2011年11月18日金曜日

「アンダー・コントロール」ザッテル監督

引用ここから


「アンダー・コントロール」ザッテル監督

独の原発 3年かけ追う

写真
ザッテル監督


 ドキュメンタリー「アンダー・コントロール」が渋谷・シアター・イメージフォーラムで公開されている。

 原子力発電所の全廃を決めたドイツで、フォルカー・ザッテル監督=写真=はさまざまな原発関連施設を3年かけて取材。原子炉建屋内部や操作室、運用が止まった施設、そして、原子力にかかわる人々の日常を映像でとらえた。

 「原子力技術の世界はとても複雑でとてもわかりにくい。言葉での説明を避けて、映像そのものに語らせる作品にしようと思いました」とザッテル監督。

 ただ、撮影は容易ではなかった。被曝(ひばく)の危険性がある場所では、完全防護服を着込み、機材も完全にカバー。原子炉を上から俯瞰(ふかん)する映像を撮った時は「さすがに怖かった」。

 ただ、そうして撮った映像は、SF映画のように端正で魅惑的。「危険である一方、構造物として美しい。その矛盾が非常に興味深く感じられたのです」

 もう一つ、描き出したかったのは、「原子力が生まれたころのユートピア的イメージの変容」だ。「私は、いつも巨大な原発の建物を聖堂と比較して考えていた。原発内部には宗教施設同様、技術を信奉する人々の世界があるように思えたのです。彼らは、技術によるコントロールでユートピアに向かって努力してきたが、現実はそれを追い越してしまったのではないのでしょうか」

 この映画が議論のたたき台になることを願っているという。

(2011年11月18日 読売新聞)


引用ここまで

原文は、読売新聞 映画ニュース サイトの中の
【「アンダー・コントロール」ザッテル監督】
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/cinema/cnews/20111118-OYT8T00680.htm
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の---」の参考記事にさせていただきました。