東日本大震災:福島製橋桁に住民懸念 「放射能汚染が不安」--大阪・河内長野
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橋脚が完成したものの工事が中断している現場=大阪府河内長野市天見で2011年10月6日午前10時32分、後藤由耶撮影
大阪府が発注した同府河内長野市の架橋工事で、福島県内で造られた橋桁を設置する計画に対し、地元住民が「放射能汚染が不安」と訴えていることが分かった。府は工事を中断し、放射線量を測定するなど安全性を確認する。問題がなければ工事を再開する方針だが、土木資材の放射線量は明確な安全基準がないため、国に基準作りの要請を検討する。
府富田林土木事務所によると、現場は河内長野市と和歌山県を結ぶ国道371号バイパスの一部。橋桁は長さ55メートル、幅8メートルの鋼製で、福島県郡山市の業者が製造と設置工事を約1億2500万円で受注した。郡山市内の工場で今年2月に完成し、工場敷地内の屋外で保管している。
架橋工事現場では7月、別の業者が受注した橋脚を設置。9月に橋桁を搬入して来年2月に完成する予定だった。しかし、7月末に土木事務所が開いた地元説明会で、住民が橋桁の放射能汚染の問題を指摘し、「現場に持ってくる際には安全性が分かるようにしてほしい」と要請。その後も「汚染に懸念を持っている」などの意見が寄せられた。
民間検査機関が橋桁の放射線量を測定したところ、年間0・7ミリシーベルトで、国際放射線防護委員会が平時の一般住民の限度としている年間1ミリシーベルトを下回った。
府は7月末から工事を中断。現場の放射線量を測定し、専門家の意見を聞いた上で年内にも判断する方針。担当者は「国の基準がなく、安全性を示せるものがない。国に基準を作るよう申し入れたい」と話している。
橋下徹知事は6日、記者団に「理由のない風評被害にならないように、データを明らかにしたい」と述べた。【三上健太郎、堀文彦】
毎日新聞 2011年10月6日 大阪夕刊
引用ここまで
原文は、毎日新聞 ニュースサイトの中の
【東日本大震災:福島製橋桁に住民懸念 「放射能汚染が不安」--大阪・河内長野】
http://mainichi.jp/kansai/news/20111006ddf041040025000c.html
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