引用ここから
2011年10月20日(木)
狭山茶97銘柄で規制値超 県「地域性が要因か」
2011年産「狭山茶」の全銘柄を対象にした放射性物質調査を実施している県は19日、「若芽・早摘み」以外の製品(製茶)の結果を発表した。県内23市町、216業者で取り扱っている1081銘柄を調査したところ、97銘柄で国の暫定規制値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出され、県は業者に製品の回収と廃棄を要請した。規制値以下の製品は出荷、販売自粛が解除された。
県農産物安全課などによると、県内には382業者あることが分かっているが、「本年産は販売していない」あるいは「自主検査した」との理由で調査を断った業者もある。放射性物質が検出された97銘柄は2063〜504ベクレルを示し、規制値を超えた銘柄の割合は9%となった。97銘柄の生産量は1万2352キログラムで、7440キログラムが販売済みだという。
放射性物質がたまりやすいとされる「若芽・早摘み」の調査(県内16市町、140業者、365銘柄)で規制値を超えた割合は3・8%だった。今回の調査の規制値の割合が「若芽・早摘み」より高かったことついて、県は「収穫時期だけでなく、地域性が要因としてあるのかもしれない。山沿いで規制値を超えている銘柄が多い印象がある」とし、調査を継続していくという。
県は、いるま野農協(入間市)と狭山茶業農協(狭山市)が自主検査し、暫定規制値を上回った荒茶9検体も調べて結果を発表。いるま野農協の6検体は1600〜960ベクレル、狭山茶業農協の3検体は2700〜860ベクレルを示した。
県は今後、飲用茶(ペットボトルや缶の製品含む)を対象にした調査も実施する。
引用ここまで
原文は、
47NEWS【狭山茶、97銘柄で規制値超える 県「山沿いで多い印象」】2011/10/20 21:26
http://www.47news.jp/news/2011/10/post_20111020204434.html
埼玉新聞【狭山茶97銘柄で規制値超 県「地域性が要因か」】
http://www.saitama-np.co.jp/news10/20/03.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質 2」
の参考記事にさせていただきました。
2011年10月20日木曜日
早摘み以外の県産茶、9%の銘柄で基準値超 県の全銘柄検査
引用ここから
■地方
【放射能漏れ】
早摘み以外の県産茶、9%の銘柄で基準値超 県の全銘柄検査
2011.10.19 22:10
写真
県産茶の放射性物質の検査結果を発表する県の担当幹部=19日午後、県庁
埼玉県産茶から暫定基準値を超える放射性物質が検出されている問題で、県は19日、若芽の早摘み茶以外の県産茶1081銘柄を検査したところ、97銘柄(9・0%)で基準値を超えたと発表した。高い数値が出やすいとされる若芽の早摘み茶以外で基準値を超えたのは初めて。しかも、割合は早摘み茶(3・8%)の2倍以上。6月に県が行った県産製茶の検査ではいずれも基準値を下回り「安全」としていたが、その内容と矛盾する結果となった。
検査に応じなかった140業者を除き、県は今回で狭山茶の検査を終了。早摘み茶を含めた全体では、県内25市町の242業者、1446銘柄のうち、基準値を超えたのは111銘柄(7・7%)となった。
県は19日、基準値を超えた製品の廃棄と回収を要請。基準値を下回った銘柄やその数値も含め、検査結果の詳細を県ホームページで公表した。
一方、今回発表された結果には“謎”も残った。早摘み茶の方が放射性物質は出やすいとされていたが、結果は全く逆に。県は「今回の検査で基準値を超えたのは毛呂山、ときがわ、長瀞の3町など山沿いの地域の製品が多い。断定はできないが、風の吹きだまりやすさが影響しているのかもしれない」とした。
また、県は6月、主産地の茶商から採取した製茶の検査を行い、いずれも基準値を下回ったため、上田清司知事は「安心してお召し上がりいただきたい」と安全宣言を出していた。これについては「(6月の検査で)生産量が少ないところを除外していたことは反省している」と述べた。
県はこの日、現在流通しているペットボトル入りの狭山茶6種類と、製茶から抽出した飲用茶も検査していく方針を示した。
引用ここまで
原文は、MSN産経 ニュースサイトの中の
【早摘み以外の県産茶、9%の銘柄で基準値超 県の全銘柄検査】
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111019/stm11101922130009-n1.htm
です。
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『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質 2」
の参考記事にさせていただきました。
■地方
【放射能漏れ】
早摘み以外の県産茶、9%の銘柄で基準値超 県の全銘柄検査
2011.10.19 22:10
写真
県産茶の放射性物質の検査結果を発表する県の担当幹部=19日午後、県庁
埼玉県産茶から暫定基準値を超える放射性物質が検出されている問題で、県は19日、若芽の早摘み茶以外の県産茶1081銘柄を検査したところ、97銘柄(9・0%)で基準値を超えたと発表した。高い数値が出やすいとされる若芽の早摘み茶以外で基準値を超えたのは初めて。しかも、割合は早摘み茶(3・8%)の2倍以上。6月に県が行った県産製茶の検査ではいずれも基準値を下回り「安全」としていたが、その内容と矛盾する結果となった。
検査に応じなかった140業者を除き、県は今回で狭山茶の検査を終了。早摘み茶を含めた全体では、県内25市町の242業者、1446銘柄のうち、基準値を超えたのは111銘柄(7・7%)となった。
県は19日、基準値を超えた製品の廃棄と回収を要請。基準値を下回った銘柄やその数値も含め、検査結果の詳細を県ホームページで公表した。
一方、今回発表された結果には“謎”も残った。早摘み茶の方が放射性物質は出やすいとされていたが、結果は全く逆に。県は「今回の検査で基準値を超えたのは毛呂山、ときがわ、長瀞の3町など山沿いの地域の製品が多い。断定はできないが、風の吹きだまりやすさが影響しているのかもしれない」とした。
また、県は6月、主産地の茶商から採取した製茶の検査を行い、いずれも基準値を下回ったため、上田清司知事は「安心してお召し上がりいただきたい」と安全宣言を出していた。これについては「(6月の検査で)生産量が少ないところを除外していたことは反省している」と述べた。
県はこの日、現在流通しているペットボトル入りの狭山茶6種類と、製茶から抽出した飲用茶も検査していく方針を示した。
引用ここまで
原文は、MSN産経 ニュースサイトの中の
【早摘み以外の県産茶、9%の銘柄で基準値超 県の全銘柄検査】
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111019/stm11101922130009-n1.htm
です。
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『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質 2」
の参考記事にさせていただきました。
2011年10月17日月曜日
所沢、日高などの荒茶で基準値越え JAいるま野などが自主検査
引用ここから
■地方
【放射能漏れ】
所沢、日高などの荒茶で基準値越え JAいるま野などが自主検査
2011.10.17 19:53
埼玉県産茶から暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性物質が検出された問題で、JAいるま野などは17日、日高市、所沢市などの荒茶計9検体で基準値を超える放射性セシウムを検出したと発表した。
JAいるま野が今年産の荒茶と飲用茶を自主検査したところ、荒茶8検体のうち、日高、所沢両市の工場で作られた6検体から980~1680ベクレルを検出した。同JAはすでに流通した「はなしぐれ」「そよかぜ」「さいのみやび」「詰め放題茶」の計4銘柄を回収する。
また、狭山茶業農業協同組合によると、同様の検査で荒茶4検体のうち3検体から1000~2700ベクレルが検出されたが、流通した製茶はなかった。JAいるま野と同組合は、県の検査に製茶計17銘柄を提出したが、製茶になる前の荒茶と飲用茶を念のため自主検査していた。
引用ここまで
原文は、MSN産経 ニュースサイトの中の
【所沢、日高などの荒茶で基準値越え JAいるま野などが自主検査】
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111017/stm11101719560010-n1.htm
です。
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『ひなげし陽気』の中の
「セシウム牛肉騒動」
「お茶から放射性物質 2」
の参考記事にさせていただきました。
■地方
【放射能漏れ】
所沢、日高などの荒茶で基準値越え JAいるま野などが自主検査
2011.10.17 19:53
埼玉県産茶から暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性物質が検出された問題で、JAいるま野などは17日、日高市、所沢市などの荒茶計9検体で基準値を超える放射性セシウムを検出したと発表した。
JAいるま野が今年産の荒茶と飲用茶を自主検査したところ、荒茶8検体のうち、日高、所沢両市の工場で作られた6検体から980~1680ベクレルを検出した。同JAはすでに流通した「はなしぐれ」「そよかぜ」「さいのみやび」「詰め放題茶」の計4銘柄を回収する。
また、狭山茶業農業協同組合によると、同様の検査で荒茶4検体のうち3検体から1000~2700ベクレルが検出されたが、流通した製茶はなかった。JAいるま野と同組合は、県の検査に製茶計17銘柄を提出したが、製茶になる前の荒茶と飲用茶を念のため自主検査していた。
引用ここまで
原文は、MSN産経 ニュースサイトの中の
【所沢、日高などの荒茶で基準値越え JAいるま野などが自主検査】
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111017/stm11101719560010-n1.htm
です。
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『ひなげし陽気』の中の
「セシウム牛肉騒動」
「お茶から放射性物質 2」
の参考記事にさせていただきました。
2011年9月16日金曜日
茶葉セシウム、提出検査方式を1日で撤回…埼玉
引用ここから
茶葉セシウム、提出検査方式を1日で撤回…埼玉
埼玉県産ブランド銘茶「狭山茶」から国の暫定規制値(1キロ・グラムあたり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出された問題で、県は15日、県が実施する全銘柄のサンプル調査について、当初、茶商と農家から検体の茶葉の提出を受けるとしていた方法を撤回し、県職員が茶商に出向いて検体を任意に選び出す方法に変更することを決めた。
業界に都合のいい“お手盛り検査”になり、検査の公正さが担保できない恐れがあると、県農林部の対応に庁内外から批判が集中。徹底検査の方針を14日に発表してから、1日で軌道修正することとなった。
上田知事は15日、県庁で記者会見し、狭山茶の検査をめぐる県の混乱について「消費者には大変心配をかけた。農林部の知見として、古い葉についた放射性物質が新芽に出てくるという判断の上での検査だったが、若芽の製品を見過ごすという大きなミスを犯した。どんなに反省しても取り戻すことはできない」と陳謝した。
県内の252茶商が取り扱う製品のうち、セシウムがたまりやすいとされる若芽・早摘みの製茶は50〜100銘柄、それ以外は約2500銘柄あるとみられている。
県は6月に県産茶の「安全宣言」を出したが、東京、神奈川、千葉、静岡の茶から暫定規制値を超える放射性セシウムが相次いで検出。一部の消費者から疑念が出ていた。
信用回復を目指して徹底検査を打ち出しながら抜け穴が指摘され、上田知事は15日、急きょ検査手法の見直しを指示した。複数の県職員による班が全252茶商を訪ね、店頭や在庫にある銘柄ごとにサンプル製品を任意で抜き取るようにする。早ければ来週にも検査を開始する予定だ。
県農林部の農産物検査は、事前に農家側に検査実施を連絡し、数日を置いてから提供された物を検査する手法が一般的だった。しかし、上田知事にはこうした対応方針が十分伝わっていなかったという。
県内の茶商や農家は、生産から販売まで一貫して行う「自園・自製・自販」の形態を取る小規模の家族経営が多く、経営基盤が比較的弱いところが目立つ。このため、県は、運転資金やつなぎ資金をあっせんするための「緊急相談窓口」を設置した。このほか、茶商や農家が一時的に負担する検査費用について、県が一定の財政支援を行うことも検討している。
(2011年9月16日09時54分 読売新聞)
引用ここまで
原文は、読売新聞ニュースサイトの中の
【茶葉セシウム、提出検査方式を1日で撤回…埼玉】
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110915-OYT1T01215.htm
です。
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『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質 2」の参考記事にさせていただきました。
茶葉セシウム、提出検査方式を1日で撤回…埼玉
埼玉県産ブランド銘茶「狭山茶」から国の暫定規制値(1キロ・グラムあたり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出された問題で、県は15日、県が実施する全銘柄のサンプル調査について、当初、茶商と農家から検体の茶葉の提出を受けるとしていた方法を撤回し、県職員が茶商に出向いて検体を任意に選び出す方法に変更することを決めた。
業界に都合のいい“お手盛り検査”になり、検査の公正さが担保できない恐れがあると、県農林部の対応に庁内外から批判が集中。徹底検査の方針を14日に発表してから、1日で軌道修正することとなった。
上田知事は15日、県庁で記者会見し、狭山茶の検査をめぐる県の混乱について「消費者には大変心配をかけた。農林部の知見として、古い葉についた放射性物質が新芽に出てくるという判断の上での検査だったが、若芽の製品を見過ごすという大きなミスを犯した。どんなに反省しても取り戻すことはできない」と陳謝した。
県内の252茶商が取り扱う製品のうち、セシウムがたまりやすいとされる若芽・早摘みの製茶は50〜100銘柄、それ以外は約2500銘柄あるとみられている。
県は6月に県産茶の「安全宣言」を出したが、東京、神奈川、千葉、静岡の茶から暫定規制値を超える放射性セシウムが相次いで検出。一部の消費者から疑念が出ていた。
信用回復を目指して徹底検査を打ち出しながら抜け穴が指摘され、上田知事は15日、急きょ検査手法の見直しを指示した。複数の県職員による班が全252茶商を訪ね、店頭や在庫にある銘柄ごとにサンプル製品を任意で抜き取るようにする。早ければ来週にも検査を開始する予定だ。
県農林部の農産物検査は、事前に農家側に検査実施を連絡し、数日を置いてから提供された物を検査する手法が一般的だった。しかし、上田知事にはこうした対応方針が十分伝わっていなかったという。
県内の茶商や農家は、生産から販売まで一貫して行う「自園・自製・自販」の形態を取る小規模の家族経営が多く、経営基盤が比較的弱いところが目立つ。このため、県は、運転資金やつなぎ資金をあっせんするための「緊急相談窓口」を設置した。このほか、茶商や農家が一時的に負担する検査費用について、県が一定の財政支援を行うことも検討している。
(2011年9月16日09時54分 読売新聞)
引用ここまで
原文は、読売新聞ニュースサイトの中の
【茶葉セシウム、提出検査方式を1日で撤回…埼玉】
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110915-OYT1T01215.htm
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質 2」の参考記事にさせていただきました。
2011年9月14日水曜日
所沢の茶業者から基準値超を確認
引用ここから
【放射能漏れ】
所沢の茶業者から基準値超を確認
2011.9.13 20:37
厚生労働省などの検査で埼玉県産茶から暫定基準値を超える放射性物質が相次いで検出された問題で、県は13日、自主検査で基準値を超えた所沢市の業者の製茶が県の検査でも基準値を上回ったと発表した。
県によると、所沢市の「増田園」の製茶から基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える1510ベクレルの放射性セシウムが検出された。県は同社に県産茶の出荷自粛を要請し、他の銘柄についても検査を進める。
同社は9日、敬老祝い品として所沢市へ出荷予定だった茶を自主的に検査したところ1436ベクレルが検出され、販売を自粛していた。
引用ここまで
原文は、MSN産経 ニュースサイトの中の
【所沢の茶業者から基準値超を確認】
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110913/stm11091320380009-n1.htm
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の
「やっぱり出し惜しみの汚染マップ 3」
「やっぱり出し惜しみの汚染マップ 2」
「お茶から放射性物質 2」
「お茶から放射性物質」
などの参考記事にさせていただきました。
【放射能漏れ】
所沢の茶業者から基準値超を確認
2011.9.13 20:37
厚生労働省などの検査で埼玉県産茶から暫定基準値を超える放射性物質が相次いで検出された問題で、県は13日、自主検査で基準値を超えた所沢市の業者の製茶が県の検査でも基準値を上回ったと発表した。
県によると、所沢市の「増田園」の製茶から基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える1510ベクレルの放射性セシウムが検出された。県は同社に県産茶の出荷自粛を要請し、他の銘柄についても検査を進める。
同社は9日、敬老祝い品として所沢市へ出荷予定だった茶を自主的に検査したところ1436ベクレルが検出され、販売を自粛していた。
引用ここまで
原文は、MSN産経 ニュースサイトの中の
【所沢の茶業者から基準値超を確認】
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110913/stm11091320380009-n1.htm
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の
「やっぱり出し惜しみの汚染マップ 3」
「やっぱり出し惜しみの汚染マップ 2」
「お茶から放射性物質 2」
「お茶から放射性物質」
などの参考記事にさせていただきました。
2011年9月4日日曜日
製茶から基準値超セシウム 埼玉と千葉産、商品回収へ
引用ここから
製茶から基準値超セシウム 埼玉と千葉産、商品回収へ
市販されている埼玉県産と千葉県産の製茶計4品から国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたことが3日、厚生労働省の調査で分かった。
埼玉県産の茶で基準値超えが確認されたのは初めて。埼玉、千葉両県は同じ時期に製造された商品を回収する方針で、周辺産地の調査も始めた。
厚労省が新たに始めた抜き打ち検査で判明した。埼玉県産は同県内の2業者と東京都内の1業者が製造した3品で、1530~800ベクレルを検出。千葉県産は千葉市内の業者が製造した1品で2720ベクレルを検出した。
引用ここまで
原文は、47NEWSサイトの中の
【製茶から基準値超セシウム 埼玉と千葉産、商品回収へ】
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011090301000353.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質 2」の参考記事にさせていただきました。
製茶から基準値超セシウム 埼玉と千葉産、商品回収へ
市販されている埼玉県産と千葉県産の製茶計4品から国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたことが3日、厚生労働省の調査で分かった。
埼玉県産の茶で基準値超えが確認されたのは初めて。埼玉、千葉両県は同じ時期に製造された商品を回収する方針で、周辺産地の調査も始めた。
厚労省が新たに始めた抜き打ち検査で判明した。埼玉県産は同県内の2業者と東京都内の1業者が製造した3品で、1530~800ベクレルを検出。千葉県産は千葉市内の業者が製造した1品で2720ベクレルを検出した。
2011/09/03 13:43 【共同通信】
引用ここまで
原文は、47NEWSサイトの中の
【製茶から基準値超セシウム 埼玉と千葉産、商品回収へ】
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011090301000353.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質 2」の参考記事にさせていただきました。
県農協茶業センター ブランド維持へ新銘柄 「足柄仕立て」誕生
引用ここから
【神奈川】
県農協茶業センター ブランド維持へ新銘柄 「足柄仕立て」誕生
写真
販売が始まった新銘柄「足柄仕立て」=山北町で
「足柄茶のブランドを守ろう」−。県産茶葉から国の暫定規制値(一キログラム当たり五〇〇ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、足柄茶の大部分を製茶している県農協茶業センター(山北町)は一日、規制値を超えていない秦野市と開成町の茶葉と鹿児島県産茶葉をブレンドした新銘柄「足柄仕立て」の販売を始めた。 (長崎磐雄)
同センターによると、県内の足柄茶産地では一部を除き規制値を超える放射性セシウムが検出され、五月に出荷停止になった。出荷された一番茶が回収されるなど、本年度産の足柄茶は事実上販売されていない。
一方、秦野市の一番茶と二番茶、開成町の二番茶は県の検査で規制値を下回り、この二市町の出荷可能な茶葉は約八トン。これに山間地で足柄茶と栽培環境が似ている鹿児島県の茶葉を取り寄せてブレンドし、計三十三トンを「足柄仕立て」として製品化した。
ブレンド茶は、県内産茶葉が50%未満で「足柄茶」と銘打てないため、「足柄仕立て」と表記した。同センターでは百グラム八百四十円と、二番茶の量が多い徳用(二百グラム)を七百三十五円で販売している。風評被害などでお茶離れが進む中、同センターでは「『足柄仕立て』の販売の行方が、来年の足柄茶の命運を握っているともいえる」と注目している。
足柄茶をめぐっては、八月二十九日、南足柄市産の茶の出荷停止が解除。山北町産も近く出荷停止が解除される見込み。
引用ここまで
原文は、
47NEWS【県農協茶業センター ブランド維持へ新銘柄 「足柄仕立て」誕生】2011/09/02 00:00
http://www.47news.jp/localnews/kanagawa/2011/09/post_20110902084631.html
東京新聞【県農協茶業センター ブランド維持へ新銘柄 「足柄仕立て」誕生】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20110902/CK2011090202000021.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質 2」の参考記事にさせていただきました。
【神奈川】
県農協茶業センター ブランド維持へ新銘柄 「足柄仕立て」誕生
写真
販売が始まった新銘柄「足柄仕立て」=山北町で
「足柄茶のブランドを守ろう」−。県産茶葉から国の暫定規制値(一キログラム当たり五〇〇ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、足柄茶の大部分を製茶している県農協茶業センター(山北町)は一日、規制値を超えていない秦野市と開成町の茶葉と鹿児島県産茶葉をブレンドした新銘柄「足柄仕立て」の販売を始めた。 (長崎磐雄)
同センターによると、県内の足柄茶産地では一部を除き規制値を超える放射性セシウムが検出され、五月に出荷停止になった。出荷された一番茶が回収されるなど、本年度産の足柄茶は事実上販売されていない。
一方、秦野市の一番茶と二番茶、開成町の二番茶は県の検査で規制値を下回り、この二市町の出荷可能な茶葉は約八トン。これに山間地で足柄茶と栽培環境が似ている鹿児島県の茶葉を取り寄せてブレンドし、計三十三トンを「足柄仕立て」として製品化した。
ブレンド茶は、県内産茶葉が50%未満で「足柄茶」と銘打てないため、「足柄仕立て」と表記した。同センターでは百グラム八百四十円と、二番茶の量が多い徳用(二百グラム)を七百三十五円で販売している。風評被害などでお茶離れが進む中、同センターでは「『足柄仕立て』の販売の行方が、来年の足柄茶の命運を握っているともいえる」と注目している。
足柄茶をめぐっては、八月二十九日、南足柄市産の茶の出荷停止が解除。山北町産も近く出荷停止が解除される見込み。
引用ここまで
原文は、
47NEWS【県農協茶業センター ブランド維持へ新銘柄 「足柄仕立て」誕生】2011/09/02 00:00
http://www.47news.jp/localnews/kanagawa/2011/09/post_20110902084631.html
東京新聞【県農協茶業センター ブランド維持へ新銘柄 「足柄仕立て」誕生】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20110902/CK2011090202000021.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質 2」の参考記事にさせていただきました。
2011年8月31日水曜日
南相馬などのユズ出荷停止、南足柄の茶葉は解除
引用ここから
南相馬などのユズ出荷停止、南足柄の茶葉は解除
政府は29日、福島市産と福島県南相馬市産のユズについて、暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出されたことから、出荷停止を同県知事に指示した。ユズの出荷停止は初めて。
厚生労働省によると、24日に採取されたユズで、福島市産では680〜760ベクレル、南相馬市産からは830〜2400ベクレルが検出された。
また、政府は29日、神奈川県南足柄市産の茶葉について、6月2日から続いていた出荷停止措置を解除した。茶葉は現在、茨城県全域と関東4県の一部市町村で出荷が停止されているが、解除は今回が初めて。
(2011年8月29日20時10分 読売新聞)
引用ここまで
原文は、読売新聞ニュースサイトの中の
【南相馬などのユズ出荷停止、南足柄の茶葉は解除】
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110829-OYT1T00951.htm
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の
「お茶から放射性物質 2」
「セシウム牛肉騒動」
などの参考記事にさせていただきました。
南相馬などのユズ出荷停止、南足柄の茶葉は解除
政府は29日、福島市産と福島県南相馬市産のユズについて、暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出されたことから、出荷停止を同県知事に指示した。ユズの出荷停止は初めて。
厚生労働省によると、24日に採取されたユズで、福島市産では680〜760ベクレル、南相馬市産からは830〜2400ベクレルが検出された。
また、政府は29日、神奈川県南足柄市産の茶葉について、6月2日から続いていた出荷停止措置を解除した。茶葉は現在、茨城県全域と関東4県の一部市町村で出荷が停止されているが、解除は今回が初めて。
(2011年8月29日20時10分 読売新聞)
引用ここまで
原文は、読売新聞ニュースサイトの中の
【南相馬などのユズ出荷停止、南足柄の茶葉は解除】
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110829-OYT1T00951.htm
です。
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『ひなげし陽気』の中の
「お茶から放射性物質 2」
「セシウム牛肉騒動」
などの参考記事にさせていただきました。
2011年7月27日水曜日
三番茶がセシウムの基準値超え、出荷制限解除ならず/小田原
引用ここから
三番茶がセシウムの基準値超え、出荷制限解除ならず/小田原
2011年7月27日
県内産の茶葉から放射性物質が検出された問題で県は27日、出荷制限地域に指定されている小田原市の三番茶を検査した結果、3地点の荒茶からいずれも基準値を上回る放射性セシウムが検出されたと発表した。一番茶(荒茶)より濃度は下がったが、出荷制限解除には至らなかった。県などは9~10月に発芽する秋冬番茶までの解除を目指す。
出荷制限の解除は、1市町村当たり3カ所以上の茶園で採取した茶葉のすべてが基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を下回ることが条件。
今回の検査では、一番茶が基準値を超えた茶園の生葉で160ベクレル、荒茶で670ベクレルを検出。ほかの2カ所の荒茶はそれぞれ670、550ベクレルだった。
同市久野の茶農家田中康介さん(59)は「三番茶での出荷制限解除は難しいと予想していた。通常通りの手入れをすれば、来春の一番茶は大丈夫ではないか」と期待を込めた。
引用ここまで
原文は、
47NEWS【セシウム基準値超え 小田原市の三番茶、出荷制限解除ならず】
http://www.47news.jp/news/2011/07/post_20110727201146.html
神奈川新聞【三番茶がセシウムの基準値超え、出荷制限解除ならず/小田原】2011/07/27 20:10
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1107270016/
です。
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『ひなげし陽気』の中の
「お茶から放射性物質 2」
「セシウム牛肉騒動」
の参考記事にさせていただきました。
三番茶がセシウムの基準値超え、出荷制限解除ならず/小田原
2011年7月27日
県内産の茶葉から放射性物質が検出された問題で県は27日、出荷制限地域に指定されている小田原市の三番茶を検査した結果、3地点の荒茶からいずれも基準値を上回る放射性セシウムが検出されたと発表した。一番茶(荒茶)より濃度は下がったが、出荷制限解除には至らなかった。県などは9~10月に発芽する秋冬番茶までの解除を目指す。
出荷制限の解除は、1市町村当たり3カ所以上の茶園で採取した茶葉のすべてが基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を下回ることが条件。
今回の検査では、一番茶が基準値を超えた茶園の生葉で160ベクレル、荒茶で670ベクレルを検出。ほかの2カ所の荒茶はそれぞれ670、550ベクレルだった。
同市久野の茶農家田中康介さん(59)は「三番茶での出荷制限解除は難しいと予想していた。通常通りの手入れをすれば、来春の一番茶は大丈夫ではないか」と期待を込めた。
引用ここまで
原文は、
47NEWS【セシウム基準値超え 小田原市の三番茶、出荷制限解除ならず】
http://www.47news.jp/news/2011/07/post_20110727201146.html
神奈川新聞【三番茶がセシウムの基準値超え、出荷制限解除ならず/小田原】2011/07/27 20:10
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1107270016/
です。
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『ひなげし陽気』の中の
「お茶から放射性物質 2」
「セシウム牛肉騒動」
の参考記事にさせていただきました。
2011年6月4日土曜日
県、荒茶の検査せず
引用ここから
県、荒茶の検査せず
放射性物質 知事「国の基準納得できぬ」
政府が、生茶葉を乾燥させた「荒茶」でも放射性セシウムが暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を超えた場合は出荷制限の対象としたことを受け、県は3日、規制値の科学的根拠が示されない限り荒茶の検査を実施しないことを決めた。
県内では、茶葉を生産する16市町村のうち6市町村で、規制値を上回る放射性セシウムが、一番茶の生茶葉から検出された。残る10市町の茶葉も、検査をしなければ出荷できなくなる。6月下旬からは二番茶の収穫が始まるが、こちらも荒茶の検査を行わなければ、出荷できないため、県は「それまでに国と調整したい」としている。
黒岩知事は3日、「生葉と荒茶を同じ規制値にすることは規制強化に等しく、到底、納得できない。国は早急かつ明確に、合理的な荒茶の基準を示すべきだ」とのコメントを出した。
一方、茶の栽培農家を抱える自治体などで作る県茶業振興協議会は3日、来年に向け、茶畑の管理方法の指導などを県に要望した。荒茶の規制値についても「生産者が納得する根拠と基準を示してほしい。農家の生産意欲の減退が心配だ」と訴えた。
また、県は3日、茶葉の出荷自粛を求められた生産農家に対する無利子融資制度を創設した。生茶葉の検査で規制値を超えた6市町村の被害だけで1億3000万円前後とみられ、県の担当者は「荒茶も対象になると、被害額は相当膨らむ」とみている。
(2011年6月4日 読売新聞)
引用ここまで
原文は、読売新聞ニュースサイトの中の神奈川版
「県、荒茶の検査せず」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20110604-OYT8T00280.htm
です。
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『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質 2」の参考記事にさせていただきました。
県、荒茶の検査せず
放射性物質 知事「国の基準納得できぬ」
政府が、生茶葉を乾燥させた「荒茶」でも放射性セシウムが暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を超えた場合は出荷制限の対象としたことを受け、県は3日、規制値の科学的根拠が示されない限り荒茶の検査を実施しないことを決めた。
県内では、茶葉を生産する16市町村のうち6市町村で、規制値を上回る放射性セシウムが、一番茶の生茶葉から検出された。残る10市町の茶葉も、検査をしなければ出荷できなくなる。6月下旬からは二番茶の収穫が始まるが、こちらも荒茶の検査を行わなければ、出荷できないため、県は「それまでに国と調整したい」としている。
黒岩知事は3日、「生葉と荒茶を同じ規制値にすることは規制強化に等しく、到底、納得できない。国は早急かつ明確に、合理的な荒茶の基準を示すべきだ」とのコメントを出した。
一方、茶の栽培農家を抱える自治体などで作る県茶業振興協議会は3日、来年に向け、茶畑の管理方法の指導などを県に要望した。荒茶の規制値についても「生産者が納得する根拠と基準を示してほしい。農家の生産意欲の減退が心配だ」と訴えた。
また、県は3日、茶葉の出荷自粛を求められた生産農家に対する無利子融資制度を創設した。生茶葉の検査で規制値を超えた6市町村の被害だけで1億3000万円前後とみられ、県の担当者は「荒茶も対象になると、被害額は相当膨らむ」とみている。
(2011年6月4日 読売新聞)
引用ここまで
原文は、読売新聞ニュースサイトの中の神奈川版
「県、荒茶の検査せず」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20110604-OYT8T00280.htm
です。
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『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質 2」の参考記事にさせていただきました。
「消費者に混乱招く」 「荒茶」の出荷制限基準で政府方針決定
引用ここから
「消費者に混乱招く」 「荒茶」の出荷制限基準で政府方針決定
「抽出液(飲用茶)で安全なのに、もし荒茶で問題が出れば混乱するのは消費者」。狭山市の生産者男性は困惑した様子を見せた。生茶葉を蒸して乾燥させた荒茶は放射性物質が濃縮されるため、検査すれば基準を超える可能性があり、同市の販売店主は「その場合に消費者にどう説明するのか」と頭を抱えた。
「あやふやな基準や理由で産地が消滅した場合、一体、誰が責任を取るのか」と怒りをあらわにしたのは木下博入間市長。「一般消費者がほとんど口にしない荒茶で、なぜ生茶葉と同じ規制値を適用するのか、合理性がない」と政府を批判した。
仲川幸成狭山市長も「飲用茶の検査で放射性物質は検出されておらず、安全を強調したい」と話し、当麻よし子所沢市長は「狭山茶の主要産地として大変憂慮している」とコメントした。
これまで「お茶っ葉そのものを食べる人はいない」と主張し、「出荷制限を適用する放射性物質の暫定規制値は、飲用茶の段階にするべきだ」との要望書を厚生労働相に出した上田清司知事。だが、県が荒茶の検査を実施するかについて三日、「他県とも連携しながら検討したい」と慎重なコメントを出した。
県は五月、入間、所沢、狭山の三市で採取した新茶の生葉を調査。放射性物質は暫定規制値を下回り、茶葉から抽出した飲用茶からは検出されなかった。
引用ここまで
原文は、東京新聞ニュースサイトの中の埼玉版
【「消費者に混乱招く」 「荒茶」の出荷制限基準で政府方針決定】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20110604/CK2011060402000051.html
です。
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『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質 2」の参考記事にさせていただきました。
「消費者に混乱招く」 「荒茶」の出荷制限基準で政府方針決定
2011年6月4日
茶葉の放射性物質の検査について、加工段階の「荒茶」と販売前の「製茶」も対象とし、生茶葉と同じ出荷制限の基準を適用するとの政府方針を受け、狭山茶の茶業関係者には戸惑いが広がり、産地の首長からは反発の声が上がった。 (鈴木賀津彦、杉本慶一)「抽出液(飲用茶)で安全なのに、もし荒茶で問題が出れば混乱するのは消費者」。狭山市の生産者男性は困惑した様子を見せた。生茶葉を蒸して乾燥させた荒茶は放射性物質が濃縮されるため、検査すれば基準を超える可能性があり、同市の販売店主は「その場合に消費者にどう説明するのか」と頭を抱えた。
「あやふやな基準や理由で産地が消滅した場合、一体、誰が責任を取るのか」と怒りをあらわにしたのは木下博入間市長。「一般消費者がほとんど口にしない荒茶で、なぜ生茶葉と同じ規制値を適用するのか、合理性がない」と政府を批判した。
仲川幸成狭山市長も「飲用茶の検査で放射性物質は検出されておらず、安全を強調したい」と話し、当麻よし子所沢市長は「狭山茶の主要産地として大変憂慮している」とコメントした。
これまで「お茶っ葉そのものを食べる人はいない」と主張し、「出荷制限を適用する放射性物質の暫定規制値は、飲用茶の段階にするべきだ」との要望書を厚生労働相に出した上田清司知事。だが、県が荒茶の検査を実施するかについて三日、「他県とも連携しながら検討したい」と慎重なコメントを出した。
県は五月、入間、所沢、狭山の三市で採取した新茶の生葉を調査。放射性物質は暫定規制値を下回り、茶葉から抽出した飲用茶からは検出されなかった。
引用ここまで
原文は、東京新聞ニュースサイトの中の埼玉版
【「消費者に混乱招く」 「荒茶」の出荷制限基準で政府方針決定】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20110604/CK2011060402000051.html
です。
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『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質 2」の参考記事にさせていただきました。
関係者に戸惑い広がる 政府の「荒茶」出荷制限基準
引用ここから
関係者に戸惑い広がる 政府の「荒茶」出荷制限基準
茶葉の放射性物質の検査について、加工段階の「荒茶」と販売前の「製茶」も対象とし、生茶葉と同じ出荷制限の基準を適用するとの政府方針を受け、狭山茶の茶業関係者には戸惑いが広がり、産地の首長からは反発の声が上がった。 (鈴木賀津彦、杉本慶一) 「抽出液(飲用茶)で安全なのに、もし荒茶で問題が出れば混乱するのは消費者」。狭山市の生産者男性は困惑した様子を見せた。生茶葉を蒸して乾燥させた荒茶は放射性物… [記事全文]
引用ここまで
原文は、47NEWS(東京新聞)サイトの中の
【関係者に戸惑い広がる 政府の「荒茶」出荷制限基準】
http://www.47news.jp/news/2011/06/post_20110604103041.html
です。
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『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質 2」の参考記事にさせていただきました。
関係者に戸惑い広がる 政府の「荒茶」出荷制限基準
茶葉の放射性物質の検査について、加工段階の「荒茶」と販売前の「製茶」も対象とし、生茶葉と同じ出荷制限の基準を適用するとの政府方針を受け、狭山茶の茶業関係者には戸惑いが広がり、産地の首長からは反発の声が上がった。 (鈴木賀津彦、杉本慶一) 「抽出液(飲用茶)で安全なのに、もし荒茶で問題が出れば混乱するのは消費者」。狭山市の生産者男性は困惑した様子を見せた。生茶葉を蒸して乾燥させた荒茶は放射性物… [記事全文]
2011/06/04 10:22 【東京新聞】
引用ここまで
原文は、47NEWS(東京新聞)サイトの中の
【関係者に戸惑い広がる 政府の「荒茶」出荷制限基準】
http://www.47news.jp/news/2011/06/post_20110604103041.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質 2」の参考記事にさせていただきました。
放射性物質:荒茶や製茶の検査…静岡知事が一転容認
引用ここから
放射性物質:荒茶や製茶の検査…静岡知事が一転容認
乾燥後の荒茶や製茶を放射性物質の検査対象に含める政府方針が統一され、日本一の茶生産地である静岡県の川勝平太知事は3日、これまで拒否してきた荒茶と製茶の放射能検査を実施する方針を明らかにした。これまで国の検査要請を「生茶と飲用茶だけで十分」などと批判してきたが、風評被害を恐れた業界の声を受け、方針転換した。【仲田力行】
◇神奈川「検査せず」
一方、神奈川県は3日「生葉と荒茶を同じ規制値にするのは科学的根拠がない」として、国が科学的根拠を示さない限り荒茶の検査を実施しない方針を明らかにした。
毎日新聞 2011年6月3日 23時26分
引用ここまで
原文は、毎日新聞ニュースサイトの中の
「放射性物質:荒茶や製茶の検査…静岡知事が一転容認」
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110604k0000m040109000c.html
です。
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『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質 2」の参考記事にさせていただきました。
放射性物質:荒茶や製茶の検査…静岡知事が一転容認
乾燥後の荒茶や製茶を放射性物質の検査対象に含める政府方針が統一され、日本一の茶生産地である静岡県の川勝平太知事は3日、これまで拒否してきた荒茶と製茶の放射能検査を実施する方針を明らかにした。これまで国の検査要請を「生茶と飲用茶だけで十分」などと批判してきたが、風評被害を恐れた業界の声を受け、方針転換した。【仲田力行】
◇神奈川「検査せず」
一方、神奈川県は3日「生葉と荒茶を同じ規制値にするのは科学的根拠がない」として、国が科学的根拠を示さない限り荒茶の検査を実施しない方針を明らかにした。
毎日新聞 2011年6月3日 23時26分
引用ここまで
原文は、毎日新聞ニュースサイトの中の
「放射性物質:荒茶や製茶の検査…静岡知事が一転容認」
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110604k0000m040109000c.html
です。
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『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質 2」の参考記事にさせていただきました。
2011年5月18日水曜日
「荒茶の検査やめて」 静岡県が厚労相に要望書、神奈川県も提出
引用ここから
東日本大震災:「荒茶の検査やめて」 静岡県が厚労相に要望書、神奈川県も提出
茨城、神奈川両県産の一部の茶葉から放射性セシウムが検出されたことを受けて厚生労働省が自治体に依頼した「荒茶」の検査に、茶どころの静岡県が反発している。茶葉は暫定規制値を超えていないのに、加工段階だと超える可能性があるためだ。岩瀬洋一郎副知事らは17日同省を訪ね、細川律夫厚労相に荒茶を検査対象にしないよう求める要望書を提出した。
厚労省は16日、生の茶葉に加え乾燥させた「荒茶」も検査し規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超えるものが流通しないよう東北、関東などの14都県に通知した。加工工程でセシウムが5倍程度濃縮するので、安全管理のため検査が必要と判断したという。
要望書は「荒茶は消費者が直接口にするものではない」「生葉と飲用茶で規制値を下回った茶葉が、荒茶で規制値を上回る矛盾が生じる」と指摘。生葉と飲用茶だけで検査するよう求めた。
◇神奈川県も提出
神奈川県も17日、黒岩祐治知事名で厚労相、農相あてに、生葉だけを検査するよう求める要望書を提出した。【佐々木洋、仲田力行、北川仁士】
毎日新聞 2011年5月18日 東京朝刊
引用ここまで
原文は、毎日新聞ニュースサイトの中の
「東日本大震災:「荒茶の検査やめて」 静岡県が厚労相に要望書、神奈川県も提出」
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110518ddm041040116000c.html
です。
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『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質」 「お茶から放射性物質 2」の参考記事にさせていただきました。
東日本大震災:「荒茶の検査やめて」 静岡県が厚労相に要望書、神奈川県も提出
茨城、神奈川両県産の一部の茶葉から放射性セシウムが検出されたことを受けて厚生労働省が自治体に依頼した「荒茶」の検査に、茶どころの静岡県が反発している。茶葉は暫定規制値を超えていないのに、加工段階だと超える可能性があるためだ。岩瀬洋一郎副知事らは17日同省を訪ね、細川律夫厚労相に荒茶を検査対象にしないよう求める要望書を提出した。
厚労省は16日、生の茶葉に加え乾燥させた「荒茶」も検査し規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超えるものが流通しないよう東北、関東などの14都県に通知した。加工工程でセシウムが5倍程度濃縮するので、安全管理のため検査が必要と判断したという。
要望書は「荒茶は消費者が直接口にするものではない」「生葉と飲用茶で規制値を下回った茶葉が、荒茶で規制値を上回る矛盾が生じる」と指摘。生葉と飲用茶だけで検査するよう求めた。
◇神奈川県も提出
神奈川県も17日、黒岩祐治知事名で厚労相、農相あてに、生葉だけを検査するよう求める要望書を提出した。【佐々木洋、仲田力行、北川仁士】
毎日新聞 2011年5月18日 東京朝刊
引用ここまで
原文は、毎日新聞ニュースサイトの中の
「東日本大震災:「荒茶の検査やめて」 静岡県が厚労相に要望書、神奈川県も提出」
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110518ddm041040116000c.html
です。
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『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質」 「お茶から放射性物質 2」の参考記事にさせていただきました。
規制値超す生茶葉、「飲む時安全」譲らぬ農水省
引用ここから
規制値超す生茶葉、「飲む時安全」譲らぬ農水省
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、約300キロ離れた神奈川県産の生茶葉から、暫定規制値を超える放射性セシウムが相次いで検出された問題を巡り、厚生労働省と農林水産省が対立している。
出荷制限したい厚労省に対し、「飲む段階では安全」と譲らない農水省。農家からは「先行きが見えず、早くはっきりさせてほしい」といった声が出ている。
規制値は、茶葉で野菜と同じ1キロ・グラム当たり500ベクレル、茶飲料で水と同じ200ベクレル。茶飲料で200ベクレルを超えたケースはないが、神奈川県の6市町村では9〜12日採取の生茶葉で500ベクレルを超えた。乾燥させた荒茶では濃度が5倍になるとされ、南足柄市産の荒茶は3000ベクレルだった。
現在、いずれも出荷が自粛されており流通していないが、法的に出荷を制限するかどうかは、政府の原子力災害対策本部(本部長・菅首相)の判断次第だ。
(2011年5月18日10時59分 読売新聞)
引用ここまで
原文は、読売新聞ニュースサイトの中の
「規制値超す生茶葉、「飲む時安全」譲らぬ農水省」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110517-OYT1T00033.htm
です。
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『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質」 「お茶から放射性物質 2」の参考記事にさせていただきました。
規制値超す生茶葉、「飲む時安全」譲らぬ農水省

出荷制限したい厚労省に対し、「飲む段階では安全」と譲らない農水省。農家からは「先行きが見えず、早くはっきりさせてほしい」といった声が出ている。
規制値は、茶葉で野菜と同じ1キロ・グラム当たり500ベクレル、茶飲料で水と同じ200ベクレル。茶飲料で200ベクレルを超えたケースはないが、神奈川県の6市町村では9〜12日採取の生茶葉で500ベクレルを超えた。乾燥させた荒茶では濃度が5倍になるとされ、南足柄市産の荒茶は3000ベクレルだった。
現在、いずれも出荷が自粛されており流通していないが、法的に出荷を制限するかどうかは、政府の原子力災害対策本部(本部長・菅首相)の判断次第だ。
(2011年5月18日10時59分 読売新聞)
引用ここまで
原文は、読売新聞ニュースサイトの中の
「規制値超す生茶葉、「飲む時安全」譲らぬ農水省」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110517-OYT1T00033.htm
です。
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『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質」 「お茶から放射性物質 2」の参考記事にさせていただきました。
2011年5月17日火曜日
放射性物質:乾燥茶葉の検査を 厚労省が14都県へ通知
引用ここから
放射性物質:乾燥茶葉の検査を 厚労省が14都県へ通知
厚生労働省は16日、生の茶葉から食品衛生法の暫定規制値を超える放射性物質が検出されたことを受け、蒸して乾燥した後の「荒茶」も検査するよう、東北、関東地方などの14都県へ通知した。
荒茶は葉の水分が蒸発して重量が約5分の1になるため、放射性物質の検出値が生茶葉より高くなりやすい。同省は荒茶についても、放射性セシウムの規制値(1キロ当たり500ベクレル)などを超えたら流通させないよう指示した。
同時に、アユやワカサギなど淡水魚とシラス、タケノコ、山菜の検査も強化するよう自治体に求めた。
【関連記事】
* 福島第1原発:茶葉から放射性物質 「なぜ神奈川で…」
* 放射性物質:ワカサギとアユ基準超セシウム 淡水魚で初
* 放射性物質:都内向け浄水場の土から
* 放射性物質:茨城の牧草から基準超セシウム 3市町で
* 福島第1原発:上空放射線量、通常の数倍も 福島大調査
毎日新聞 2011年5月17日 0時39分(最終更新 5月17日 1時01分)
引用ここまで
原文は、毎日新聞ニュースサイトの中の
「放射性物質:乾燥茶葉の検査を 厚労省が14都県へ通知」
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/radioactive/news/20110517k0000m040166000c.html
です。
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『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質」 「お茶から放射性物質 2」の参考記事にさせていただきました。
放射性物質:乾燥茶葉の検査を 厚労省が14都県へ通知
厚生労働省は16日、生の茶葉から食品衛生法の暫定規制値を超える放射性物質が検出されたことを受け、蒸して乾燥した後の「荒茶」も検査するよう、東北、関東地方などの14都県へ通知した。
荒茶は葉の水分が蒸発して重量が約5分の1になるため、放射性物質の検出値が生茶葉より高くなりやすい。同省は荒茶についても、放射性セシウムの規制値(1キロ当たり500ベクレル)などを超えたら流通させないよう指示した。
同時に、アユやワカサギなど淡水魚とシラス、タケノコ、山菜の検査も強化するよう自治体に求めた。
【関連記事】
* 福島第1原発:茶葉から放射性物質 「なぜ神奈川で…」
* 放射性物質:ワカサギとアユ基準超セシウム 淡水魚で初
* 放射性物質:都内向け浄水場の土から
* 放射性物質:茨城の牧草から基準超セシウム 3市町で
* 福島第1原発:上空放射線量、通常の数倍も 福島大調査
毎日新聞 2011年5月17日 0時39分(最終更新 5月17日 1時01分)
引用ここまで
原文は、毎日新聞ニュースサイトの中の
「放射性物質:乾燥茶葉の検査を 厚労省が14都県へ通知」
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/radioactive/news/20110517k0000m040166000c.html
です。
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2011年4月8日金曜日
なぜ「国の暫定基準」運用か
引用ここから
<災害対策・第21報>福島第一原子力発電所事故に関する見解
ただし、以下の見解は「緊急対策本部」の暫定的な対処方針ですので、今後連合理事会での討議・決定をもって生活クラブ連合会としての方針をより明確に確定して、あらためて組織内外に明らかにします。
また、今後の状況の推移によっては基本的な方針をあらためて策定することや、放射能に関する生活クラブの自主基準について、組織内外の議論ふまえつつ、中期的な対応策を策定する準備を始めます。
1.福島第一原発事故に伴う暫定的運用方針
1. 福島第一原発事故による放射能汚染が、東日本(東北・北関東)に広がる中で、生活クラブの自主基準(37ベクレル)<注1>を徹底することは、生活クラブが取り組む食品のすべてを検査したうえで組合員に供給することを意味します。しかし、検査機関の不足、検査結果が分かるまでの時間の問題などがあり、その徹底は今回の事態のなかでは物理的に不可能です<注2>。
2. もし自主基準の運用を徹底するならば、自主基準値以下にあるとみなされる産地や生産者のものをピックアップして取り組む、それ以外は取り組まない、極端に言えば輸入品の取り組みも検討する、ということになります。しかし、これは生活クラブが40数年にわたって積み上げ大切にしてきた生産者との提携関係の放棄を意味します。東北・北関東には、生活クラブが「主要品目」と位置づけてきた提携生産者が多数存在しています。生活クラブの共同購入は、これらの地域との関係なしには成立しなかったわけで、この提携関係の維持・強化は生活クラブにとっても重要な課題です。しかも、この地域の大震災による被害からの復旧・復興が喫緊の課題であるいま、提携関係の維持・強化は決定的に重要な課題になります。
3. 生活クラブでは、2007年に意志ある団体と連携して「『六ヶ所再処理工場』に反対し放射能汚染を阻止する全国ネットワーク」(略称「阻止ネット」)<注3>を結成し、青森県六ケ所村の核燃料再処理施設から放出される放射能問題に対処するため、検査結果の公開とそれに基づく取組み基準を「37ベクレル」とした経緯があります。しかしその際も、その運用にあたっては、「風評被害」による再処理工場周辺の生産者への影響を十二分に配慮し、生産者とともに行動することを確認しています。しかし、すでに述べたように、自主基準「37ベクレル」の運用は不可能な事態にあります。そのようななかでも、生産者との連携・連帯は維持されるべきものと考えます。<注4>
4. 以上の諸点をふまえ、今回の福島第一原発事故に関する対応では、自主基準は運用せず、「国の暫定基準」に基づく運用方針の採用をやむを得ない対応策とします。とはいえ、国の暫定基準値以下であるからよいとする態度ではなく、刻々と変化する事態と情報が錯綜する中にあって、その都度リスク回避のための努力に留意します。そのためにも、私たちができうる範囲での自主検査と、それに基づく運用(情報公開)を今回の事態における暫定的運用の基本とします。
<脚注>
○ <注1>生活クラブ自主基準値(37ベクレル)制定の経過
チェルノブイリ原発事故(1986年)のとき、生活クラブは自主基準値37ベクレル/kg(国の基準値の10分の1)を超えた「パスタ類」と「わたらい茶」の供給を止めました。パスタ類は輸入品だったので、国産パスタの生産者と提携をしていくことになりました。わたらい茶の供給停止は、組合員も生産者も議論に議論を重ねた上での決断でした。全くの被害者である生産者の痛みを組合員がしっかりと受け止めて、翌年度のわたらい茶の共同購入を盛り上げていきました。
当時の対応は、事故原発(旧ソ連ウクライナ)が8000㎞と離れていたために、原料産地や対象品目を限定することのできる、通常の暮らしのなかでの放射性防護を念頭においたものでした。今回は私たちは原発事故現場の「圏内」ともいえる範囲に暮らしており、当然対応の前提が異なります。
○ <注2>検査の限界性(消費材・一般商品共通)
放射能検査は流通する食品から任意のサンプル(検体)を対象に実施するものです。そのため検査から分かることは、検体が所属していた母集団の一般的傾向を「推察」する参考情報のひとつにすぎません。すべての食品個体を検査することは物理的に不可能です。
放射能検査にはほかにも以下のようなさまざまな限界があります。そのことを踏まえて数値結果を受け止めるようにしてください。
〇「サンプル検査」の結果数値の意味: 検査した検体の結果を知ることはできますが、同じ消費材(商品)が同じ数値である保証はありません。
〇検査機関の限界: 一般的な理化学検査機関のすべてが放射能検査を行えるわけではありません。公的検査機関((財)日本食品分析センター等)には現在検査依頼が殺到しており、結果が出るまでに時間を要しています。また生活クラブが主に依頼する「放射能汚染食品測定室」で測定できる核種は「セシウム -137、-134」と「ヨウ素-131」のみです。
〇検査費用の限界: 1検体あたりの検査費用は「(財)日本食品分析センター」で2万5千円、「放射能汚染食品測定室」で7,000円です。検査頻度・品目数を増やせば検査費用も増えますので、民間事業体である生活クラブが際限なく検査数を増やすことはできません。
〇検査時間の限界: 検体提出後結果が出るまで通常要する時間は「(財)日本食品分析センター」で8営業日、「放射能汚染食品測定室」は1営業日です。消費期限の短い生鮮食品は検査結果が分かったときには消費が終了している可能性があります。
○ <注3>「『六ヶ所再処理工場』に反対し放射能汚染を阻止する全国ネットワーク」(阻止ネット)
1) 目的と運動方針(2007年7月「キックオフ宣言」より)
「六ヶ所再処理工場」の本格稼動に反対し、その中止を求め、
〇放射能汚染による風評被害や実被害を発生させないように行動する決意を表明します。
〇自主的に放射能汚染を監視し、自然環境や第一次産業を守り育てることを宣言します。
〇私たちは、生産者と連携し、産地と消費者をつなげ続けていくことを宣言します。
〇「六ヶ所再処理工場」による空と海の放射能汚染に反対し、豊かな自然環境と生命と食べ物を守る運動の大きなうねりを、ともに創ることを呼びかけます。
2) これまでの活動
賛同団体・個人を募り632団体・個人(10年8月時点)に。「六ヶ所再処理工場の本格稼動に反対し、その中止を求める」署名活動。岩手県内6漁協の「豊かな自然を放射能で汚さないでください」という署名も一緒に取組み。内閣総理大臣ほか宛の「メッセージカード」の頒布。集会等開催、東京・青森で毎年開催。車両用マグネットシートを作成し頒布。六ヶ所再処理工場近辺の放射能を自主測定、結果を呼びかけ団体提携生産者・阻止ネット賛同団体に報告した(2009年、2010年)。
3) 呼びかけ団体
生活協同組合あいコープみやぎ、グリーンコープ共同体、生活クラブ事業連合生活協同組合連合会、大地を守る会、特定非営利活動法人日本消費者連盟、パルシステム生活協同組合連合会
http://www.soshinet.org/
○ <注4>「生活クラブは生産者偏重ではないか?」
放射能基準値の独自基準の適用を一次停止し「国の暫定基準値」を採用することについて、「風評被害への懸念は分かるが生産者利益に偏りすぎではないか?」いう意見もあります。
そもそも生活クラブ自主基準は、世の中の同種の環境基準の考え方とは大きく異なる面があります。つまり、自主基準を達成する生産者だけを選別し、達成できない生産者を排除することによって作られたものではないということです。生活クラブ組合員と生産者のねばり強いつながりのなかで、生産者がひとつずつ達成していくことで、相互に達成レベルを確認しながら基準自体も少しずつレベルアップさせてきました。生活クラブの現在は組合員だけのものでも、生産者だけのものでもなく、両者のつながりによって時間をかけて育まれてきたものです。
提携生産者との信頼関係を維持できれば、放射能食品汚染についても、再び一から自主基準を作り上げていくことができます。他方これまでの東日本の提携生産者と決別し、時間の蓄積を省略して「より安全な食物」を提供してくれる「取引先」を他に求めるという選択もあるでしょう。しかし「輸入」を含めて食料確保自体が不安定になるであろう今後の国外・国内情勢のなかで、信頼関係という替えがたい財産を維持する選択のほうが、長期的に見て消費者である組合員の「利益」にもかなう道であると考えます。
引用ここまで
原文は、生活クラブ サイトの中の
【 <災害対策・第21報>福島第一原子力発電所事故に関する見解
1.福島第一原発事故に伴う暫定的運用方針
(1)なぜ「国の暫定基準」運用か 】
http://www.seikatsuclub.coop/coop/news/20110407_a.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質 2」の参考記事にさせていただきました。
<災害対策・第21報>福島第一原子力発電所事故に関する見解
2011/04/07
生活クラブ連合会緊急対策本部
福島第一原発事故は、状況が改善されないまま、ついに水産物の放射能検出にまで及んでいます。こうした事態をふまえ、生活クラブ連合会の緊急対策本部では、3月23日の連合理事会ですでに決定した今回の問題に関わる対応方針を明確化、ないし補強する必要があると判断しました。生活クラブ連合会緊急対策本部
ただし、以下の見解は「緊急対策本部」の暫定的な対処方針ですので、今後連合理事会での討議・決定をもって生活クラブ連合会としての方針をより明確に確定して、あらためて組織内外に明らかにします。
また、今後の状況の推移によっては基本的な方針をあらためて策定することや、放射能に関する生活クラブの自主基準について、組織内外の議論ふまえつつ、中期的な対応策を策定する準備を始めます。
1.福島第一原発事故に伴う暫定的運用方針
(1)なぜ「国の暫定基準」運用か |
1. 福島第一原発事故による放射能汚染が、東日本(東北・北関東)に広がる中で、生活クラブの自主基準(37ベクレル)<注1>を徹底することは、生活クラブが取り組む食品のすべてを検査したうえで組合員に供給することを意味します。しかし、検査機関の不足、検査結果が分かるまでの時間の問題などがあり、その徹底は今回の事態のなかでは物理的に不可能です<注2>。
2. もし自主基準の運用を徹底するならば、自主基準値以下にあるとみなされる産地や生産者のものをピックアップして取り組む、それ以外は取り組まない、極端に言えば輸入品の取り組みも検討する、ということになります。しかし、これは生活クラブが40数年にわたって積み上げ大切にしてきた生産者との提携関係の放棄を意味します。東北・北関東には、生活クラブが「主要品目」と位置づけてきた提携生産者が多数存在しています。生活クラブの共同購入は、これらの地域との関係なしには成立しなかったわけで、この提携関係の維持・強化は生活クラブにとっても重要な課題です。しかも、この地域の大震災による被害からの復旧・復興が喫緊の課題であるいま、提携関係の維持・強化は決定的に重要な課題になります。
3. 生活クラブでは、2007年に意志ある団体と連携して「『六ヶ所再処理工場』に反対し放射能汚染を阻止する全国ネットワーク」(略称「阻止ネット」)<注3>を結成し、青森県六ケ所村の核燃料再処理施設から放出される放射能問題に対処するため、検査結果の公開とそれに基づく取組み基準を「37ベクレル」とした経緯があります。しかしその際も、その運用にあたっては、「風評被害」による再処理工場周辺の生産者への影響を十二分に配慮し、生産者とともに行動することを確認しています。しかし、すでに述べたように、自主基準「37ベクレル」の運用は不可能な事態にあります。そのようななかでも、生産者との連携・連帯は維持されるべきものと考えます。<注4>
4. 以上の諸点をふまえ、今回の福島第一原発事故に関する対応では、自主基準は運用せず、「国の暫定基準」に基づく運用方針の採用をやむを得ない対応策とします。とはいえ、国の暫定基準値以下であるからよいとする態度ではなく、刻々と変化する事態と情報が錯綜する中にあって、その都度リスク回避のための努力に留意します。そのためにも、私たちができうる範囲での自主検査と、それに基づく運用(情報公開)を今回の事態における暫定的運用の基本とします。
<脚注>
○ <注1>生活クラブ自主基準値(37ベクレル)制定の経過
チェルノブイリ原発事故(1986年)のとき、生活クラブは自主基準値37ベクレル/kg(国の基準値の10分の1)を超えた「パスタ類」と「わたらい茶」の供給を止めました。パスタ類は輸入品だったので、国産パスタの生産者と提携をしていくことになりました。わたらい茶の供給停止は、組合員も生産者も議論に議論を重ねた上での決断でした。全くの被害者である生産者の痛みを組合員がしっかりと受け止めて、翌年度のわたらい茶の共同購入を盛り上げていきました。
当時の対応は、事故原発(旧ソ連ウクライナ)が8000㎞と離れていたために、原料産地や対象品目を限定することのできる、通常の暮らしのなかでの放射性防護を念頭においたものでした。今回は私たちは原発事故現場の「圏内」ともいえる範囲に暮らしており、当然対応の前提が異なります。
○ <注2>検査の限界性(消費材・一般商品共通)
放射能検査は流通する食品から任意のサンプル(検体)を対象に実施するものです。そのため検査から分かることは、検体が所属していた母集団の一般的傾向を「推察」する参考情報のひとつにすぎません。すべての食品個体を検査することは物理的に不可能です。
放射能検査にはほかにも以下のようなさまざまな限界があります。そのことを踏まえて数値結果を受け止めるようにしてください。
〇「サンプル検査」の結果数値の意味: 検査した検体の結果を知ることはできますが、同じ消費材(商品)が同じ数値である保証はありません。
〇検査機関の限界: 一般的な理化学検査機関のすべてが放射能検査を行えるわけではありません。公的検査機関((財)日本食品分析センター等)には現在検査依頼が殺到しており、結果が出るまでに時間を要しています。また生活クラブが主に依頼する「放射能汚染食品測定室」で測定できる核種は「セシウム -137、-134」と「ヨウ素-131」のみです。
〇検査費用の限界: 1検体あたりの検査費用は「(財)日本食品分析センター」で2万5千円、「放射能汚染食品測定室」で7,000円です。検査頻度・品目数を増やせば検査費用も増えますので、民間事業体である生活クラブが際限なく検査数を増やすことはできません。
〇検査時間の限界: 検体提出後結果が出るまで通常要する時間は「(財)日本食品分析センター」で8営業日、「放射能汚染食品測定室」は1営業日です。消費期限の短い生鮮食品は検査結果が分かったときには消費が終了している可能性があります。
○ <注3>「『六ヶ所再処理工場』に反対し放射能汚染を阻止する全国ネットワーク」(阻止ネット)
1) 目的と運動方針(2007年7月「キックオフ宣言」より)
「六ヶ所再処理工場」の本格稼動に反対し、その中止を求め、
〇放射能汚染による風評被害や実被害を発生させないように行動する決意を表明します。
〇自主的に放射能汚染を監視し、自然環境や第一次産業を守り育てることを宣言します。
〇私たちは、生産者と連携し、産地と消費者をつなげ続けていくことを宣言します。
〇「六ヶ所再処理工場」による空と海の放射能汚染に反対し、豊かな自然環境と生命と食べ物を守る運動の大きなうねりを、ともに創ることを呼びかけます。
2) これまでの活動
賛同団体・個人を募り632団体・個人(10年8月時点)に。「六ヶ所再処理工場の本格稼動に反対し、その中止を求める」署名活動。岩手県内6漁協の「豊かな自然を放射能で汚さないでください」という署名も一緒に取組み。内閣総理大臣ほか宛の「メッセージカード」の頒布。集会等開催、東京・青森で毎年開催。車両用マグネットシートを作成し頒布。六ヶ所再処理工場近辺の放射能を自主測定、結果を呼びかけ団体提携生産者・阻止ネット賛同団体に報告した(2009年、2010年)。
3) 呼びかけ団体
生活協同組合あいコープみやぎ、グリーンコープ共同体、生活クラブ事業連合生活協同組合連合会、大地を守る会、特定非営利活動法人日本消費者連盟、パルシステム生活協同組合連合会
http://www.soshinet.org/
○ <注4>「生活クラブは生産者偏重ではないか?」
放射能基準値の独自基準の適用を一次停止し「国の暫定基準値」を採用することについて、「風評被害への懸念は分かるが生産者利益に偏りすぎではないか?」いう意見もあります。
そもそも生活クラブ自主基準は、世の中の同種の環境基準の考え方とは大きく異なる面があります。つまり、自主基準を達成する生産者だけを選別し、達成できない生産者を排除することによって作られたものではないということです。生活クラブ組合員と生産者のねばり強いつながりのなかで、生産者がひとつずつ達成していくことで、相互に達成レベルを確認しながら基準自体も少しずつレベルアップさせてきました。生活クラブの現在は組合員だけのものでも、生産者だけのものでもなく、両者のつながりによって時間をかけて育まれてきたものです。
提携生産者との信頼関係を維持できれば、放射能食品汚染についても、再び一から自主基準を作り上げていくことができます。他方これまでの東日本の提携生産者と決別し、時間の蓄積を省略して「より安全な食物」を提供してくれる「取引先」を他に求めるという選択もあるでしょう。しかし「輸入」を含めて食料確保自体が不安定になるであろう今後の国外・国内情勢のなかで、信頼関係という替えがたい財産を維持する選択のほうが、長期的に見て消費者である組合員の「利益」にもかなう道であると考えます。
引用ここまで
原文は、生活クラブ サイトの中の
【 <災害対策・第21報>福島第一原子力発電所事故に関する見解
1.福島第一原発事故に伴う暫定的運用方針
(1)なぜ「国の暫定基準」運用か 】
http://www.seikatsuclub.coop/coop/news/20110407_a.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質 2」の参考記事にさせていただきました。
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