2011年10月18日火曜日

野田首相視察:「除染しきれっかな」…詰め寄る仮設住民

引用ここから


野田首相視察:「除染しきれっかな」…詰め寄る仮設住民

写真
仮設住宅の説明を受けた後、住民からの質問に答える野田佳彦首相(右)。手前左から2人目は、佐藤伸子さん=福島県大玉村で2011年10月18日午後1時32分(代表撮影)


 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から7カ月余の18日に福島県内を視察した野田佳彦首相に対し、同県大玉村の仮設住宅に避難している高齢女性が「(故郷に)帰れないんでしょ」と詰め寄った。原発事故で全住民避難を余儀なくされた富岡町の無職、佐藤伸子さん(75)。「原発さえなければ稲を刈ってわら干ししてるころ。そんな暮らしが子々孫々続いたはず」。今まで「当たり前」だった生活を突然失った戸惑いが、首相への問いかけにつながった。

 佐藤さんの自宅は原発から約8キロ南。米作りの傍らタバコを育てたり牛を飼い、息子夫婦と孫に囲まれ穏やかに暮らしてきた。震災翌日に避難指示が出た際は息子夫婦を先に逃がし、自分は牛の世話のためにとどまった。だが、防護服を着た男性に促され町を出た。大玉村の仮設住宅は6カ所目の避難先だ。

 畑仕事もできない無為の日々。風呂では足も伸ばせない。仮設住宅暮らしへの不満は尽きないが、それより生まれ育った土地へ戻れるのか。野田首相を前に思わず言葉が口をついた。「除染しきれっかな。本当にもう、不安でしょうがない」「10キロ圏内には帰れないんでしょ」。首相は「いや、それはまだ確定しておりません」と応じるほかなかった。

 帰宅を望む一方、「コメ作ってもベコ(牛)飼っても、誰も買ってくれねえ」。今は補償さえまとまれば、戻れなくても仕方がないと思い始めている。先の見えない暮らしに、帰郷への思いは揺らぐ。【川崎桂吾】

毎日新聞 2011年10月18日 20時42分(最終更新 10月18日 21時41分)

* 野田首相:福島市の除染作業を視察
* 野田首相:「ぶら下がり取材」拒否…伝わらぬ肉声
* 中曽根元首相:「低姿勢なら長期政権」…野田首相に助言
* 野田内閣:6閣僚ら資金パーティー 「自粛」骨抜きに
* 世論調査:復興増税「反対」58% 野田内閣支持50%



引用ここまで

原文は、毎日新聞 ニュースサイトの中の
【野田首相視察:「除染しきれっかな」…詰め寄る仮設住民】
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111019k0000m040085000c.html
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の「東電の進退
の参考記事にさせていただきました。