news/20120219ddm003070102000c.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の「食品基準値の見直し...お米と牛肉はそのまま
の参考記事にさせていただきました。