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茶葉セシウム、提出検査方式を1日で撤回…埼玉
埼玉県産ブランド銘茶「狭山茶」から国の暫定規制値(1キロ・グラムあたり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出された問題で、県は15日、県が実施する全銘柄のサンプル調査について、当初、茶商と農家から検体の茶葉の提出を受けるとしていた方法を撤回し、県職員が茶商に出向いて検体を任意に選び出す方法に変更することを決めた。
業界に都合のいい“お手盛り検査”になり、検査の公正さが担保できない恐れがあると、県農林部の対応に庁内外から批判が集中。徹底検査の方針を14日に発表してから、1日で軌道修正することとなった。
上田知事は15日、県庁で記者会見し、狭山茶の検査をめぐる県の混乱について「消費者には大変心配をかけた。農林部の知見として、古い葉についた放射性物質が新芽に出てくるという判断の上での検査だったが、若芽の製品を見過ごすという大きなミスを犯した。どんなに反省しても取り戻すことはできない」と陳謝した。
県内の252茶商が取り扱う製品のうち、セシウムがたまりやすいとされる若芽・早摘みの製茶は50〜100銘柄、それ以外は約2500銘柄あるとみられている。
県は6月に県産茶の「安全宣言」を出したが、東京、神奈川、千葉、静岡の茶から暫定規制値を超える放射性セシウムが相次いで検出。一部の消費者から疑念が出ていた。
信用回復を目指して徹底検査を打ち出しながら抜け穴が指摘され、上田知事は15日、急きょ検査手法の見直しを指示した。複数の県職員による班が全252茶商を訪ね、店頭や在庫にある銘柄ごとにサンプル製品を任意で抜き取るようにする。早ければ来週にも検査を開始する予定だ。
県農林部の農産物検査は、事前に農家側に検査実施を連絡し、数日を置いてから提供された物を検査する手法が一般的だった。しかし、上田知事にはこうした対応方針が十分伝わっていなかったという。
県内の茶商や農家は、生産から販売まで一貫して行う「自園・自製・自販」の形態を取る小規模の家族経営が多く、経営基盤が比較的弱いところが目立つ。このため、県は、運転資金やつなぎ資金をあっせんするための「緊急相談窓口」を設置した。このほか、茶商や農家が一時的に負担する検査費用について、県が一定の財政支援を行うことも検討している。
(2011年9月16日09時54分 読売新聞)
引用ここまで
原文は、読売新聞ニュースサイトの中の
【茶葉セシウム、提出検査方式を1日で撤回…埼玉】
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110915-OYT1T01215.htm
です。
アクセスが急増したり万一記事削除されて読めなくなったときのため、ここにコピペ保存しています。
『ひなげし陽気』の中の「お茶から放射性物質 2」の参考記事にさせていただきました。