2012年6月8日金曜日

カラスの巣で停電続発「撤去してもすぐ営巣」

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カラスの巣で停電続発「撤去してもすぐ営巣」

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4月21日の停電の原因となったカラスの巣(九電鹿児島支社提供)

 電柱に作られたカラスの巣が引き起こす停電に、九州電力鹿児島支社が頭を痛めている。県内では今年すでに9件の停電が発生。巣の撤去のためのパトロールも強化しているが、すべての電柱を確認するのは難しく、同支社は「電柱にカラスの巣を見つけたら、最寄りの九電営業所に連絡を」と呼びかけている。

 4月21日夕、鹿児島市樋之口町。住宅や商店など256戸が約1時間にわたって停電し、近くの交差点の信号機も動かなくなって警察官が誘導するなど混乱した。原因は、電柱に作られたカラスの巣と電線の接触だった。

 同支社が巣を撤去したが、わずか4日後の同25日にも同じ電柱に作られた巣が原因で、再び167戸が約30分間停電した。

 近くの病院の女性事務職員(22)は「停電で機材が使えず、待っていた患者さんに帰ってもらった。入院患者もおり、停電は困る」と話す。

 カラスは見晴らしが良く、外敵に襲われにくい電柱上部などに営巣する。容易に手に入り、丈夫な針金や金属製のハンガーなどを材料に使うことが多く、電線に接触すると停電を引き起こす。

 同支社によると、カラスの巣が原因の停電は過去5年間、巣作りが盛んになる2〜5月の子育てシーズンを中心に県内で毎年5〜8件発生しており、九電管内全体では39〜62件に上る。

 同支社では、停電を防ぐために毎年3月にパトロールの専従班を結成。2010年度は約1800個、11年度は約1350個の巣を撤去した。

 しかし、支社が管理する電柱は約49万本に上り、対策が追いつかないのが実情だ。巣を撤去しても同じ場所に再び作ることもあり、いたちごっこが続いている。

 カラスの生態に詳しい慶応大の樋口広芳特任教授(保全生物学)は「カラスは学習能力が高く、巣を撤去しても周辺に新たな巣を作る。対症療法ではなく、個体数を増やさない根本的な対策が必要だ」と指摘している。

(2012年5月27日  読売新聞)


引用ここまで

原文は、読売新聞 ニュースサイトの中の
【カラスの巣で停電続発「撤去してもすぐ営巣」】
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/20120528-OYS1T00365.htm
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の「停電の怖さ
の参考記事にさせていただきました。