引用ここから
東日本大震災:福島第1原発事故 放射性物質キセノン、直後に千葉で40万倍
東京電力福島第1原発事故直後、大気中の放射性物質「キセノン133」(半減期5日)の濃度が事故前に比べ最大で約40万倍になっていたことを、環境中の放射性物質の調査などを専門に行う財団法人「日本分析センター」(千葉市)が1日、明らかにした。同日東京都内で行われた文部科学省の環境放射能調査研究成果発表会で公表した。
同センターによると、キセノン133の大気中の平均濃度は、3月14~22日に千葉市で1立方メートルあたり1300ベクレルへ急上昇した。事故前は「不検出」から3・4ミリベクレルの間で、3月11日の事故直後は40万倍に達した。通常の濃度に戻るまで約3カ月かかったという。
同センターの磯貝啓介さんは「キセノン133は福島第1原発からプルーム(雲のような塊)になって千葉市まで流れてきたのだろう。3カ月間の外部被ばく量の累積は1・3マイクロシーベルトで、健康に影響が出るレベルではなかった」と話している。
キセノン133は、原発の燃料として使われるウランやプルトニウムが核分裂するときにできる。他の物質とほとんど反応しないため、吸い込んでも内部被ばくの恐れはない。【斎藤広子】
毎日新聞 2011年12月2日 東京朝刊
* 福島原発:2号機冷却装置で警報、自動停止
* 福島原発事故:発生直後、千葉のキセノン濃度40万倍に
* 放射性物質:給食の目安、東日本17都県に初通知…文科省
* 放射性物質:濃度測定「ベクミル」…上野に2号店
* 東日本大震災:福島第1原発事故 原発損賠弁護団を結成、電話相談受け付け /福島
引用ここまで
原文は、毎日新聞 ニュースサイトの中の
【東日本大震災:福島第1原発事故 放射性物質キセノン、直後に千葉で40万倍】
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111202ddm008040024000c.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
2011年12月2日金曜日
2011年11月8日火曜日
放射性セシウム除去装置が稼働--2号機燃料プール
引用ここから
東日本大震災:福島第1原発事故 放射性セシウム除去装置が稼働--2号機燃料プール
東京電力は6日、福島第1原発2号機の使用済み核燃料プールで、冷却水中の放射性セシウムを除去する装置を稼働したと発表した。事故直後に海水を注入したため塩分濃度が高く、放置すると1年ほどで腐食して穴が開く恐れがある。東電によると、塩分濃度を下げる前にまず放射性物質を除去する必要があるという。
3号機のプールも同様の状態といい、東電は2号機に続いて3号機でも処理を予定している。4号機では8月から塩分濃度を下げる作業を実施中。1号機は、海水を注入しなかったため塩分濃度は高くないという。【野田武】
毎日新聞 2011年11月7日 東京朝刊
* 福島第1原発:放射性セシウム除去装置が稼働 2号機
* 福島第1原発:避難の男性、失明の危機 思うは故郷の風景
* 福島第1原発:キセノン検出連絡遅れ 福島県が厳重抗議
* 福島第1原発:浪江の女性 8カ月守った農園離れる決心
* 福島第1原発:除染対象区域の放射線量 詳細調査へ
引用ここまで
原文は、毎日新聞 ニュースサイトの中の
【東日本大震災:福島第1原発事故 放射性セシウム除去装置が稼働--2号機燃料プール】
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111107ddm002040112000c.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
東日本大震災:福島第1原発事故 放射性セシウム除去装置が稼働--2号機燃料プール
東京電力は6日、福島第1原発2号機の使用済み核燃料プールで、冷却水中の放射性セシウムを除去する装置を稼働したと発表した。事故直後に海水を注入したため塩分濃度が高く、放置すると1年ほどで腐食して穴が開く恐れがある。東電によると、塩分濃度を下げる前にまず放射性物質を除去する必要があるという。
3号機のプールも同様の状態といい、東電は2号機に続いて3号機でも処理を予定している。4号機では8月から塩分濃度を下げる作業を実施中。1号機は、海水を注入しなかったため塩分濃度は高くないという。【野田武】
毎日新聞 2011年11月7日 東京朝刊
* 福島第1原発:放射性セシウム除去装置が稼働 2号機
* 福島第1原発:避難の男性、失明の危機 思うは故郷の風景
* 福島第1原発:キセノン検出連絡遅れ 福島県が厳重抗議
* 福島第1原発:浪江の女性 8カ月守った農園離れる決心
* 福島第1原発:除染対象区域の放射線量 詳細調査へ
引用ここまで
原文は、毎日新聞 ニュースサイトの中の
【東日本大震災:福島第1原発事故 放射性セシウム除去装置が稼働--2号機燃料プール】
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111107ddm002040112000c.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
放射性物質の除去開始=2号機燃料プール−福島第1
引用ここから
放射性物質の除去開始=2号機燃料プール−福島第1
東京電力福島第1原発事故で、東電は6日、2号機原子炉建屋にある使用済み燃料プール内の水の放射性物質を除去する作業を開始した。同プール水は事故後の海水注入で塩分が濃く、腐食の恐れがある。東電は1カ月後には、放射性物質濃度を現在の100分の1〜1000分の1に減らし、塩分除去に着手する。
2号機プールには約1500トンの水があり、1立方センチ当たり約20万ベクレルの放射性セシウムがあるとみられる。東電は、稼働中のプール水循環冷却システム内で、冷却に使用した水を一部取り込み、ゼオライトによりセシウムを除去し、システムに戻す。2号機終了後は3号機でも同様の作業を進める方針。(2011/11/06-22:09)
引用ここまで
原文は、時事通信 ニュースサイトの中の
【放射性物質の除去開始=2号機燃料プール−福島第1】
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011110600175
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
放射性物質の除去開始=2号機燃料プール−福島第1
東京電力福島第1原発事故で、東電は6日、2号機原子炉建屋にある使用済み燃料プール内の水の放射性物質を除去する作業を開始した。同プール水は事故後の海水注入で塩分が濃く、腐食の恐れがある。東電は1カ月後には、放射性物質濃度を現在の100分の1〜1000分の1に減らし、塩分除去に着手する。
2号機プールには約1500トンの水があり、1立方センチ当たり約20万ベクレルの放射性セシウムがあるとみられる。東電は、稼働中のプール水循環冷却システム内で、冷却に使用した水を一部取り込み、ゼオライトによりセシウムを除去し、システムに戻す。2号機終了後は3号機でも同様の作業を進める方針。(2011/11/06-22:09)
引用ここまで
原文は、時事通信 ニュースサイトの中の
【放射性物質の除去開始=2号機燃料プール−福島第1】
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011110600175
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
福島2号機のプール水浄化へ 放射性物質の吸着装置設置
引用ここから
福島2号機のプール水浄化へ 放射性物質の吸着装置設置
東電は5日、福島第1原発2号機で、使用済み燃料プールの水に含まれる放射性物質を除去する作業を近く開始すると発表。
トラックの荷台に、放射性物質を吸着する鉱物ゼオライトを入れたタンクを設置。プールの水を冷却する系統に、配管を追加し、一部の水がタンクを通るようにする。
東電によると、2号機のプールの水は、格納容器から出た燃料の放射性物質が溶け込んでいるとみられ、放射性物質の濃度が高い。同様に濃度の高い3号機でも、除去装置を取り付ける方針。
また東電は、3号機の格納容器からガスを抜き出して浄化するシステムの設置に向け、ロボットを使ってがれきを撤去した。
引用ここまで
原文は、47NEWS サイトの中の
(共同通信)【福島2号機のプール水浄化へ 放射性物質の吸着装置設置】
http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011110501000632.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
福島2号機のプール水浄化へ 放射性物質の吸着装置設置
東電は5日、福島第1原発2号機で、使用済み燃料プールの水に含まれる放射性物質を除去する作業を近く開始すると発表。
トラックの荷台に、放射性物質を吸着する鉱物ゼオライトを入れたタンクを設置。プールの水を冷却する系統に、配管を追加し、一部の水がタンクを通るようにする。
東電によると、2号機のプールの水は、格納容器から出た燃料の放射性物質が溶け込んでいるとみられ、放射性物質の濃度が高い。同様に濃度の高い3号機でも、除去装置を取り付ける方針。
また東電は、3号機の格納容器からガスを抜き出して浄化するシステムの設置に向け、ロボットを使ってがれきを撤去した。
2011/11/05 20:47 【共同通信】
引用ここまで
原文は、47NEWS サイトの中の
(共同通信)【福島2号機のプール水浄化へ 放射性物質の吸着装置設置】
http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011110501000632.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
2011年11月7日月曜日
臨界判定基準見直し 東電方針 キセノン検出を反映
引用ここから
臨界判定基準見直し 東電方針 キセノン検出を反映
東京電力は六日、福島第一原発の臨界判定基準を見直す方針を明らかにした。経済産業省原子力安全・保安院に先月提出した報告書では、半減期の短い希ガスが検出されないことを条件としていたが、今月二日に2号機で自発核分裂により発生したとみられる放射性キセノンを検出。実態と合わなくなり、修正を余儀なくされた。
二日にキセノンを検出した際、東電は「臨界の可能性がある」と発表したが、その後、検出量が少なかったことなどから「自発核分裂によるものだった」と訂正していた。
東電の川俣晋原子力品質・安全部長は、六日の記者会見で「再臨界かどうかでは、大変心配をおかけした。報告書の改訂版を準備している。その中で見解を示す」と述べた。
十月十七日に保安院に提出していた「中期的安全確保」に関する報告書では、キセノンなど半減期の短い希ガスが検出されないことが臨界判定基準だった。
引用ここまで
原文は、東京新聞 ニュースサイトの中の
【臨界判定基準見直し 東電方針 キセノン検出を反映】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2011110702000022.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
臨界判定基準見直し 東電方針 キセノン検出を反映
2011年11月7日 朝刊
東京電力は六日、福島第一原発の臨界判定基準を見直す方針を明らかにした。経済産業省原子力安全・保安院に先月提出した報告書では、半減期の短い希ガスが検出されないことを条件としていたが、今月二日に2号機で自発核分裂により発生したとみられる放射性キセノンを検出。実態と合わなくなり、修正を余儀なくされた。
二日にキセノンを検出した際、東電は「臨界の可能性がある」と発表したが、その後、検出量が少なかったことなどから「自発核分裂によるものだった」と訂正していた。
東電の川俣晋原子力品質・安全部長は、六日の記者会見で「再臨界かどうかでは、大変心配をおかけした。報告書の改訂版を準備している。その中で見解を示す」と述べた。
十月十七日に保安院に提出していた「中期的安全確保」に関する報告書では、キセノンなど半減期の短い希ガスが検出されないことが臨界判定基準だった。
引用ここまで
原文は、東京新聞 ニュースサイトの中の
【臨界判定基準見直し 東電方針 キセノン検出を反映】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2011110702000022.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
東電、臨界の判定基準見直し 報告修正、キセノン検出で
引用ここから
東電、臨界の判定基準見直し 報告修正、キセノン検出で
写真
福島第1原発2号機でキセノン検出に使われた「ガス管理システム」の一部(東京電力提供)
東京電力は6日、福島第1原発の「臨界判定基準」の見直しを含め再検討することを明らかにした。核分裂が連鎖的に続く臨界の判定基準は、10月に経済産業省原子力安全・保安院に報告したばかりだが、2号機の放射性キセノン検出で混乱を招いたことを受けて修正を迫られたとみられる。
東電はキセノン検出で2日に「臨界の可能性がある」と発表したが、3日に「自発核分裂であり、臨界は起きなかった」と一転して臨界を否定した。現在の臨界判定基準は「自発核分裂」に一切触れていない。
引用ここまで
原文は、47NEWS サイトの中の
(共同通信)【東電、臨界の判定基準見直し 報告修正、キセノン検出で】
http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011110601000583.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
東電、臨界の判定基準見直し 報告修正、キセノン検出で
写真
福島第1原発2号機でキセノン検出に使われた「ガス管理システム」の一部(東京電力提供)
東京電力は6日、福島第1原発の「臨界判定基準」の見直しを含め再検討することを明らかにした。核分裂が連鎖的に続く臨界の判定基準は、10月に経済産業省原子力安全・保安院に報告したばかりだが、2号機の放射性キセノン検出で混乱を招いたことを受けて修正を迫られたとみられる。
東電はキセノン検出で2日に「臨界の可能性がある」と発表したが、3日に「自発核分裂であり、臨界は起きなかった」と一転して臨界を否定した。現在の臨界判定基準は「自発核分裂」に一切触れていない。
2011/11/06 22:55 【共同通信】
引用ここまで
原文は、47NEWS サイトの中の
(共同通信)【東電、臨界の判定基準見直し 報告修正、キセノン検出で】
http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011110601000583.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
福島第1の臨界判定基準見直し 東電方針、現実に即した基準に
引用ここから
福島第1の臨界判定基準見直し 東電方針、現実に即した基準に
2011/11/6 22:53
東京電力は6日、福島第1原子力発電所の「臨界判定基準」を見直す方針を明らかにした。東電は10月17日に経済産業省原子力安全・保安院に基準を提出。2日に希ガスの放射性キセノンが検出された際、同基準に基づき「臨界の可能性がある」と発表した。
しかし3日には希ガスが極めて微量であることなどから、核分裂の連鎖反応である臨界にはなっておらず、基準に示されていない「自発核分裂」が起きたと修正。こうした混乱を踏まえ、現実に即した基準を検討する。
引用ここまで
原文は、日経新聞 ニュースサイトの中の
【福島第1の臨界判定基準見直し 東電方針、現実に即した基準に】
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E2E4E2E38B8DE2E4E3E3E0E2E3E39180EAE2E2E2;
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
福島第1の臨界判定基準見直し 東電方針、現実に即した基準に
2011/11/6 22:53
東京電力は6日、福島第1原子力発電所の「臨界判定基準」を見直す方針を明らかにした。東電は10月17日に経済産業省原子力安全・保安院に基準を提出。2日に希ガスの放射性キセノンが検出された際、同基準に基づき「臨界の可能性がある」と発表した。
しかし3日には希ガスが極めて微量であることなどから、核分裂の連鎖反応である臨界にはなっておらず、基準に示されていない「自発核分裂」が起きたと修正。こうした混乱を踏まえ、現実に即した基準を検討する。
引用ここまで
原文は、日経新聞 ニュースサイトの中の
【福島第1の臨界判定基準見直し 東電方針、現実に即した基準に】
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E2E4E2E38B8DE2E4E3E3E0E2E3E39180EAE2E2E2;
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
2011年11月2日水曜日
【2号機で核分裂の可能性】一時臨界か、キセノン検出 福島第1原発
引用ここから
【2号機で核分裂の可能性】一時臨界か、キセノン検出 福島第1原発
写真
福島第1原発2号機へのホウ酸水注入について説明する東京電力の松本純一原子力・立地本部長代理=2日午前、東京・内幸町の本店
東京電力は2日、福島第1原発2号機で原子炉格納容器内の気体から放射性キセノンが検出された可能性が判明、核分裂が起きている恐れが否定できないとして、核分裂を抑制するホウ酸水を原子炉に注入したと発表した。
核分裂が連鎖的に起きる臨界が起きた可能性について、東電の松本純一(まつもと・じゅんいち)原子力・立地本部長代理は「一時的、局所的に起きた可能性はあるが、大規模な臨界は起きていない」と述べた。
東電と政府は年内にも1~3号機が「冷温停止」状態に達したと判断する方針だが、影響を及ぼす可能性もある。松本本部長代理は「東電としては大きな影響はないと考えるが、政府と相談する」と述べた。
図
福島第一原発2号機の現状(イメージ)
原子炉の温度や圧力、放射線量を測定するモニタリングポストの値には変動がないという。圧力容器への注水は継続中で、経済産業省原子力安全・保安院は「全体としては安定している」としている。
東電によると、ガスのフィルターを調べたところ、データにキセノン133、135が含まれていることを示す兆候が出た。しかし鮮明ではなく「確実に検出されたとは断言できない」として、日本原子力研究開発機構に分析を依頼した。
放射性キセノンは核分裂に伴いできる。放射線を出す能力が半分になる半減期が短く、検出されれば直近に核分裂が起きた可能性を示す。東電は検出が事実だとしても濃度はかなり低いとしている。
写真
東京電力のライブカメラが撮影した福島第1原発2号機(中央)。左はカバーで覆われた1号機=2日午前
2号機の核燃料は事故で冷却水がなくなって溶け、原子炉圧力容器の底や、その外側の格納容器の底に漏れてたまったと推定されている。東電は、燃料が特定の形になったり、燃料冷却に伴い水温が下がり水の密度が増えたりすると、臨界が起こりやすくなると説明。一方で臨界に至らないまま核分裂が起きている可能性もあるとした。
東電は2号機に、格納容器内の気体を吸い出して浄化する装置を設置。1日採取の気体を分析し、キセノンが含まれている可能性があると判明。2日午前2時48分から1時間、原子炉への注水ラインからホウ酸水10トン(ホウ酸480キログラム)を注入した。2日中に格納容器内の気体を再調査する。(2011年11月02日 共同通信)
◎事態沈静化に躍起 核分裂で東電・保安院
福島第1原発2号機で核分裂が起きている可能性があることが判明した2日、東京電力と経済産業省原子力安全・保安院はそれぞれ緊急の記者会見を開き、「冷温停止に影響はない」「深刻な事態ではない」と事態の沈静化に躍起となった。
東京・内幸町の東電本店では松本純一(まつもと・じゅんいち)原子力・立地本部長代理が午前10時20分から担当者らを伴って会見。「核分裂反応が起こることは燃料の状況からみて十分あり得ると思っていた」と、これまでの会見と同様に、表情を一切変えることなく説明。核分裂の規模を尋ねられると「大規模な臨界状態ではない」と何度も強調した。
一方、保安院の森山善範(もりやま・よしのり)原子力災害対策監も霞が関の庁舎で急きょ会見したが、説明の根拠になっているのは東電から提出されたとみられる資料。「(圧力容器の)温度や圧力は安定的に低下している」と、深刻な事態を否定し、冷静な対応を求めた。(2011年11月02日 共同通信)
◎原子炉の不安定さ示す
【解説】東京電力福島第1原発2号機で核分裂が起きている恐れがあることが判明し、事故発生後7カ月以上たっても、依然として原子炉が安定したと断定できない状況にあることを浮き彫りにした。
核分裂が起きていても局所的にとどまり、連続的に核分裂が起きる再臨界はホウ酸注入によって防げるとみられ、燃料が過熱して溶ける再溶融の恐れも低いとみられる。
だが原子炉が安定的な「冷温停止」状態になったと宣言し、事故収束に向けた工程表のステップ2の年内終了を目指していた政府、東電は、計画の再検討を迫られる可能性がある。
2号機の核燃料は事故後、原子炉圧力容器の冷却水が減少して露出、過熱して溶け、圧力容器の底や、その外側の格納容器に漏れているとみられる。東電は水の注入を続け、圧力容器下部の温度は70度台に下がったが、漏れ出たり、飛び散った燃料全てを水が浸し、冷却できているかは現状でも分かっていない。確実な安定状態の維持が今後も最優先の課題となる。(2011年11月02日 共同通信)
◎局所的な核分裂か
宮崎慶次(みやざき・けいじ)大阪大名誉教授(原子力工学)の話 キセノン検出が事実なら、核分裂が起きていると考えるのが自然だ。原子炉全体で起きているか、局所的に起きているのかが重要だが、中性子が検出されていなければ局所的ではないか。溶けて固まった燃料がどこにどのような状態であるのかが分からないので、原因はなんとも言えない。ホウ酸水を注入するのは妥当な対応。こういうことでは、冷温停止を議論することは技術的にも住民の心情を考えても難しいのではないか。(2011年11月02日 共同通信)
◎臨界状態続いてない
山口彰(やまぐち・あきら)大阪大教授(原子炉工学)の話 原子炉格納容器の中には膨大な量の核燃料があり、(現在も)ウランやプルトニウムの核分裂は一定の確率で起きている。キセノンはその過程で生成されたのだろう。中性子が次々出てくる臨界状態が維持されているとは考えられない。今までと状況が変わっているとは思えず、事故の収束作業に影響が出る可能性も低いのではないか。(2011年11月02日 共同通信)
◎情報収集急ぐ―斎藤副長官
斎藤勁官房副長官は2日午前の記者会見で、東京電力福島第1原発2号機で原子炉格納容器内の気体から放射性キセノンが検出された可能性があることについて「核分裂が発生している可能性や、誤って検出された可能性もある」と指摘、情報収集を急ぐ考えを示した。
冷温停止状態に持ち込む「ステップ2」の終了時期を年内とした工程表への影響についてはコメントを避けた。(2011年11月02日 共同通信)
◎臨界
臨界 ウランなどの放射性物質が核分裂し、中性子が放出され、さらに周辺の放射性物質に当たって新たな核分裂を引き起こす連鎖反応が続く状態。原発の運転中はこの臨界状態が続き、発生したエネルギーを利用して発電している。ホウ酸は中性子を吸収し、核分裂を抑える性質があり、臨界防止に使う場合がある。ウランなどは臨界状態でなくても一定の割合で核分裂し、放射性キセノンができる。これに対し臨界状態では、キセノンの量は大きく増える。(2011 年11月02日 共同通信)
引用ここまで
原文は、47NEWS サイトの中の
「【2号機で核分裂の可能性】一時臨界か、キセノン検出 福島第1原発」
http://www.47news.jp/47topics/e/222005.php
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
【2号機で核分裂の可能性】一時臨界か、キセノン検出 福島第1原発
写真
福島第1原発2号機へのホウ酸水注入について説明する東京電力の松本純一原子力・立地本部長代理=2日午前、東京・内幸町の本店
東京電力は2日、福島第1原発2号機で原子炉格納容器内の気体から放射性キセノンが検出された可能性が判明、核分裂が起きている恐れが否定できないとして、核分裂を抑制するホウ酸水を原子炉に注入したと発表した。
核分裂が連鎖的に起きる臨界が起きた可能性について、東電の松本純一(まつもと・じゅんいち)原子力・立地本部長代理は「一時的、局所的に起きた可能性はあるが、大規模な臨界は起きていない」と述べた。
東電と政府は年内にも1~3号機が「冷温停止」状態に達したと判断する方針だが、影響を及ぼす可能性もある。松本本部長代理は「東電としては大きな影響はないと考えるが、政府と相談する」と述べた。
図
福島第一原発2号機の現状(イメージ)
原子炉の温度や圧力、放射線量を測定するモニタリングポストの値には変動がないという。圧力容器への注水は継続中で、経済産業省原子力安全・保安院は「全体としては安定している」としている。
東電によると、ガスのフィルターを調べたところ、データにキセノン133、135が含まれていることを示す兆候が出た。しかし鮮明ではなく「確実に検出されたとは断言できない」として、日本原子力研究開発機構に分析を依頼した。
放射性キセノンは核分裂に伴いできる。放射線を出す能力が半分になる半減期が短く、検出されれば直近に核分裂が起きた可能性を示す。東電は検出が事実だとしても濃度はかなり低いとしている。
写真
東京電力のライブカメラが撮影した福島第1原発2号機(中央)。左はカバーで覆われた1号機=2日午前
2号機の核燃料は事故で冷却水がなくなって溶け、原子炉圧力容器の底や、その外側の格納容器の底に漏れてたまったと推定されている。東電は、燃料が特定の形になったり、燃料冷却に伴い水温が下がり水の密度が増えたりすると、臨界が起こりやすくなると説明。一方で臨界に至らないまま核分裂が起きている可能性もあるとした。
東電は2号機に、格納容器内の気体を吸い出して浄化する装置を設置。1日採取の気体を分析し、キセノンが含まれている可能性があると判明。2日午前2時48分から1時間、原子炉への注水ラインからホウ酸水10トン(ホウ酸480キログラム)を注入した。2日中に格納容器内の気体を再調査する。(2011年11月02日 共同通信)
◎事態沈静化に躍起 核分裂で東電・保安院
福島第1原発2号機で核分裂が起きている可能性があることが判明した2日、東京電力と経済産業省原子力安全・保安院はそれぞれ緊急の記者会見を開き、「冷温停止に影響はない」「深刻な事態ではない」と事態の沈静化に躍起となった。
東京・内幸町の東電本店では松本純一(まつもと・じゅんいち)原子力・立地本部長代理が午前10時20分から担当者らを伴って会見。「核分裂反応が起こることは燃料の状況からみて十分あり得ると思っていた」と、これまでの会見と同様に、表情を一切変えることなく説明。核分裂の規模を尋ねられると「大規模な臨界状態ではない」と何度も強調した。
一方、保安院の森山善範(もりやま・よしのり)原子力災害対策監も霞が関の庁舎で急きょ会見したが、説明の根拠になっているのは東電から提出されたとみられる資料。「(圧力容器の)温度や圧力は安定的に低下している」と、深刻な事態を否定し、冷静な対応を求めた。(2011年11月02日 共同通信)
◎原子炉の不安定さ示す
【解説】東京電力福島第1原発2号機で核分裂が起きている恐れがあることが判明し、事故発生後7カ月以上たっても、依然として原子炉が安定したと断定できない状況にあることを浮き彫りにした。
核分裂が起きていても局所的にとどまり、連続的に核分裂が起きる再臨界はホウ酸注入によって防げるとみられ、燃料が過熱して溶ける再溶融の恐れも低いとみられる。
だが原子炉が安定的な「冷温停止」状態になったと宣言し、事故収束に向けた工程表のステップ2の年内終了を目指していた政府、東電は、計画の再検討を迫られる可能性がある。
2号機の核燃料は事故後、原子炉圧力容器の冷却水が減少して露出、過熱して溶け、圧力容器の底や、その外側の格納容器に漏れているとみられる。東電は水の注入を続け、圧力容器下部の温度は70度台に下がったが、漏れ出たり、飛び散った燃料全てを水が浸し、冷却できているかは現状でも分かっていない。確実な安定状態の維持が今後も最優先の課題となる。(2011年11月02日 共同通信)
◎局所的な核分裂か
宮崎慶次(みやざき・けいじ)大阪大名誉教授(原子力工学)の話 キセノン検出が事実なら、核分裂が起きていると考えるのが自然だ。原子炉全体で起きているか、局所的に起きているのかが重要だが、中性子が検出されていなければ局所的ではないか。溶けて固まった燃料がどこにどのような状態であるのかが分からないので、原因はなんとも言えない。ホウ酸水を注入するのは妥当な対応。こういうことでは、冷温停止を議論することは技術的にも住民の心情を考えても難しいのではないか。(2011年11月02日 共同通信)
◎臨界状態続いてない
山口彰(やまぐち・あきら)大阪大教授(原子炉工学)の話 原子炉格納容器の中には膨大な量の核燃料があり、(現在も)ウランやプルトニウムの核分裂は一定の確率で起きている。キセノンはその過程で生成されたのだろう。中性子が次々出てくる臨界状態が維持されているとは考えられない。今までと状況が変わっているとは思えず、事故の収束作業に影響が出る可能性も低いのではないか。(2011年11月02日 共同通信)
◎情報収集急ぐ―斎藤副長官
斎藤勁官房副長官は2日午前の記者会見で、東京電力福島第1原発2号機で原子炉格納容器内の気体から放射性キセノンが検出された可能性があることについて「核分裂が発生している可能性や、誤って検出された可能性もある」と指摘、情報収集を急ぐ考えを示した。
冷温停止状態に持ち込む「ステップ2」の終了時期を年内とした工程表への影響についてはコメントを避けた。(2011年11月02日 共同通信)
◎臨界
臨界 ウランなどの放射性物質が核分裂し、中性子が放出され、さらに周辺の放射性物質に当たって新たな核分裂を引き起こす連鎖反応が続く状態。原発の運転中はこの臨界状態が続き、発生したエネルギーを利用して発電している。ホウ酸は中性子を吸収し、核分裂を抑える性質があり、臨界防止に使う場合がある。ウランなどは臨界状態でなくても一定の割合で核分裂し、放射性キセノンができる。これに対し臨界状態では、キセノンの量は大きく増える。(2011 年11月02日 共同通信)
2011/11/02 13:45
引用ここまで
原文は、47NEWS サイトの中の
「【2号機で核分裂の可能性】一時臨界か、キセノン検出 福島第1原発」
http://www.47news.jp/47topics/e/222005.php
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
キセノン誤検出の可能性もありうる…官房副長官
引用ここから
キセノン誤検出の可能性もありうる…官房副長官
斎藤勁(つよし)官房副長官は2日午前の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所2号機の格納容器内のガスから微量の放射性物質キセノンが検出されたことについて、「核分裂が発生した可能性も、(誤作動でキセノンが)誤って検出された可能性もある。情報収集し、事実関係を確認する」と述べた。
一方、政府関係者は同日午前、「(事故収束への)工程表を見直すほどの深刻な状況ではない」と指摘した。
(2011年11月2日12時36分 読売新聞)
引用ここまで
原文は、読売新聞 ニュースサイトの中の
【キセノン誤検出の可能性もありうる…官房副長官】
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111102-OYT1T00572.htm?from=navr
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
キセノン誤検出の可能性もありうる…官房副長官
斎藤勁(つよし)官房副長官は2日午前の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所2号機の格納容器内のガスから微量の放射性物質キセノンが検出されたことについて、「核分裂が発生した可能性も、(誤作動でキセノンが)誤って検出された可能性もある。情報収集し、事実関係を確認する」と述べた。
一方、政府関係者は同日午前、「(事故収束への)工程表を見直すほどの深刻な状況ではない」と指摘した。
(2011年11月2日12時36分 読売新聞)
引用ここまで
原文は、読売新聞 ニュースサイトの中の
【キセノン誤検出の可能性もありうる…官房副長官】
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111102-OYT1T00572.htm?from=navr
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
福島第1原発2号機キセノン検出「事実関係を確認したい」 斎藤副長官
引用ここから
■政治
【放射能漏れ】
福島第1原発2号機キセノン検出「事実関係を確認したい」 斎藤副長官
2011.11.2 12:05 [放射能漏れ]
斎藤勁官房副長官は2日午前の記者会見で、東京電力福島第1原発2号機の原子炉格納容器の気体に放射性キセノンが含まれている可能性が判明したことについて「核分裂反応が発生している可能性や、誤検出という可能性もある。引き続き情報収集して事実関係を確認したい」と述べた。年内の原子炉冷温停止を目指した工程表への影響については「今、断定的なことを言うと影響がある」と言及を避けた。
関連ニュース
* 【放射能漏れ】核分裂反応の疑いで冷温停止に「黄信号」 福島第1原発2号機
* 【放射能漏れ】キセノンとは? 半減期5日と9時間 ウランが核分裂する際にでき…
* 【放射能漏れ】2号機で核分裂の可能性 キセノン検出、ホウ酸注入 福島第1原発
引用ここまで
原文は、MSN産経 ニュースサイトの中の
【福島第1原発2号機キセノン検出「事実関係を確認したい」 斎藤副長官】
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111102/plc11110212060007-n1.htm
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
■政治
【放射能漏れ】
福島第1原発2号機キセノン検出「事実関係を確認したい」 斎藤副長官
2011.11.2 12:05 [放射能漏れ]
斎藤勁官房副長官は2日午前の記者会見で、東京電力福島第1原発2号機の原子炉格納容器の気体に放射性キセノンが含まれている可能性が判明したことについて「核分裂反応が発生している可能性や、誤検出という可能性もある。引き続き情報収集して事実関係を確認したい」と述べた。年内の原子炉冷温停止を目指した工程表への影響については「今、断定的なことを言うと影響がある」と言及を避けた。
関連ニュース
* 【放射能漏れ】核分裂反応の疑いで冷温停止に「黄信号」 福島第1原発2号機
* 【放射能漏れ】キセノンとは? 半減期5日と9時間 ウランが核分裂する際にでき…
* 【放射能漏れ】2号機で核分裂の可能性 キセノン検出、ホウ酸注入 福島第1原発
引用ここまで
原文は、MSN産経 ニュースサイトの中の
【福島第1原発2号機キセノン検出「事実関係を確認したい」 斎藤副長官】
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111102/plc11110212060007-n1.htm
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
福島原発、工程表に影響も 放射性キセノン検出
引用ここから
福島原発、工程表に影響も 放射性キセノン検出
「冷温停止」達成危うく
2011/11/2 11:59
東京電力福島第1原子力発電所2号機の原子炉内の気体から、核分裂が起きていることを示す放射性キセノンが見つかり、一時的に臨界が起きていた可能性も出てきた。東電は原因を慎重に見極める方針。2号機では格納容器にたまった放射性物質を除去する装置の運転を10月28日から始めたばかりだった。
仮に核分裂反応や臨界が起きていたとすれば、政府・東電が年内を目標とする工程表の第2段階(ステップ2)終了にも影響を与える可能性がある。東電は原子炉が安定した冷温停止状態に近づいているとみていたが、核分裂反応が起きているようでは安定した状態とはいえないからだ。
炉心溶融(メルトダウン)が起きた1~3号機のうち、2号機は温度が下がるのが最も遅れた。注水量を増やし、燃料の上からシャワーのように注水する方法も取り入れることで、9月28日にようやくセ氏100度を下回った。
冷温停止は再び核分裂反応が起きない安定した状態にすることが目標。核分裂反応の制御ができなければ、温度は100度以下になっても安定状態とは呼べない。政府は原子炉の状態が安定したとして9月30日に半径20~30キロ圏の緊急時避難準備区域を解除したが、今後の原子炉の状態によっては避難解除の是非にも影響を及ぼすかもしれない。
引用ここまで
原文は、日経新聞 ニュースサイトの中の
【福島原発、工程表に影響も 放射性キセノン検出 「冷温停止」達成危うく】
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C93819595E2E0E2E2E48DE2E0E3E3E0E2E3E39790E3E2E2E2
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
福島原発、工程表に影響も 放射性キセノン検出
「冷温停止」達成危うく
2011/11/2 11:59
東京電力福島第1原子力発電所2号機の原子炉内の気体から、核分裂が起きていることを示す放射性キセノンが見つかり、一時的に臨界が起きていた可能性も出てきた。東電は原因を慎重に見極める方針。2号機では格納容器にたまった放射性物質を除去する装置の運転を10月28日から始めたばかりだった。
仮に核分裂反応や臨界が起きていたとすれば、政府・東電が年内を目標とする工程表の第2段階(ステップ2)終了にも影響を与える可能性がある。東電は原子炉が安定した冷温停止状態に近づいているとみていたが、核分裂反応が起きているようでは安定した状態とはいえないからだ。
炉心溶融(メルトダウン)が起きた1~3号機のうち、2号機は温度が下がるのが最も遅れた。注水量を増やし、燃料の上からシャワーのように注水する方法も取り入れることで、9月28日にようやくセ氏100度を下回った。
冷温停止は再び核分裂反応が起きない安定した状態にすることが目標。核分裂反応の制御ができなければ、温度は100度以下になっても安定状態とは呼べない。政府は原子炉の状態が安定したとして9月30日に半径20~30キロ圏の緊急時避難準備区域を解除したが、今後の原子炉の状態によっては避難解除の是非にも影響を及ぼすかもしれない。
引用ここまで
原文は、日経新聞 ニュースサイトの中の
【福島原発、工程表に影響も 放射性キセノン検出 「冷温停止」達成危うく】
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C93819595E2E0E2E2E48DE2E0E3E3E0E2E3E39790E3E2E2E2
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
福島第一原発2号機、核分裂の可能性 ホウ酸水を注入
引用ここから
図
福島第一原発2号機 格納容器内のイメージ
東京電力は2日未明、福島第一原発2号機の原子炉内で溶けた燃料が核分裂反応を起こしている疑いがあるとして、反応を抑えるためにホウ酸水を注入した。核分裂反応が連鎖的に続く臨界が局所的に起こった可能性もあるという。発電所周辺の放射線量の測定値に異常な変動はみられないという。状況によっては年内の事故収束を目指している工程表に影響する恐れがある。
2号機では、放射性物質の放出を抑えるため、格納容器内の気体を浄化するガス管理システムが10月28日から稼働していた。東電によると、処理した気体を1日に調べた結果、放射性キセノン133、135とみられる放射性物質を検出した。ほかの物質が間違えて検出された可能性があるので、現在、研究機関で再評価をしている。
放射性キセノンはガス状で、炉内で燃料のウランが核分裂する際にできる。放射性物質の量が半分になる半減期は、キセノン133が約5日、135が約9時間と短い。検出されたとすれば、事故直後のものとは考えにくく、今も溶けた燃料で核分裂反応が起きていることを示すものだ。
これを受け、東電は2日午前2時48分から、原子炉を冷却するための水にホウ酸を混ぜて核分裂反応を抑える措置をとった。ただし、採取した気体からは核分裂でキセノンと一緒に生じる放射性ヨウ素は検出されなかった。また建屋周辺で核分裂の際に出る中性子線は検出限界以下だった。
引用ここまで
原文は、朝日新聞 ニュースサイトの中の
【福島第一原発2号機、核分裂の可能性 ホウ酸水を注入】
http://www.asahi.com/national/update/1102/TKY201111020003.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
2011年11月2日11時51分
福島第一原発2号機、核分裂の可能性 ホウ酸水を注入図
福島第一原発2号機 格納容器内のイメージ
東京電力は2日未明、福島第一原発2号機の原子炉内で溶けた燃料が核分裂反応を起こしている疑いがあるとして、反応を抑えるためにホウ酸水を注入した。核分裂反応が連鎖的に続く臨界が局所的に起こった可能性もあるという。発電所周辺の放射線量の測定値に異常な変動はみられないという。状況によっては年内の事故収束を目指している工程表に影響する恐れがある。
2号機では、放射性物質の放出を抑えるため、格納容器内の気体を浄化するガス管理システムが10月28日から稼働していた。東電によると、処理した気体を1日に調べた結果、放射性キセノン133、135とみられる放射性物質を検出した。ほかの物質が間違えて検出された可能性があるので、現在、研究機関で再評価をしている。
放射性キセノンはガス状で、炉内で燃料のウランが核分裂する際にできる。放射性物質の量が半分になる半減期は、キセノン133が約5日、135が約9時間と短い。検出されたとすれば、事故直後のものとは考えにくく、今も溶けた燃料で核分裂反応が起きていることを示すものだ。
これを受け、東電は2日午前2時48分から、原子炉を冷却するための水にホウ酸を混ぜて核分裂反応を抑える措置をとった。ただし、採取した気体からは核分裂でキセノンと一緒に生じる放射性ヨウ素は検出されなかった。また建屋周辺で核分裂の際に出る中性子線は検出限界以下だった。
→ 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます
引用ここまで
原文は、朝日新聞 ニュースサイトの中の
【福島第一原発2号機、核分裂の可能性 ホウ酸水を注入】
http://www.asahi.com/national/update/1102/TKY201111020003.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
引用ここから
【放射能漏れ】
核分裂反応の疑いで冷温停止に「黄信号」 福島第1原発2号機
2011.11.2 11:26 (1/2ページ)[放射能漏れ]
写真
キセノン検知で記者会見し、「今の時点では大きな連鎖反応はない」と説明する松本純一・東京電力原子力立地・本部長代理=東京都千代田区(伴龍二撮影)
福島第1原発2号機で2日、核分裂反応が起きている可能性が判明した。これまで東京電力や経済産業省原子力安全・保安院は「原子炉の状態は安定している」とし、年内の「冷温停止状態」の達成を目指していたが、事故発生から7カ月以上が経過してもなお、安定とはいえない状況にあることが明らかになったことで、達成には「黄信号」がともりそうだ。
今回検出されたのは、キセノン133と、キセノン135。九州大の工藤和彦特任教授(原子力工学)は「半減期が短い核種なので、燃料のウランが核分裂して、最近発生したものと考えられる」と話す。
工藤教授によると、原子炉圧力容器や格納容器内にある放射性物質から出た放射線がウランにあたることで中性子が発生。その中性子がウランにあたり、局所的に核分裂反応が起きたと考えられるという。
2011.11.2 11:26 (2/2ページ)[放射能漏れ]
写真
キセノン検知で記者会見し、「今の時点では大きな連鎖反応はない」と説明する松本純一・東京電力原子力立地・本部長代理=東京都千代田区(伴龍二撮影)
ホウ酸水注入により連続的に核分裂が起きる再臨界は防げるとみられるが、年内に原子炉を「冷温停止」状態にさせ、事故収束に向けた工程表のステップ2を前倒し達成することを目指してきた政府・東電が、計画の再検討を迫られる可能性すら出てきている。
さらに、事故後、2号機核燃料は冷却水が減少して露出、外側の格納容器に漏れたとみられており、本来の形状をとどめていない燃料全てが冷却水が浸され、確実に冷やせているかどうかは把握仕切れていない。
こうした状況に、工藤教授は今後も中性子の量を測定することが必要と指摘。その上で、政府と東電が目指す冷温停止状態について、「通常の原子炉ならば、キセノンのような放射性物質が外に出ることはない。このような状態で冷温停止を宣言して安心だとアピールすることは拙速だ」と指摘している。
関連ニュース
* 【放射能漏れ】キセノンとは? 半減期5日と9時間 ウランが核分裂する際にでき…
* 【放射能漏れ】2号機で核分裂の可能性 キセノン検出、ホウ酸注入 福島第1原発
引用ここまで
原文は、MSN産経 ニュースサイトの中の
【核分裂反応の疑いで冷温停止に「黄信号」 福島第1原発2号機】
http://sankei.jp.msn.com/science/news/111102/scn11110211270001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/science/news/111102/scn11110211270001-n2.htm
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
【放射能漏れ】
核分裂反応の疑いで冷温停止に「黄信号」 福島第1原発2号機
2011.11.2 11:26 (1/2ページ)[放射能漏れ]
写真
キセノン検知で記者会見し、「今の時点では大きな連鎖反応はない」と説明する松本純一・東京電力原子力立地・本部長代理=東京都千代田区(伴龍二撮影)
福島第1原発2号機で2日、核分裂反応が起きている可能性が判明した。これまで東京電力や経済産業省原子力安全・保安院は「原子炉の状態は安定している」とし、年内の「冷温停止状態」の達成を目指していたが、事故発生から7カ月以上が経過してもなお、安定とはいえない状況にあることが明らかになったことで、達成には「黄信号」がともりそうだ。
今回検出されたのは、キセノン133と、キセノン135。九州大の工藤和彦特任教授(原子力工学)は「半減期が短い核種なので、燃料のウランが核分裂して、最近発生したものと考えられる」と話す。
工藤教授によると、原子炉圧力容器や格納容器内にある放射性物質から出た放射線がウランにあたることで中性子が発生。その中性子がウランにあたり、局所的に核分裂反応が起きたと考えられるという。
2011.11.2 11:26 (2/2ページ)[放射能漏れ]
写真
キセノン検知で記者会見し、「今の時点では大きな連鎖反応はない」と説明する松本純一・東京電力原子力立地・本部長代理=東京都千代田区(伴龍二撮影)
ホウ酸水注入により連続的に核分裂が起きる再臨界は防げるとみられるが、年内に原子炉を「冷温停止」状態にさせ、事故収束に向けた工程表のステップ2を前倒し達成することを目指してきた政府・東電が、計画の再検討を迫られる可能性すら出てきている。
さらに、事故後、2号機核燃料は冷却水が減少して露出、外側の格納容器に漏れたとみられており、本来の形状をとどめていない燃料全てが冷却水が浸され、確実に冷やせているかどうかは把握仕切れていない。
こうした状況に、工藤教授は今後も中性子の量を測定することが必要と指摘。その上で、政府と東電が目指す冷温停止状態について、「通常の原子炉ならば、キセノンのような放射性物質が外に出ることはない。このような状態で冷温停止を宣言して安心だとアピールすることは拙速だ」と指摘している。
関連ニュース
* 【放射能漏れ】キセノンとは? 半減期5日と9時間 ウランが核分裂する際にでき…
* 【放射能漏れ】2号機で核分裂の可能性 キセノン検出、ホウ酸注入 福島第1原発
引用ここまで
原文は、MSN産経 ニュースサイトの中の
【核分裂反応の疑いで冷温停止に「黄信号」 福島第1原発2号機】
http://sankei.jp.msn.com/science/news/111102/scn11110211270001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/science/news/111102/scn11110211270001-n2.htm
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
キセノンとは? 半減期5日と9時間 ウランが核分裂する際にできる希ガス
引用ここから
【放射能漏れ】
キセノンとは? 半減期5日と9時間 ウランが核分裂する際にできる希ガス
2011.11.2 10:56 [放射能漏れ]
東京電力福島第1原発2号機で原子炉格納容器内の気体に放射性キセノンが含まれている可能性が2日、判明した。キセノンは、原子番号54の元素。大気中の量が非常に少ない希ガスの一つで、無色無臭。放射性同位体のキセノン133や135は、原発の燃料として使われるウランやプルトニウムが核分裂する際にできる。半減期はキセノン133が約5日、キセノン135が約9時間と短い。核実験が行われたことの証拠や、運転中の原発の燃料集合体に微小な穴が開いたことの指標となる。
関連ニュース
* 【放射能漏れ】2号機で核分裂の可能性 キセノン検出、ホウ酸注入 福島第1原発
引用ここまで
原文は、MSN産経 ニュースサイトの中の
【キセノンとは? 半減期5日と9時間 ウランが核分裂する際にできる希ガス】
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111102/dst11110210560006-n1.htm
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
【放射能漏れ】
キセノンとは? 半減期5日と9時間 ウランが核分裂する際にできる希ガス
2011.11.2 10:56 [放射能漏れ]
東京電力福島第1原発2号機で原子炉格納容器内の気体に放射性キセノンが含まれている可能性が2日、判明した。キセノンは、原子番号54の元素。大気中の量が非常に少ない希ガスの一つで、無色無臭。放射性同位体のキセノン133や135は、原発の燃料として使われるウランやプルトニウムが核分裂する際にできる。半減期はキセノン133が約5日、キセノン135が約9時間と短い。核実験が行われたことの証拠や、運転中の原発の燃料集合体に微小な穴が開いたことの指標となる。
関連ニュース
* 【放射能漏れ】2号機で核分裂の可能性 キセノン検出、ホウ酸注入 福島第1原発
引用ここまで
原文は、MSN産経 ニュースサイトの中の
【キセノンとは? 半減期5日と9時間 ウランが核分裂する際にできる希ガス】
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111102/dst11110210560006-n1.htm
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
福島2号機、一時臨界か 東電「炉の状態は安定」
引用ここから
福島2号機、一時臨界か 東電「炉の状態は安定」
放射性キセノン見つかる
2011/11/2 10:52 (2011/11/2 12:01更新)
東京電力は2日、福島第1原子力発電所2号機で1日に格納容器から採取した気体から、半減期(放射性物質の量が半分になる期間)が短い放射性キセノンが見つかったと発表した。現在も原子炉内で核分裂反応が起きている恐れもあるとし、2日午前2時48分から核分裂を防ぐホウ酸水を注入した。核分裂が連続して起きる臨界が一時的に起きた可能性もあるという。原子炉の温度や圧力、周辺の放射線量の計測値に大きな変化はないとしている。
写真
東京電力のライブカメラが撮影した福島第1原発2号機(中央)。左はカバーで覆われた1号機(2日午前)=東京電力提供・共同
見つかったキセノン133、同135は核燃料のウランが核分裂してできる放射性物質。半減期が9時間~5日間と短いことから、震災直後ではなく、最近の核分裂反応でできた可能性もあるという。東電は、検出量が微量だったため、燃料が再び溶融していることはないとみている。2日に再び気体を採取し、詳しい量などの再調査を進める。
東電の松本純一原子力・立地本部長代理は2日午前の記者会見で「一時的に臨界になった可能性はあるが、大規模な臨界は起きていない」と語った。
発電所事故から7カ月半たった今も、原子炉内部の様子は直接観察できず、これまで圧力や温度などから状態を推定してきた。9月末に2号機の圧力容器底部の温度はセ氏100度以下になったが、核燃料の位置などの詳しい状態は分かっておらず、全体像はつかめていなかった。
震災直後の炉心溶融(メルトダウン)で溶け落ちた核燃料や、圧力容器の内部に溶け残った核燃料などが局所的に核分裂反応を起こした可能性も否定できない。
関連キーワード
東京電力、福島第1原子力発電所、再臨界
*福島原発、工程表に影響も 冷温停止危うく (2011/11/2 11:59)
*奈良林・北大教授「局所的臨界でも危険状態でない」 (2011/11/2 12:04) [有料会員限定]
*臨界とは (2011/11/2 12:24)
引用ここまで
原文は、日経新聞 ニュースサイトの中の
【福島2号機、一時臨界か 東電「炉の状態は安定」 放射性キセノン見つかる 】
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819595E2E0E2E2E18DE2E0E3E3E0E2E3E39F9FE2E2E2E2
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
福島2号機、一時臨界か 東電「炉の状態は安定」
放射性キセノン見つかる
2011/11/2 10:52 (2011/11/2 12:01更新)
東京電力は2日、福島第1原子力発電所2号機で1日に格納容器から採取した気体から、半減期(放射性物質の量が半分になる期間)が短い放射性キセノンが見つかったと発表した。現在も原子炉内で核分裂反応が起きている恐れもあるとし、2日午前2時48分から核分裂を防ぐホウ酸水を注入した。核分裂が連続して起きる臨界が一時的に起きた可能性もあるという。原子炉の温度や圧力、周辺の放射線量の計測値に大きな変化はないとしている。
写真
東京電力のライブカメラが撮影した福島第1原発2号機(中央)。左はカバーで覆われた1号機(2日午前)=東京電力提供・共同
見つかったキセノン133、同135は核燃料のウランが核分裂してできる放射性物質。半減期が9時間~5日間と短いことから、震災直後ではなく、最近の核分裂反応でできた可能性もあるという。東電は、検出量が微量だったため、燃料が再び溶融していることはないとみている。2日に再び気体を採取し、詳しい量などの再調査を進める。
東電の松本純一原子力・立地本部長代理は2日午前の記者会見で「一時的に臨界になった可能性はあるが、大規模な臨界は起きていない」と語った。
発電所事故から7カ月半たった今も、原子炉内部の様子は直接観察できず、これまで圧力や温度などから状態を推定してきた。9月末に2号機の圧力容器底部の温度はセ氏100度以下になったが、核燃料の位置などの詳しい状態は分かっておらず、全体像はつかめていなかった。
震災直後の炉心溶融(メルトダウン)で溶け落ちた核燃料や、圧力容器の内部に溶け残った核燃料などが局所的に核分裂反応を起こした可能性も否定できない。
関連キーワード
東京電力、福島第1原子力発電所、再臨界
*福島原発、工程表に影響も 冷温停止危うく (2011/11/2 11:59)
*奈良林・北大教授「局所的臨界でも危険状態でない」 (2011/11/2 12:04) [有料会員限定]
*臨界とは (2011/11/2 12:24)
引用ここまで
原文は、日経新聞 ニュースサイトの中の
【福島2号機、一時臨界か 東電「炉の状態は安定」 放射性キセノン見つかる 】
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819595E2E0E2E2E18DE2E0E3E3E0E2E3E39F9FE2E2E2E2
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
2号機で核分裂の可能性 キセノン検出、ホウ酸注入 福島第1原発
引用ここから
■事件
【放射能漏れ】
2号機で核分裂の可能性 キセノン検出、ホウ酸注入 福島第1原発
2011.11.2 07:14 (1/2ページ)[放射能漏れ]
写真
福島第1原発2号機=4月(東京電力提供)
東京電力は2日、福島第1原発2号機で原子炉格納容器内の気体に半減期が短い放射性キセノン133、同135が含まれている可能性が判明、溶融した燃料で核分裂が起きている恐れが否定できないとして、核分裂を抑えるホウ酸水を原子炉に注水したと発表した。
東電によると、2号機の原子炉の温度や圧力、放射線量を測定する敷地周囲のモニタリングポストの値には、目立った変動はみられないといい、核分裂反応が起きていても規模は小さいとみられる。
経済産業省原子力安全・保安院によると、検出されたのはごくわずかで、キセノンなのか、誤信号なのかを分析中。2号機の燃料は事故で冷却水がなくなって溶け、原子炉圧力容器の底や、その外側の格納容器の底に漏れてたまったと推定されているものの、大きな塊になっていれば局所的に核分裂が起きることはあり得るという。
2011.11.2 07:14 (2/2ページ)[放射能漏れ]
写真
福島第1原発2号機=4月(東京電力提供)
東電は圧力容器に冷却水の注入を続けており、保安院は、原子炉の状態は安定しており、核分裂が拡大し燃料が再溶融する恐れは低いとみている。
放射性キセノンは核分裂に伴い発生する。東電は先月28日、2号機の格納容器内の気体を吸い出して放射性物質を除去する装置を設置しており、1日に採取した気体を分析したところ、キセノン133と135が含まれている可能性があることが明らかになった。このため、2日午前2時48分に原子炉への注水ラインからホウ酸水の注水を始めた。東電は、キセノンの検出が続くかどうか、状況を見極める。
2号機の圧力容器下部の温度は100度を切り、安定的な状態が近づいているとみられており、政府と東電は、原子炉が安定状態となる「冷温停止」の年内達成を目指してきた。
キセノン133の半減期は約5日。同135は約9時間と短い。
引用ここまで
原文は、MSN産経 ニュースサイトの中の
【2号機で核分裂の可能性 キセノン検出、ホウ酸注入 福島第1原発】
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111102/dst11110207150003-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111102/dst11110207150003-n2.htm
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
■事件
【放射能漏れ】
2号機で核分裂の可能性 キセノン検出、ホウ酸注入 福島第1原発
2011.11.2 07:14 (1/2ページ)[放射能漏れ]
写真
福島第1原発2号機=4月(東京電力提供)
東京電力は2日、福島第1原発2号機で原子炉格納容器内の気体に半減期が短い放射性キセノン133、同135が含まれている可能性が判明、溶融した燃料で核分裂が起きている恐れが否定できないとして、核分裂を抑えるホウ酸水を原子炉に注水したと発表した。
東電によると、2号機の原子炉の温度や圧力、放射線量を測定する敷地周囲のモニタリングポストの値には、目立った変動はみられないといい、核分裂反応が起きていても規模は小さいとみられる。
経済産業省原子力安全・保安院によると、検出されたのはごくわずかで、キセノンなのか、誤信号なのかを分析中。2号機の燃料は事故で冷却水がなくなって溶け、原子炉圧力容器の底や、その外側の格納容器の底に漏れてたまったと推定されているものの、大きな塊になっていれば局所的に核分裂が起きることはあり得るという。
2011.11.2 07:14 (2/2ページ)[放射能漏れ]
写真
福島第1原発2号機=4月(東京電力提供)
東電は圧力容器に冷却水の注入を続けており、保安院は、原子炉の状態は安定しており、核分裂が拡大し燃料が再溶融する恐れは低いとみている。
放射性キセノンは核分裂に伴い発生する。東電は先月28日、2号機の格納容器内の気体を吸い出して放射性物質を除去する装置を設置しており、1日に採取した気体を分析したところ、キセノン133と135が含まれている可能性があることが明らかになった。このため、2日午前2時48分に原子炉への注水ラインからホウ酸水の注水を始めた。東電は、キセノンの検出が続くかどうか、状況を見極める。
2号機の圧力容器下部の温度は100度を切り、安定的な状態が近づいているとみられており、政府と東電は、原子炉が安定状態となる「冷温停止」の年内達成を目指してきた。
キセノン133の半減期は約5日。同135は約9時間と短い。
引用ここまで
原文は、MSN産経 ニュースサイトの中の
【2号機で核分裂の可能性 キセノン検出、ホウ酸注入 福島第1原発】
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111102/dst11110207150003-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111102/dst11110207150003-n2.htm
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「放射性キセノン」
の参考記事にさせていただきました。
登録:
投稿 (Atom)