2011年5月18日水曜日

新茶、断腸の廃棄 生産者ら、賠償請求の構え

引用ここから


2011年5月17日(火)
新茶、断腸の廃棄 生産者ら、賠償請求の構え

「本年産の出荷は全く無くなる」「一番茶の収穫を迎えた時期なのに」-。大子町と境町の生茶葉から暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された。両町で生産される奥久慈茶とさしま茶は、古内茶と並ぶ本県三大銘茶。生産者らからは廃棄せざるを得ない、新茶へのやるせない思いも漏れる。生産者らは自治体と協議し、東京電力に損害賠償を請求する構えだ。

大子町内の茶の生産や茶工場、販売などの関係者で構成する奥久慈茶業組合の斎藤秀一組合長は「県の検査があり、組合員らにお願いして急きょ全工場の出荷を停止していた。検査結果が出たため、本年産の奥久慈茶の出荷は全く無くなる」と語った。その上で「安全で何ら問題のない昨年産まで誤解されるのが心配」と風評被害を懸念し、今後は損害賠償請求が課題になるとの見方を示した。

益子英明町長は「調査結果は厳粛に受け止めている。お茶の生産は町の重要な産業で町全体の問題。関係者の生活を守ることや町の活性化を図る点からも県を通じて十分な協議を進めたい。町の観光などへの風評被害も懸念される」と話した。

さしま茶のブランドで知られる県西地区の生産者にも衝撃が走った。関係者によると、産地の境町、坂東市、古河市、常総市、八千代町では5月初旬、それぞれの場所で放射性物質検査を自主的に実施。検査結果は暫定基準値を下回ったため、生産者は連休明けから一番茶の収穫を始めていた。

だが神奈川県の足柄茶で基準値超の放射性セシウムが検出され一変。再度の検査で境町が出荷自粛という事態に追い込まれた。

境町の生産者で、さしま茶協会の長野元明会長は「まさに断腸の思いだが、新茶は廃棄するしかない。町とも相談しながら賠償請求についても検討したい」と語った。

また、近隣の坂東市の生産者は「静岡など別の産地から新茶を仕入れるか、昨年作ったお茶を販売するしかない」と減収は避けられないとの見通しを示す。古河市の生産者も「今後は各市町村ごとに調査することになると思うが、基準値を超えた場合の回収を考えると、今は販売できない」と肩を落とした。


引用ここまで

原文は、茨城新聞ニュースサイトの中の
「新茶、断腸の廃棄 生産者ら、賠償請求の構え」
http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=13055594162215
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。

ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質」の参考記事にさせていただきました。